太宰府天満宮

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:23:07
 

太宰府天満宮
だざいふてんまんぐう
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(参拝日:平成24年9月14日)
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住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1mapionlogo.gif
主祭神:菅原道真公
社格:官幣中社
主な祭礼:1月7日(鷽替え・鬼すべ)
関連:三天神(太宰府天満宮 防府天満宮? 北野天満宮?)*webサイトより
webサイト:太宰府天満宮

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↑拝殿↑
(由緒:パンフレットより)
太宰府天満宮は、菅原道真公(菅公)の御墓所の上に社殿を造営して、
その神霊を奉祀する神社で、学問の神、誠心の神として世の崇敬を集めている。

延喜三年(九〇三)二月二五日、菅公は太宰府の南館(榎寺)において清らかな御生涯を終えられた。

その後、御遺骸を牛車に乗せて進んだところ、間もなくその牛が伏して動かなくなった。
これは、菅公の御心によるものであろうとその聖地に御遺骸を葬った。

京より追従した、門弟味酒安行は延喜五年ここに墓所と神殿を創建、
次いで左大臣藤原仲平は勅を奉じて大宰府に下って造営を進め、
延喜十九年に御社殿を建立しました。

醍醐天皇は大いに菅公の生前の忠誠を追想されて延長元年(九二三)にもとの官職に戻された。

そして、一条天皇の正暦四年(九九三)には正一位左大臣、更に太政大臣を贈られ、
天満大自在天神(天神さま)と崇められました。

その後、度重なる勅使の下向があり、朝廷の特別な崇敬を受ける「二十二社」に準ぜられた。

明治四年(一八七一)、国幣小社に、同十五年には官幣小社、
同二十八年には官幣中社に社格を進められ、
天神さまの聖廟の地と称えられて年間六五〇万余の参拝があり、日本全国より尊崇を集めている。

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↑石鳥居↑
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↑太鼓楼・心字池↑
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↑麒麟・鶯像↑
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↑宝物殿↑
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↑神門↑
(以下、余談)
毎年多くの初詣に参拝者が訪れ、ここ数年は上位10位以内に入っています。
韓国から訪れる観光客も多く、この日も観光ツアーで訪れた団体を見かけました。

平成17年には、天満宮が寄贈した約5万坪の敷地に「九州国立博物館」が開館しました。
天満宮の敷地には、西鉄と太宰府天満宮の合弁で「だざいふ遊園地」を経営していたりします。

西鉄大宰府駅から続く参道は、土産屋や名物の梅ヶ枝餅を売る店が軒を連ねます。
中でも、野口雨情・犬養毅・佐藤栄作などが贔屓にしていたらしい、お石茶屋が有名です。
吉井勇は「太宰府の お石の茶屋に 餅くへば 旅の愁ひも いつか忘れむ」と詠んでいます。

梅ヶ枝餅は、小豆餡に梅の刻印を入れた焼餅です。
左遷されて消沈していた菅原道真は、安楽寺の門前で餅を売っていた老婆に元気を出して欲しいと
餅を手渡されたそうです。道真の死後、老婆は餅に梅の枝を添えて墓前に供えたのが始まりと言われています。