竹駒神社
住所: 宮城県岩沼市稲荷町1-1
主祭神:倉稲魂神
社格:県社、別表神社
主な祭礼:3月21日(例祭)
↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
竹駒神社は古くから日本三稲荷の一社に数えられる極めて霊験あらたかな神社とたたえられ、
衣・食・住の守護神であられる倉稲魂神・保食神・稚産霊神の三柱の神をお祀り申し上げております。
竹駒神社は古くから日本三稲荷の一社に数えられる極めて霊験あらたかな神社とたたえられ、
衣・食・住の守護神であられる倉稲魂神・保食神・稚産霊神の三柱の神をお祀り申し上げております。
御創建は人皇五十四代仁明天皇の承和九年、(西暦八四二)で、
小倉百人一首にも名を連ねる参議小野篁卿が陸奥守として御着任の際、
東北開拓・産業開発の大神として御創建され古くは平泉藤原三代、
降っては仙台藩主伊達家歴代の尊崇頻る篤く、特に大衆を慈しまれる神として崇められております。
↑楼門(随身門)↑
↑向唐門↑
↑社殿↑
↑二木の松↑
(以下、余談)
岩沼駅から歩くこと15分、藤原実方や橘季通・西行・能因など多くの歌人に詠まれた「二木の松」の横を通り、
更に進むと赤い大きな鳥居が見えてきます。日本三稲荷のひとつだそうです。
岩沼駅から歩くこと15分、藤原実方や橘季通・西行・能因など多くの歌人に詠まれた「二木の松」の横を通り、
更に進むと赤い大きな鳥居が見えてきます。日本三稲荷のひとつだそうです。
現在の社殿は近年に再建されたものですが、以前は5代藩主・伊達吉村によって造営されたものでした。
火災により焼失したことが悔やまれます。
随身門や唐門は江戸後期の作です。
前後に唐破風がある門を向唐門といいますが、その中では宮城県下最大の遺構とされています。
境内には「桜より松は二木を三月越」と刻まれた松尾芭蕉句碑を始め、
他にも、土居晩翠歌碑「竹駒の神のみやしろ もうできてほころびひそめし初桜みる」や
梧逸句碑「あきざくら径に溢れて豊の秋」とありました。
二木の松と共に、昔から歌人に詠まれた神社のようです。
年末年始は鹽竈神社と東北1・2位を争うほどの参拝者を集める神社らしいですが、
この日はゆったりとした時間が流れていました。