永江衣玖・夢

キャラ紹介文

概要

• ｷｬｰｲｸｻｰﾝ!と夢1話でいきなり空気を読んで登場した竜宮の使い。
• ユニットはスーパー系寄り。壁役としては同じコスト2.5サイズLの慧音や一輪に装甲や防御のステータス、
  バリアの有無でやや劣るものの、「羽衣は水の如く」を活かすためか運動性は勝っている。
• やや丸っこいユニット性能に反し固有スキルの性能が妙に尖っており、
  具体的には技能との組み合わせにより反則的なダメージ軽減を可能とする「羽衣は水の如く」、
  隣接しなくても援護に入れるというシステム的にかなりぶっ飛んだ「危険察知」などを持つ。
• 武装面では大きな穴はない他、低燃費かつバリア貫通の龍魚の一撃が対黒羊で有効活用できる。
• 援護攻撃、連携攻撃を初期所持し、「危険察知」による幅広い援護能力を持つ。
  またスーパー系なので援護防御適性もあるなど援護要員として優秀。
  「加速」による位置取り、自身の地形適応オールAに加え「順応」により相方にも場所を選ばせない等、
  色んな所に手が届く空気の読めるキャラクター性能となっている。
  • 手が届く故に全武器MP消費制からくるMP枯渇や援護防御で酷使しすぎての被撃墜には注意しよう。
• 惜しいのは火力アップに繋がる精神が順応と直撃の二つであること。
  支援武器が射撃、それ以外が格闘なので信念などで火力を底上げしたいところである。
  • スーパー系にも関わらず身を守るものが閃き（＆順応）しかない。装備や技能による肉付けが重要なユニットと言える。
• 余談だが本作の衣玖さんは空気を読んでいるようでいて、
  実はその場のノリと勢いに任せてマイペースかつ適当（両方の意味で）に振る舞っているだけ、というキャラクター造形になっている。
  • 端的に言えば共感能力が欠如している。『夢』ではここから徐々に成長していく様子が奥深く描かれているので注目して頂きたい。

キャラクター性能

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニット性能

※初期値は上昇値からの予測値です。

固有スキル

危険察知L2

• 援護攻撃も防御も隣接の必要がない、という点で相当ヤバイ性能。対象を選ばないという意味で村紗の「自動操縦」の上位互換といえる。
  なお援護防御は初期所持ではない為、このスキルを使うなら習得しておきたい。
• 隣接しなくても援護ができるが、援護を受ける側と衣玖の位置が同じでなければ援護ができないのは
  従来の援護攻撃・防御と変わらないので、地上空中水中の位置調整だけは忘れないように。
• 衣玖さん自身は「ガード」を初期所持しているがバリアなどの特殊な防御能力は持たないため、それなりに頑丈とはいえ過信は禁物。
  • キスメを後衛につけ、「フルメタルバケット」で鉄壁をかけてもらうことで非常に安定感が高まる。
  • 運用参考例にあるように、神綺様のディバインウォールで守ってもらうのも良い。
• 治療・補給キャラや、ミスティア・ルナサと言った特殊能力で活躍する弱めのキャラをまとめて保護出来るのは非常に大きい。
  • これらのキャラは戦闘を行わない者が多く、ペアを組むメリット（相方もPPが獲得出来る）が少ないため、
    衣玖がまとめて守りシングルで運用すれば大量のコストを浮かせる事が出来る。
  • この場合、1ターン中に何度も援護防御が起きる可能性が高いので、援護防御のレベルは高めにしておきたい。「蓬莱の弾の枝」は大変有用。
• 敵AIの直撃の使用可否に入らないという特性を持つ。
  • 高難易度だと攻撃が援護防御される状況だと敵は直撃を使うことがあるが、危険察知はその対象にならない。
  • わざと援護防御をしない体制を整えてから衣玖さんに援護防御をさせるようにすると安定するだろう。

自家発電

• 必要パワー100、つまり最初から使える最強武器の射程を7に延ばせる。
• 悪くはないのだが、他二つのスキルを押しのけてまで使うかと言うと…
• 光龍の吐息は援護攻撃で何度も使う武器なのだが、危険察知とこれは当然両立できないので…
• 衣玖さんに霊力節約をつけることで「光龍の吐息」の消費MPを32まで落とせるのもこのスキルの微妙さに拍車をかけている。
  （霊力節約をつければもちろん他の武器の消費MPも落ちる）
• 今作は敵の弾幕効果に凶悪なものが多いので、
  弾幕外から遠距離戦を仕掛けるという戦法も視野に入り、その場合には日の目を見るかもしれない。

羽衣は水の如く

• 効果中はありとあらゆる攻撃をグレイズ判定として受ける。
• その真価はグレイズダメージを4分の1にできる「かすりL2」と組み合わせる事で発揮され、
  その状態なら文字通りあらゆるダメージを4分の1以下に抑えられるという反則的なダメージ軽減となる。
  • 一応弱点を挙げると、グレイズなのでバリアは発動しなくなることと、防御では発動しない=援護防御でも発動しない、という2点になる。
  • ちなみにグレイズは「回避」扱いなので、「P回収(回避)」の対象になる。
• なお、素のまま（かすりとの併用なし）の性能は、「回避する可能性がある限り、受けるダメージを本来の期待値から0-49.9％軽減する効果」と読み換えられる。
  • 被ダメージ期待値軽減率は 1 - グレイズダメージ/{命中率*ダメージ + 回避率*(0 or グレイズダメージ)} なので、ダメージをD 、命中率をp とすると
    高速時の被ダメージ期待値軽減率 ＝ 1 - p*D/{p*D + (1-p)*0} ＝ 0 （軽減しない）
    低速時の被ダメージ期待値軽減率 ＝ 1 - p*D/{p*D + (1-p)*p*D} ＝ 1 - 1/(2-p)
    • 例：低速時、命中率p=50％の1000ダメージの攻撃の場合、本来の被ダメージ期待値は750ダメージだが、500ダメージで済むので軽減率は33％。
  • 低速時の命中率が88％以下の時ガードL1よりも期待値を軽減でき、さらに命中率が75％以下に抑えられるならガードL2をも上回る。
    • ただし、高速時は常にガードの方が有利。
    • なにより、そもそもスーパー系で『集中』を覚えない衣玖さんにとって命中率を抑えることはかなり困難である。
• 平たく言ってしまえば、強力な「鉄壁」を2回だけ無償で使える、というスキル。
  ただし援護防御では発動しない為、前衛で何度も狙われてこそ効果がある。
  • 条件が揃えば非常に強力な効果である事は確かだが、
    よっぽど大量の敵に一度に狙われない限りは「元々硬いキャラが鉄壁を使う」事でもほぼ同じ事が出来てしまう事は留意しておくべきだろう。
  • 衣玖さん自身の火力や継戦力はそこそこといった所なので、
    雑魚無双を視野に入れるなら耐久に気を回さなくて良い分を武器やMPの強化、射程延長などに気を回す事になる。
    結果的にボス戦では後衛の援護アタッカーとして輝くようになる為、スーパー系とリアル系の合いの子のようなユニットになる。
• かすりL1～2の習得が事実上必須である為、他の型との潰しがやや利き辛いのも難点。
  • もっとも衣玖さんは鉄壁を持たないので、反撃無双などは考えず援護防御を主体とするような型でも
    「2ターンの間強力なダメージ軽減を付けて前衛に立てる」というだけでも技能枠一つを使うだけの価値はある。
  • 他者への攻防両面の援護に特化し自分自身の身は相方とのシナジーで守るのが「危険察知型」なら、
    相方の壁になるという仕事を自分自身で完結させるのが「羽衣型」という感じか。
    
    
• 余談だが、体験版時はこの効果が常時発動するという、まさに反則というべき超性能スキルと化していた。
  製品版になり弱体化は必至と思われていたが、実際は見ての通り効果は据え置きで回数制限ありという形になった。

龍神の一撃

• 多くのキャラが持つ最強技を強化するタイプの固有スキル。やはり「自家発電」と同じく残り2つのスキルに比べて汎用性では劣るか。
• もちろん使えないことはなく、自分で使ったり、
  援護したいキャラを隣接させたりして龍魚ドリルを連発することで衣玖さんが一番火力を出せる固有スキルはこれになる。
• ただし霊力管理には要注意。

運用参考例

危険察知型

• 危険察知からの援護防御で味方を守っていくスタイル。守るんじゃない守ってしまうのが衣玖さん。
• 大妖精やリリーホワイト、豪運金策で前衛に出てヘイトを稼いでいるてゐ等を守るのが主な役割になる。
  援護防御し過ぎて衣玖さんが撃墜されないようにHPを強化しておくと安心。
• 援護防御だけではなく援護攻撃も参加しやすいので使いやすいが、その分ガス欠が早い。
  そのため、取得スキルの候補に霊力節約が挙がってくる。
  • 小型反応炉や太陽の花など、MP自動回復装備を衣玖さんに回せるのなら回してあげてもいい。
• スキル取得の優先順位は「援護防御L2」「P回収（撃破）」が高めでそれ以外は各自のプレイスタイルに合わせて取得していこう。
  • 両援護の活用機会が多いため、P回収(命中)やP回収(被弾)も有効活用できる。黒羊が気になるようならこれらの採用も有力である。
• 両援護が存分に活用できるので蓬莱の弾の枝と非常に相性がいい。
  最初は防御性能を高める技能を取って、その後PPが溜まってきたら援護を自前で習得するというのもありだろう。
  • 頻繁に被弾することになるため、伊吹瓢によるHP自動回復や耐久力強化系の装備も相性がいい。
• 僚機は神綺様との相性が抜群。どうしても衣玖さんの被弾数が増える(むしろそれが仕事だし)ので、
  神綺様のディバインウォールによる軽減バリアの追加が活きる。
  神綺様が後衛からガッチリ守ってくれるので、援護防御のしすぎで削られた衣玖さん自身がターゲットになっても安心。
  神綺様にとっても加速持ちの衣玖さんが僚機なら、ヒット＆アウェイを活かした柔軟な進軍が可能になるため、お互いにシナジーが高い。
  • キスメのフルメタルバケットで鉄壁をかけて貰うのも非常に相性が良い。
    衣玖さんが狙われた時には後衛から鉄壁キスメがガッチリ守ってくれるのも神綺様と同じ。
    神綺様と比べるとコストが安上がりなのと加入直後から使えるのが利点だが、
    当然鉄壁はディバインウォールと違い常時発動ではないので、要所で使い忘れることのないように注意。
  • たたら踏みを付けた小傘も悪くない。被ダメージ-10%と少し控えめではあるが防御を補給しつつ、火力を上げることができる。
    援護攻撃にも特化させたいなら小傘と組もう。同じ効果のスキルを持つ夢子でもいいが、コストがかさむため、少しもったいないだろう。
    • キスメや小傘と組ませる場合、前衛型神綺様に「祈りのカーテン」をつけて同行させれば、
      危険察知衣玖さんにとっては両方のいいとこ取りになってさらに安定感が増す。
      前衛型神綺様は「さでずむ！？」小傘とも相性が良いので、
      「危険察知衣玖さん＆フルメタルバケットキスメ」のペアと「さでずむ！？小傘＆祈りのカーテン神綺様」のペアを部隊の中心に配置すれば、
      部隊全体の安定感も飛躍的に向上する。

羽衣は水の如く型

• 超強力なスキル「羽衣は水の如く」で二ターン限りの無双をする型。
• まず初めに回避率を一切上げないか可能な限り上げるかで育成方針が二つに分かれる。上げない方が点もPPも安く済むためおすすめ。
  上げる場合は育成にかなり力を掛ける必要があるため覚悟が必要。そもそも消費資源から言って周回プレイあるいは嫁運用前提といえる。
• 強化は主にMPと武器。可能ならHPを上げておくと安心できる。
  回避型はHPの代わりに運動性の強化を。もちろん両方強化できるならするにこしたことはない（気合避けを覚えるならなおさら）。
• 必修技能はかすりL2。推奨技能はP回収（回避）。援護攻撃を活かすなら霊力節約や距離補正無視も優先度が高い。
  回避型の方針であれば見切りと気合避けが必要になってくる。この場合技能枠が足りないので連携攻撃等を捨てなければならない。
• スキルを活かすためには集中攻撃されなければならず、集中攻撃されるならばMPと射程は十全でなければならない。
  そのため装備はMPを回復できる物や射程を延ばす物が適当。
  命中・回避・与ダメージを稼げる地形適応強化装備等も良い。
• 僚機は鉄壁でさらにダメージを軽減できるキスメ、射程+1してくれる椛が無難かつ強力。
  回避を重視するならはたてや天子、コストはかさむが水地形に強くなる諏訪子とのペアが考えられる。
• 「かく乱」を使えるキャラがいるとどちらの型でもとても相性が良い。
  回避型であればミスティアかリリカがいると後押ししてくれるため便利。
  ただしステータス強化の上限に引っ掛かるため羽衣は水の如くと同時に使えるのはどちらか一つだけである。
  • 諏訪子を僚機にした場合は神奈子を起用して守矢一家運用を目指すと無駄が無いかもしれない。

その他

• 技能追加：援護防御
  最初からそれなりの硬さがあるため危険察知型でなくともまずはつけておきたい。

コメント

• 危機察知L２本当に便利だなー。運動性以外強化することになるから、ついでに運動性もフル改造して地形適応　空Sとか選ぶといい？ -- 2017-10-09 (月) 02:24:31