FF6
ドマ城で流れる和を意識した曲。
時代劇や歌舞伎を髣髴とさせる笛の音色や太鼓の響きが特徴。
侍であるカイエンをよく表現した作品。
合間に入った鈴の音が一切の雑念を払うかと思えば、
パートが変わった次の瞬間には、太鼓を伴いじわじわクレッシェンドしていく。
哀しみと憎しみ、呑みこもうとしてできない背反した感情がシンプルに出ている。
カイエンが祖国と妻子が滅びた過去のことを背負っていながらも、
ケフカ打倒の熱い魂が伝わる曲である。
個人的な意見ですが…
GBA版のミュージックプレイヤーでは名前が「Cyan's Theme」になっている。
エンディングで流れるメドレー曲では一番手を務めている。
FF6(ピクセルリマスター版)
尺八が力強く演奏されるアレンジとなっている。さらに、ところどころに尺八の新規パートが加わった。
FF14
ドマ、カイエンという両方の名前繋がり故か使用されている。
- 曲名は「カイエンのテーマ~紅蓮」。
原曲重視のためか、ほとんどアレンジされていない。
ツクヨミ戦中盤の曲「狂える月夜」がこの曲のアレンジになっている。ドマ出身つながりだからという所だろう。
同じくツクヨミ戦後半の「月下彼岸花」にはこの曲の一部フレーズに厳めしい男声コーラスをつけたパートが含まれる。
DFF
DFFのエンディングでも流れる。
DFFのエンディングではI~Xのエンディング曲の一節が流れるのだが、
VIパートでは『蘇る緑』の最初の部分(=カイエンのテーマ)が流れる。
参戦キャラが6からはティナであった以上当然これは賛否両論。