GearHeadでは特定の条件を満たすことでNPCやモンスターなどを仲間(Lancemate)にすることができる。
仲間
仲間にできるものは大きく分けて以下の2種類があり、可能な操作や成長の仕方が異なる。
- NPCや自己認識能力を持つロボットなどのキャラクター
- モンスターや自己認識能力を持たないロボットなどのペット
キャラクター
NPCはイベントで仲間にできる。ロボットについてはロボット工学を参照。
会話ダイアログに[仲間に誘う]の表示が出ていれば仲間にできる。
ただし、この状態になっていても拒否されて仲間にできない場合がある。
Guardianなどの派閥に所属するNPCの、怪我などによる個人的な代理依頼を何度も受けていると、
依頼達成後「あなたは、NPC にはもう背中を預けられると感じた。」
または「あなたは NPC があなたに惹かれていると感じた。」と表示され
PCが派閥に未所属でも該当のNPCを仲間に誘えるようになることがある。この方法なら固定NPC以外も仲間になる。
メッセージ | 説明 |
あなたの仲間になるよりも大事な用がある。 | 友好度が足りていない。 |
一緒に行ってもいいが、仲間が多過ぎやしないか? | 仲間の人数制限を越えている。 |
あなたの仲間になりたいが、今は忙しいので、また今度。 | 該当のNPCが別のイベントに割り当てられている。 |
キャラクターの行動
- メックに乗せることができる。
- 戦闘は基本指示に従ってオートで行う。基本指示は[t]キーで話し掛けることでどの距離で戦うかを指定する。
- プレイヤーキャラクターが悪辣や無法な行動を取り続けていると仲間から警告を受けることがある。
素行の改善が見られない場合、離反されて再度仲間にはできなくなる。 - 仲間の性格が悪辣だった場合はプレイヤーを裏切って襲い掛かってくることがある。
キャラクターの成長
- プレイヤーキャラクターと同様にスキルやステータスの成長が行える。
- タレントの習得はできない。
- サイバーウェアのインストールはできない。
援軍
仲間にすることができ、かつ自身のメックを持っているNPC(例えばVikki)はメック戦の際に援軍として来てくれることがある。
その際にパーティに編入することもできる。
Guardiansなどの派閥に所属している場合、メック戦の際に同じ派閥のメック持ちNPCが援軍として来てくれる事がある。
この際に同じNPCに3回以上援軍としてもらう事ができれば、そのNPCを仲間にする事ができるようになる。
この方法なら固定NPC以外も仲間になる。稀になんらかのタレントを持っている事もある。
仲間にしていない状態で援軍に来たキャラクターはプレイヤーキャラクターのスキルに依存して戦闘スキルが成長する。
ただし成長するのは各武器スキルと回避スキルのみで、電子戦スキルや急所狙いスキルなどは対象外。
自前のメックが割り当てられてること(プレイヤーが割り当てたものではダメ)が条件なので、妹や自作ロボなどにこの手は使えない。
援軍による成長は味方だけではなく敵側で参戦するキャラクターにも適用される。
やけに強い敵NPCが出てくるのはこの仕様のせい。
ペット
一部のモンスターは飼い馴らしスキルで手懐けることができる。
種類によって飼い馴らしやすさは異なり、人間型の敵やロボットなどはこのスキルで味方にすることはできない。
また、動物園にいるペンギンなどの中立モンスターにも効果はない。
ペットの行動
- メックに乗せることができない。
- 会話ができないので戦闘の基本指示は行えない。
- ペットは離反したり裏切ったりすることはない。
ペットの成長
- 一定の経験値を得てから訓練することでランダムなスキルを上昇させることができる。
- 任意のスキルやステータスを成長させることはできない。
- 一部のモンスターは経験を積むことで変異できる。
ペットの変異
例として、ハンター合成体[幼生]をペットにして経験値を5000 XP以上稼いでから訓練を行うと変異させることができる。
変異先はランダムだがセーブ&ロードを繰り返せば選ぶことも可能。
幼生の時に持っていたスキルとそのレベルは引き継がれる。
これを利用して武術スキル持ちの殺人鬼や白兵戦スキル持ちの破壊者といった、通常では存在しないモンスターを作ることができる。
変異した時に所持していた装備や道具はその場に捨てられる。
仲間のAIとスキル
- 範囲攻撃や延焼効果のある武器などを装備させている場合は要注意。
知らない間に味方を巻き込んだり、依頼を遂行不可にしてしまったりすることがある。 - 武器の持ち替えは行わない。
- 手に持っていない武器でも、Thrown属性がついていれば投擲してくれる。
- AIの問題で、投擲武器よりDCの低い射撃武器を装備しないと投擲を行ってくれない。
例えばデスウィングを投擲させたい時はショック・ピストル等を装備させるとよい。
- AIの問題で、投擲武器よりDCの低い射撃武器を装備しないと投擲を行ってくれない。
- 手榴弾や手裏剣など投擲専用アイテムはデフォルトでは投擲しない。
- Cheat_NPC_UseGrenadeをTRUEにする事で使用するようになる。
- 回復系スキルは対応する道具を持たせておけば自動で使用してくれる。
- 話術スキルを所持している場合は町の人と会話して得られた情報を伝えてくれる。
- 調査スキルやコード破りスキルなど、一部のスキルは仲間の内で最も高いスキルレベルが判定の基準となる。
これに他の仲間が持つスキルレベルの何割かがボーナスとして加算される。
仲間の人数
- 仲間に入れられる人数には制限があり、ペットに比べてキャラクターは制限が厳しい。
- 仲間を増やしたい場合はリーダーシップと魅力を鍛え、有名になろう。
- リーダーシップが低いにも関わらず仲間が多いと依頼などで貰える経験値が減少する。
- PCの リーダシップ + 魅力 + 有名度 / 10 の合計 8 ポイントごとに最大仲間人数が1人追加。
ペットの場合は半分で計算され 4 ポイントごとに1体追加可能。 - 経験値減少は 仲間の数が (PCのリーダシップ + 1) の半分より多いと発生する。
※減少判定ではキャラクターもペットも同じく1体として仲間の数をカウントする。
- PCの リーダシップ + 魅力 + 有名度 / 10 の合計 8 ポイントごとに最大仲間人数が1人追加。
仲間イベント
必ず仲間にできるNPC
以下のいずれかの町にランダムで配置されている。
- Gyori村
- Ipshil村
- Hwang-Sa寺院
- Wujung市
- Namok宇宙港
- Ironwind砦
- Markheim砦
- Pirate's Point
職探し中の傭兵
一定以上の友好度があればお金を払うことで雇える。
魅力が高ければ無料で雇うことも出来る。
- 備考
- ひととおりの戦闘関連スキルを押さえてあり、中でも対人戦での火器の扱いに秀でる。
新しいスキルを覚えるのは苦手なようだが総合的にはまずまず。
衛生兵
ハイキングコースで道に迷っているので、話しかけて街へ連れて帰れば加入可能になる。
ただしその時に金をせびると仲間にはなってくれないので注意。
- 備考
- 戦闘ではさほど使えないが、頑丈な上に医療や応急処置を高いレベルで習得している。
そのため長旅での回復役としてとても便利。
医療や応急処置の道具は忘れずに持たせておこう。
火星の王女
ワールドマップを歩いていると暗殺者に襲われている人物を見かけることがある。
「助ける」を選ぶとメック戦になり、戦闘終了まで王女と共に生存していればOK。
あとは彼女が去っていった街へ行き、改めて話しかければ加入可能に。
どちらの方向か分からなかった場合は電話帳に"Princess"を登録して各町をローラー作戦。
襲われているのを見過ごしたり、戦闘に負けた場合には仲間に出来ない。
- 備考
- メック戦闘関連のスキルが高く、他に急所狙いや電子戦といった地味に凶悪なスキル構成が特徴。
電子対抗システムを搭載したメックで支援火力として使うといいかも。
OMEGA-1004
調査スキルがある程度あると、上にあるいずれかの街の地面に隠された落とし戸を見つけることがある。
そのダンジョンを進むと壊れたロボットが見つかるだろう。
修理スキルか科学スキルがあれば修理することができ、町に戻った後加入可能になる。
ちなみに調査スキルは5もあれば、周囲1マスに隠された落とし戸をほぼ確実に見つける事が出来る。
早期に仲間にしたければしらみつぶしに探そう。
- 備考
- 習得スキルは少なくレベルも概ね低いが、知識と体格に秀でているため育成の自由度が高い。
例外的に高い重量挙げスキルによる重装備も相まって、白兵戦では最強クラスのポテンシャルを秘める。
当然呼吸もしないので毒ガスの中でも元気に動き回れる。
メック乗りファンの学生
冒険の話を聞かせてほしいという旨の話をしてくるので、素直に聞かせてあげればそのうち加入可能になる。
- 備考
- 最初から5000ポイントのフリーEXPを持ち、加えて知識が高めなうえに博学のタレントまで持っているため、育成の自由度が非常に高い。
搭乗メックが貧弱なのが悩みどころ。
Bear Basterd
ワールドマップを歩いていると稀にクマの耳を頭部に取り付けたメック集団が現れる。
打ち負かすとどこかの街に現れるので話しかければ仲間に出来る。
- 備考
- 体格に優れるほかカンフーとボディビルダーのタレントと、高いパフォーマンスと威圧スキルを持つ。
武術スキルは平凡なので殴らせたいならきちんと鍛えてあげよう。
条件付きで仲間にできるNPC
Vikki
Hogye村にいる。Hogye村のアリーナでチャンピオンになると加入可能。
- 備考
- どうしてこのスキルで勝てないのか、というくらい優秀。
一方で知識が低めになりがちなのでメック以外のことは苦手かも。
Guardian・盗賊
ゲーム開始後、初めてSnake Lake繁華街に入るときに発生する武器密輸団のイベントで仲間にできる。
選択次第でGuardian隊員か盗賊のどちらかが加入可能になる。
- 備考
- 同職業の他の人たちに比べて能力的にはちょっと落ちるようだ。
Guardian隊員もピースメーカーを持っててくれれば…。
教授
Namok市でTokto村に行ったまま行方不明になっている助手を探している。
その依頼を受けてLadon体内で見つかる助手の手紙を見せれば加入可能になる。
- 備考
- 貧弱な上に戦闘関連まるでダメ。
しかし科学関連のスキルが高いため、パーティーにいるとそうした分野の成功判定が有利になる。
レジスタンスのリーダー
Kist村でBone Devil gangを倒そうとしているので協力する。
- 備考
- 生身版Vikkiとでも言うべき強力な戦士。
知識が低いなど戦闘以外が苦手な点も共通する。
KING RAT
害獣問題が発生している街で楽器を弾きまくる。君のサウンドに惚れてくれるかもしれない。
パフォーマンススキルが無くても仲間にできる。
メインストーリー中で仲間にできるNPC
ランダム性が高いため、必ず仲間にできるとは限らない。
@の妹
両親爆死~妹がいる生い立ちになればOK。
ゲーム開始後しばらくすると妹からメールが届く。
彼女がいる町に行き、学費を渡せば加入可能になる。
- 備考
- 弱いけどまあ、妹だし。
クローン戦士のオリジナル
死にかけた状態でHogye村の近くで発見された生い立ちになればOK。
彼をクローン工場から助け出すことが出来れば、町で加入可能になる。
自宅爆破の生い立ちでも仲間になるのを確認。
Hogye育ちの孤児でも同じイベントが発生するも、こちらは救出しても襲いかかってきた。要調査。
- 備考
- ステータスは並の範疇で速度と反応に寄った程度だが、一通りの戦闘関連スキルを最高レベルで所持。
Vikki + レジスタンスリーダーと言った具合のまさに最強戦士。戦闘以外はお察し下さい。
Aegis Overlordと敵対する賞金稼ぎ
生い立ちがAegis Overlordからの脱走者であればOK。
彼と戦いになった際に倒さずに逃げる(プレイヤーの勝利で戦闘終了にならないことが条件)。
その後AOLの拠点を破壊するイベントを達成すると誤解に気付いて仲間になってくれる。
- 備考
- 全体的に能力が高く、一通りの戦闘関連スキルに加えて威圧とサバイバルのスキルを持つ。
祖先の土地に住む遠縁の親戚
主人公の一族について調査しているという人物が現れれば仲間になる可能性がある。
調査の妨害を話し合いで解決しようと試みること。
性格が英雄的かつ外向的であることが成功の条件。
話し合いが成功すれば仲間になってくれる。
- 備考
- 戦闘スキルを一通り揃えてはいるものの、Vikkiらのような一級と比べると物足りない。
またステータスも見劣りする。つなぎとしては優秀。
両親の遺産を盗んだ盗賊
両親が死んでいる生い立ちで、両親の遺言が盗まれるイベントが発生すれば仲間になる可能性がある。
遺言を取り返した後、「いつかは君と一緒に行こうかな。」と言われたら成功。
どの返答でも仲間になる可能性はあるが、それぞれ判定される性格が異なる。
- 備考
- 有名な盗賊というだけあって、高い戦闘能力とコード破りなどのスキルを持つ。
農場経営者
農場を荒らされているという人物が現れれば仲間になる。
依頼を成功させれば仲間にできる。
- 備考
- 妹と変わらないぐらいに弱い。
命の危険を教えてくれる傭兵
町をふらふらしていると近づいて来て「あなたは(グループ名)に狙われている……」と教えてくれる傭兵。
「1日後に(町の名前)で会おう」と言われるのでその町に行くと、その企業に所属するメック乗りに待ち伏せされるので撃破しよう。
その後、傭兵を問い詰める際に友好度が高めの状態であれば、以後メック戦で援軍として来てくれるようになる。
つまり援軍に来たときに仲間に出来るようになる。その場では仲間に出来ないので要注意。
傭兵を問い詰めた後、別れる際に仲間に誘うの選択肢が出現する。
しかし、会話終了後に一度姿を消すのでその場で仲間に出来たとしても次の瞬間には消えてしまう。
- 備考
- ステータスやスキルはVikkiより少し低い程度で、戦闘系のみというのは共通。
だが、たまに戦闘系タレントを所持している事が有る。
隠れ撃ちや歩行バランス等を持っていれば他の仲間とは違う運用を行う事が出来る。
中学校時代の友人
街で暗殺者を撃退したあと、暗殺者とのやりとりを目撃していたGuardian隊員と話す。
その後、暗殺者の雇い主と話したときに中学校時代に三角関係だったことが判明すると登場。
ストーリーを進め、中学校時代の友人(暗殺者の雇い主ではない)から想いを打ち明けられ、且つその想いを受け入れると仲間にできる。
幼い頃から親はなく両親を知らない生い立ちで確認。
拉致された教授
Guardian隊員から教授が拉致されたという話を聞き、誘拐した組織の兵士の尋問に成功するとどの町の傍で囚われているかが判明する。
その後、該当する街に行きGuardian隊員から依頼を受けて敵メック部隊を殲滅するとその街に追加され、仲間にできるようになる。
Aegis Overlordからの脱走者で確認
未検証
- 自分の居る/元居た組織と因縁のある賞金稼ぎ
- 両親の殺害を捜査している捜査官