ストーリー 三社参り

Last-modified: 2013-01-26 (土) 17:10:50

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『三社参り』

『三社参り』
十二月末、大みそか。
今年の締めを共に楽しむべく、集ったいつもの顔ぶれ。
どうせなら、このまま「初日の出」を拝みに行こう、
と軽いノリで言った一言が、
とある冒険の始まりだった……
大陸を駆け巡り、ゆく年くる年を占う
「神託」を得るのだ!

福引所

福引所

ナビコ「お正月ガシャチケット発見デス!」
屋台通り

屋台通り

ナビコ「マスター、屋台から飲み物をいただいてきましたヨ」
甘酒つき休憩所

甘酒つき休憩所

ナビコ「マスター、体が温まる飲み物をイタダイテき
ましたヨ」
御祝儀処

御祝儀処

ナビコ「マスター、御祝儀のおこづかいをゲットできました!」
武器発見時

武器発見時

ナビコ「マスター!
武器を見つけましたヨ!」
プレイヤー「?」
ナビコ「お正月専用装備デスね
イベント期間中、グレイトな効果を発揮する武器デス!」
プレイヤー「!」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 1

エリア 1

12月末日
大みそか――
ココレ「今年も色々あったわね~」
エレミア「ああ、お前たちのおかげで楽しく冒険できたよ」
ココレ「いやーお互いさまだってば…そうだ!
せっかくだし、みんなで「初日の出」を拝みに行かない?」
ナビコ「相変わらず唐突デスね…」
エレミア「唐突だが、こういうのは嫌いじゃないぞ
それに確か、正月のイベントがあったはずだ」
エレミア「ナビコ、ちょっと調べてくれないか?」
ナビコ「お正月イベントですネ?」
ナビコ「検索中!検索中!ミツカリました!」
ココレ「ナビコ…検索中「だけ」はカワイイわね…」
ナビコ「ヨケイナお世話デス!
南にある「エズース神殿」がスタート地点となってマス!」
ココレ「よーし、それではエズース神殿へれっつごーよ!」
プレイヤー「コク」
エリア 2

エリア 2

ココレ「で、「エズース神殿」で何のイベントがあるの?」
ナビコ「セッカチですネ…
行ってからのお楽しみデス」
ココレ「う~少しくらい教えてくれても!」
エレミア「「初日の出」なら東の「マク・リィルの砂浜」と相場が決まっている」
ココレ「決まってるんだ…」
ココレ「でも行くのは「エズース神殿」なのよね?
どゆこと?」
エレミア「初日の出を見る時「エズース神殿」でもらう
「清めの水」を飲めば良い事があるらしいぞ」
ナビコ「また仕事を取られたような気が…
とにかくそういう事デスよ」
ココレ「なるほどね!
良い事あるなら行くしかないわ!
GO!GO!」
ナビコ「相変わらずゲンキンですね…」
エリア 4

エリア 4

エレミア「おっ!
道すがら屋台が出ているみたいだな」
ココレ「だんだん年越しの雰囲気になってきたわね~」
ナビコ「神殿からの出張屋台では、体にイイ飲み物が
タダでもらえマスよ」
ココレ「タダ!
タダほど安いものはないってね!」
エレミア「ココレ…
お前はいつか痛い目をみそうだな…」
エリア 6

エリア 6

ナビコ「マスター!
新年の準備はお済みデスか?」
プレイヤー「?」
ナビコ「お正月といえば、コレ!鏡餅デス!
忘れないように身につけて下サイね?」
プレイヤー「コク」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 13

エリア 13

ナビコ「もうすぐ「エズース神殿」デスよ」
ココレ「ゼェゼェ…
「清めの水」もらったら、すぐ飲んじゃいそうだわ」
エリア 16

エリア 16

ココレ「ああっ!
なんかあそこ、お金をばらまいてるんじゃないの!?」
エレミア「なんだと!?
どうりでスゴい人だかりだ…」
ナビコ「年末年始の風物詩デス
神殿から振る舞われる"ご祝儀"デスよ」
ココレ「負けられないわ!
全部私の物よぉ~ホホホホ!」
エレミア「こう言う時は心強いな…」
ナビコ「中身は小銭デスが…ってもういないデスね
フフフ…」
エリア 18

エリア 18

<エズース神殿>
~入口~
ココレ「おー、けっこう人がいるじゃないの!
これみんな初日の出イベントの人?」
ナビコ「イエイエ
それとは別のイベントもありマスから」
ココレ「ふ~ん」
エレミア「しかし、この人混みだとなかなか神官までた
どり着けんな…」
ココレ「ちょっとエレミア足踏まないでよ!」
エレミア「スマンがしょうがないものがあるぞ!」
ココレ「ナビコにつかまって空中から行きたいわ…」
ナビコ「オコトワリ致しマス」
<エズース神殿>
~境内~
神官「ようこそ…旅の祈祷ですか?
それともやはり「三社参り」でしょうか?」
ココレ「「三社参り」?
いや、私たち初日の出で飲む「清めの水」が欲しいんだけど」
神官「おお、そちらでしたか
では「清めの水」を作るため
北の島の砂浜から「真砂」をお持ち下さい」
ココレ「えー、すぐにくれないのぉ?」
エレミア「まあ、せっかく来たんだ
「真砂」とやらを取りに行こうじゃないか」
ナビコ「さすが、壁がある程よく燃えるエレミアさまデスね」
ココレ「ぶぅ~」
エリア 24

エリア 24

ナビコ「この砂浜の一番北で「真砂」が取れるそうデス」
エレミア「よし、せっかくの砂浜だ
走るぞ!」
ココレ「やだ!」
エリア 27

エリア 27

ココレ「「真砂」が取れるのはこの辺りね」
ナビコ「タタタターン!
ココレたちは「真砂」を手に入れた!
エズース神殿へ戻ろう!」
ココレ「何だか久しぶりに聞いた気がするわ…
このシステマチックなセリフ…」
エレミア「よし、戻るか
走るぞ!」
ココレ「やだ!」
エリア 36

エリア 36

<エズース神殿>
~境内~
ココレ「と・お・ちゃ・くっと!
「真砂」を持って帰ったわよ!」
神官「なるほど、たしかに「真砂」ですね
では「清めの水」の抽出まで、少々お持ち下さい…」
神官「…はい
こちらが「清めの水」です」
ナビコ「タタタターン!
ココレたちは「清めの水」を手に入れた!」
ココレ「それはもういいから…」
神官「そしてこちらが「三社参り」の「絵馬」です
こちらの神殿の祝福も済んでおります」
ココレ「「絵馬」?
よくわからないけど、もらっておこうかしら…」
エレミア「「三社参り」…「絵馬」…
そうか、思い出したぞ」
ココレ「どうしたの?」
エレミア「ハハン、後で説明してやるさ」
エリア 38

エリア 38

ココレ「で、「三社参り」とか
「絵馬」って何のこと?」
エレミア「「三社参り」を聞いた事はないか?
簡単にいえば、三か所の神社に初詣に行く習慣だが」
エレミア「それと同じく神殿巡りをするイベントだ
私は前回行きそびれたから、よく知らないけどな」
ココレ「うちは毎年一か所しか行かないけどな―
商売繁盛の神様ね」
ナビコ「何処までゴウツクバリなんデスか…」
エレミア「ま、まあとりあえず「初日の出」を見てから考えるとしよう
初志貫徹だ!」
エリア 41

エリア 41

ココレ「来たわね…」
ナビコ「荒野で忍耐を鍛えまショウ!」
エリア 44

エリア 44

ココレ「ぐふぅ…耐えたわ、私
あー、お茶飲みたい…」
ナビコ「フフフ…
まだまだデスね」
エリア 48

エリア 48

ナビコ「マスター!メールが届いてマスよ
荒野の狼さんからデスよ」
ココレ「…あ」
エレミア「どうした?
何かあったのか?」
ココレ「そういえば、私のとこにも来てたの忘れてたわ…
オーカミさんからのメール…ピッ」
わんわん「ココレのアネゴへ
拝啓、年末も近づき寒くなって参りましたがお体の方、大丈夫でしょうか?」
わんわん「さて、年末のイベントですが、ココレのアネゴは何か用事など御座いますでしょうか?」
わんわん「もしお暇でしたら私と年末イベントでもいかがでしょうか?」
わんわん「もちつきイベント、おそば争奪イベント、羽根つきバトルイベント、数々ございます」
わんわん「私と致しましては年末イベントをココレのアネゴとご一緒したくメールさせて頂いた次第であります」
わんわん「ココレのアネゴと一緒に年末イベントをやる為、思い切って新装備買っちゃいました!」
わんわん「アネゴとお揃いにする為の二着購入!
今からすごく楽しみです」
わんわん「何だかワクワクして今日から寝れない日が続きそうです!」
わんわん「16時に商都チャルタン前で待ち合わせ致しましょう」
わんわん「都合が悪ければご連絡ください」
わんわん「荒野の狼より かしこ」
ココレ「…」
ナビコ「商都チャルタンの前で待っているそうデスよ?」
ナビコ「ちなみに日付は「昨日」デスね!」
ココレ「あ…わ…わ…」
エレミア「お前はいつか…いや、いい
言わないでおく…」
エレミア「(しかし…
メールだとまともな人に感じるな…
キャラ作ってんのか?)」
エリア 49

エリア 49

ココレ「ああ…なぜだかチャルタンに近づくたびに胸の動悸が高鳴るわ…」
ナビコ「PK(プレイヤーキル)されても文句言えないですヨ…アナタ…」
ココレ「死刑宣告されたようだわ…」
エリア 52

エリア 52

ナビコ「もうすぐ「商都チャルタン」デスよ!」
ココレ「(ビク!)」
ナビコ「もうすぐ…「商都チャルタン」デスよっ!?」
ココレ「(ビクンビクンッ!)」
エレミア「…なぜ二度言った?」
ココレ「ナゼかとってもキブンがイイからデス!
フフフ…」
エリア 53

エリア 53

???「アーネーゴオオオオオオオッ!!」
ココレ「あのアフォい声が、今は心臓に響くわ…」
荒野の狼「酷いじゃないか!
年末イベント一緒に行こうって!
待ち合わせのメールしたのに!!」
荒野の狼「返信来ないから大丈夫だと思って!
昨日から待ってたのに!」
ココレ「あ、あら?
やだ、ホント!今読んだ!
メールの調子わるっ!」
エレミア「うわあ、そう来たか…いくらなんでも…」
荒野の狼「そ…そうだよな…
返信来なかったらOKだなんて自分勝手すぎるよな…」
荒野の狼「ちゃんと確認するべきだったよな…
ごめんよアネゴ…」
ココレ「ううっ…わずかに残ってる良心が痛いわ…」
ナビコ「オーカミさん、あのですね…」
ココレ「わーっ!わーっ!!」
ココレ「い、今から皆で初日の出を見に行こうと準備をしていたのよ!
探してたのよ!」
荒野の狼「オ、オレも良いのかっ!?
初日の出か…イイな!そういうの!」
エレミア「イイ子なのは、アンタだよ…ほろり」
エリア 55

エリア 55

ココレ「おりょ?バルバルからメールだわ
「争わぬ港スィル」においで下さい、だって」
荒野の狼「もうメールの調子…
良いみたいだなアネゴ…」
ココレ「そーねぇ…はは」
エリア 63

エリア 63

ココレ「バルバル、なんの用事かしらね…ハッ!
私、もしかしてコクられちゃう!?」
ナビコ「お正月前からおめでたいデスね…」
荒野の狼「ごめんアネゴ、それは無いわ」
ココレ「…」
エレミア「私も同感だぞ」
プレイヤー「コク」
ココレ「アンタまでっ!?」
エリア 65

エリア 65

<争わぬ港 スィル>
~外門前~
バルザック「やあ、みなさん早かったですね!」
ココレ「お~、バルバルだー!
あいかわらずサワヤカさん?」
バルザック「ハハ、みなさんお揃いで!
もしかして「三社参り」の途中でしたか?」
エレミア「いや、我々は初日の出を見にな…
まあ「三社参り」のフラグは立っているがね」
バルザック「おや、もう「絵馬」をお持ちでしたか!
まだでしたら一緒にどうかと思ったんですが」
ココレ「バルバルも「三社参り」に行くんだ?」
バルザック「そりゃあギルドの連中は縁起をかつぎますから!
それに達成したら良い事もありますし、ね?」
ココレ「(キュッピーン)
そこんとこ、詳しく…へっへ!」
ナビコ「また分かりやすく元気になりましたネ…?」
エリア 68

エリア 68

ココレ「「スケッルス神殿」に行って
「知識の樫 ダル・ヴィド」に行けばいいのね?」
バルザック「ええ、それなりに距離がありますけどね!」
エレミア「なかなかハードだな!私は構わないが」
ココレ「ちょーっとメンドーだなぁ…どうしよう?」
ナビコ「…」
ナビコ「対極的な二人ですね…」
エリア 73

エリア 73

バルザック「それでは、私はここで!
旅のご無事をお祈りしてますよ!」
ココレ「ありがとうーバルバル!」
エレミア「と、言ってバルザックはクールに去った訳だが…」
ココレ「私たちは初日の出を拝みに行こうー!」
荒野の狼「おー!」
エリア 77

エリア 77

ナビコ「マスター!
祈願成就と言えば、だるまデス!」
プレイヤー「…」
ナビコ「なにをキョトンとしてマスか!
これを身につければ勝ったも同然デスよ!」
プレイヤー「……」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 81

エリア 81

ココレ「初日の出が見られる「マク・リィルの砂浜」はこっちよね?」
ナビコ「お待ちくだサイ、ココレさん
その「清めの水」は未完成なのデスよ?」
ココレ「未完成ってどういう事?」
エレミア「西の「神葬の霊場」でパワーを込めないとダメじゃないのか…言わなかったか?」
ココレ「「神葬の霊場」…?
それってたしかぁ!?」
ナビコ「「忘れられたはげ野」
…あの荒野の上デスよ」
荒野の狼「荒野か…燃えるな、アネゴ!」
ココレ
エリア 85

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ココレ「来た…」
ナビコ「はりきって登りマショウ!」
エリア 88

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<神葬の霊場>
ココレ「ノボリキッタ…」
エレミア「よし、パワー充填完了!
下りるぞー!」
ナビコ「はりきって下りまショウ!」
ココレ「OH…」
エリア 91

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ココレ「オリキッタ…下りきったわ!」
エレミア「よしよし、あとは…」
ココレ「ビクンッ!」
エレミア「浜辺に行くだけだぞ?」
ココレ「へなへな…」
エリア 95

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ナビコ「ここから東に行くと、「マク・リィルの塔」がある「マク・リィルの砂浜」デスよ」
エレミア「よしよし、あとは…」
ココレ「ビクビクンッ!」
エレミア「浜辺へ行くだけだぞ?」
ココレ「遊ばれてるわ、私…」
エリア 97

エリア 97

ナビコ「あの先が「マク・リィルの砂浜」デスよ」
ココレ「なんか、ワクワクしてきた!」
荒野の狼「アネゴとの初日の出!」
エリア 99

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ココレ「ここが「マク・リィルの砂浜」かー
それなりに人が多いじゃない?」
エレミア「うむ、あの水平線から太陽の光が立ち上がる様はなかなか…」
???「『美しい』
…だろう?」
ココレ「なかなか…なんですって?」
エレミア「なかなか…
すがすがしいんだ」
ココレ「そっかー」
コウイチ「こらこらこらーっ!
貴様ら、あくまで私を無視する気か!」
ココレ「年の最後にあんたと出会うとは…
来年も散々になりそうね…」
コウイチ「散々とはどういう事だ!
貴様らは年越しながら私を美しがるのだ!」
コウイチ「お前達!あの小娘共の進行を阻止するのだ!」
???(重装男)「今年も色々ありましたが!」
???(軽装男)「年末年始もひとりぼっちです!」
???(魔装男)「いかがでしょう、一緒に年越しなど!」
エレミア「そいつは御免こうむらせてもらう!」
エリア 100

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コウイチ「…結局今年は、勝てず仕舞い…か
ガク」
ナビコ「マスター!
カウントダウンですヨ!」
3…
2…
1…
0!
ココレ「ハッピーニューイヤー!」
プレイヤー「ニコッ」
エレミア「うむ
おめでとう、だな」
荒野の狼「な、仲間と年越し…
イイな!イイな!
俺は幸せだっ!」
ココレ「でもって、コウイチ!」
コウイチ「む…な、なんだ!?」
ココレ「あけましておめでとさん!
今年は、ほどほどにヨロシク!」
プレイヤー「コクリ」
コウイチ「お前たち…」
ココレ「アンタも初日の出、拝むんでしょ?
一緒に見てけば?」
コウイチ「い、言われなくても見ていくとも!
御来光に輝く私を美しがるがいい!」
ココレ「う、ウザイ…」
エレミア「おお!わかってるじゃないか!
これぞ王道だ!!」
ナビコ「エレミアさんがたぎってマス」
エリア 101

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元旦――
ココレ「き、来たわ!
初日の出よ!」
エレミア「よし、みんな「清めの水」を持ったか!」
ココレ「お、おー!」
エレミア「腰に手を当てて、一気にのどに流し込め!」
荒野の狼「ング、ング…」
ココレ「ぷはーっ!」
ナビコ「刺激に隠された
甘いプチウェィブ…
星五つデスね」
ココレ「これで運は上がったのかしら?」
エレミア「多分!」
???「みなさん、明けましておめでとうございます^^」
ココレ「その声は…フラットレーさん!
あけましておめでとー!」
フラットレー「はい、今年もよろしくお願いいたしますね^^」
エレミア「フラットレーさんも初日の出を?」
フラットレー「だいたいそんなところです^^」
フラットレー「みなさんはこれから「三社参り」ですか?」
ココレ「うーん、どうしようかな…
けっこう大変そうだし」
フラットレー「それは残念ですね…
かなりオイシイお年玉がもらえるらしいですけど^^」
ココレ「ピク…その響きには逆らえないなにかがあるわね…」
フラットレー「迷われているようでしたらゆっくりお考え下さい^^」
ココレ「ゆっくり、ねぇ…」
フラットレー「どちらにしても…しばらく時間が経たないと絵馬に封印がされていますから^^」
フラットレー「考えられる時間がありますよ^^」
ココレ「そうね、もうしばらく考えてみるわ…」
エリア 102

エリア 102

フラットレー「お年玉をゲットしにいく判断はできましたか^^」
ココレ「うーん…」
???「お年玉…
ッスかあっ~!?」
ココレ「!!
その声は…リリカ!?」
リリカ「もう"お年玉"が五百円玉を手に落とす儀式じゃないって事は知ってるッス!」
リリカ「リリカはもう、立派なオトナになったッス!」
エレミア「オトナならもう、お年玉はいらないんじゃないか?」
リリカ「いやッス!
ココレさん達の分までリリカがもらうッス!」
ココレ「なっ!?」
リリカ「お先に失礼ッス~!」
ココレ「…リリカ
あんたはアタイに火をつけちまったね?」
フラットレー「それでは私はこれで~^^
略奪がんばってください^^」
エレミア「サラッと笑顔で怖い事言ったな…」
エレミア「みんな「三社参り」…行くんだな?」
ココレ「もちろん!」
荒野の狼「な、仲間と初詣…イイな!!」
エレミア「だったら次の目的地は「スケッルス神殿」だな」
エリア 104

エリア 104

ココレ「エレミアさんもテンション高いわね?」
エレミア「ああ、やはり競う相手が明確だとやる気が違うものだろう」
ココレ「たしかに…
リリカには負けたくないもんね」
コウイチ「なんだ、お前達「三社参り」に行くのか?」
ココレ「そうだけど…アンタまだいたんだ?」
コウイチ「く…「三社参り」なら急いだ方が良いと助言をだな…」
ココレ「どういうこと?」
コウイチ「フン、「三社参り」の報酬は早い者勝ちという噂があるのだ
知らんのか?」
ココレ「エレミアさん…」
エレミア「急がねばなるまい!
熱くなってきたぞ…フフフ」
ナビコ「エレミアさんが燃えてマス…」
ココレ「先着!?
大金!?」
ナビコ「ココレさんも燃えてマス…」
荒野の狼「アネゴと協力してイベント達成!?
グフフ…」
ナビコ「オーカミさんは…
萌えてマスね…」
エリア 106

エリア 106

ナビコ「さっそく「初日の出」の達成による御利益デス」
ナビコ「これでさらに運をかき入れてくだサイ」
ココレ「なんとなく、めでたい感じになったわね」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 108

エリア 108

ナビコ「また「初日の出」の達成による御利益デス」
ナビコ「倒した敵に墨でラクガキしちゃいましょう!」
エレミア「実際に墨でラクガキしてるのなんてテレビでしか見たことないな…」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 111

エリア 111

ナビコ「またまた「初日の出」の達成による御利益デス」
ナビコ「これで邪な心を払ってしまいまショウ!」
ココレ「あはは…良心が痛いわ…
あはは…」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 113

エリア 113

ナビコ「さらに「初日の出」の達成による御利益デス」
ナビコ「ダイダイがかわいいデスよ」
ココレ「やっぱりこれがないとね…って
頭にかぶるのはどうなの?」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 115

エリア 115

ナビコ「「初日の出」の達成による御利益のおまけデス!」
ナビコ「今年の新たな目標を掲げマショウ!」
ココレ「ああ…あまり現実の事は考えたくないよお~」
エレミア「なんだ、受験か?
私が言うのもなんだがゲームはほどほどに…な?」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」
エリア 118

エリア 118

ナビコ「もうすぐ「スケッルス神殿」デス」
ココレ「リリカはいない?」
エレミア「いざとなると行動力があるからな、あの娘は」
エリア 120

エリア120

<スケッルス神殿>
~境内~
ココレ「ゲゲ、それなりに人が多い!
みんなライバルって事!?」
エレミア「そうだな、気合を入れて神官にたどり着か
ねば…
おーい、頼もう!」
神官「ようこそ…家内安全の祈祷ですか?
あるいは「三社参り」でしょうか?」
エレミア「「三社参り」だ!
この「絵馬」に祝福を頼む!
ASAP!」
ナビコ「エレミアさん落ち着いてください…」
神官「分かりました
では東の「リル湖」へお向かいください」
ココレ「あ~ん
やっぱり、すぐにはくれないかぁ~!」
神官「そこに担当の巫女がおりますので
詳しくはその者からうかがってください」
エレミア「よし「リル湖」に向かうぞ!
GO!GO!GO!」
ココレ「エレミア…
何かスイッチ入ってない…?」
エリア 124

エリア124

エレミア「「三社参り」の報酬が早い者勝ちだとすれば
ライバルを減らそうとする輩が出るかもな」
荒野の狼「そん時はオレが相手になるぜ!」
ココレ「絶望的に不安だわ…」
エリア 133

エリア133

<リル湖>
~ほとり~
荒野の狼「あそこに巫女がいるぜ!」
巫女「「三社参り」の方は「絵馬」を拝見します…
はい、結構です」
巫女「では、この湖の水で「神葬の霊場」に霊力を
注いで下さい」
ココレ「なっ…「神葬の霊場」…
ですとぉ!?」
ナビコ「はい「忘れられたはげ野」
…あの荒野の上デスよ」
エレミア「お~おお~
見事に白目をむいてるな…
強制的に引っ張って行くか」
ナビコ「エレミアさん…」
エリア 138

エリア138

ココレ「もうここには来ないって誓ったのに…
へへ…来ちゃったっ!」
エレミア「可愛く言ってもダメだ、進むぞ!」
ナビコ「では、はりきって登りマショウ!」
ココレ「やだぁ~!」
エリア 141

エリア141

<神葬の霊場>
ココレ「ノボリキッタ…その湖の水を飲ませてぇ」
エレミア「また登りたいのか?
…じゃあ、水をまくぞ」
ナビコ「タタタターン!
「神葬の霊場」に霊力を注いだ!
スケッルス神殿へ戻ろう!」
荒野の狼「さあ、荒野に舞い戻るぜ!」
ココレ「うっ
今はこの元気がまぶしすぎるわ…」
エリア 144

エリア 144

ココレ「オリキッタ…下りきったのよ、私!」
荒野の狼「アネゴ、お疲れだぜ!」
ナビコ「みなさん忘れ物はないデスか?」
ココレ「えっ?
えっ!?」
エレミア「何を忘れるというんだ…?
スケッルス神殿へ戻るぞ」
ナビコ「デスヨネ~
てへ☆ミ」
ココレ「殺意が芽生える瞬間って
こんな感じなんだね…」
ナビコ「モウシワケゴザイマセン」
エリア 149

エリア149

???「アレレ~?
ココレさん達じゃないッスか~?」
ココレ「その声は…リリカ!」
リリカ「今から神殿に戻るッスか?
にやにやッス!」
エレミア「なんだ、この余裕…というか
その後ろの者たちは誰だ?」
???(重装男)「あ、どもども~」
???(軽装男)「ボクら、リリカちゃんの助っ人っす
この子、なんか不憫なんすよね~」
ココレ「うーん、そこは否定できないところがあるわ
ね…」
リリカ「こっちはもうスケッルス神殿でやることは終
わりッス!
お先に失礼するッス~!」
ココレ「あっ!…く、くやしすぎる…」
エレミア「下を向いている暇はないぞ
急いでスケッルス神殿へ戻るぞ!」
ココレ「そうね、燃えてきたわ…見てなさいよ、リリ
カ~!」
ナビコ「おお~ココレさんから炎が見えマス…」
エリア 155

エリア155

<スケッルス神殿>
~境内~
ココレ「たっだいま~!
「神葬の霊場」に行ってきたわよ!」
神官「霊力の回復を確認しました
では「絵馬」に祝福の印を刻みましょう」
神官「…はい
祝福が済みましたので、「絵馬」をどうぞ」
ココレ「ありがとうー!
えーと、次は…」
神官「次の祝福は、南の「森守の郷」にある
「知識の樫ダル・ヴィド」でお受け下さい」
エレミア「「森守の郷」か…まだ行った事がないな」
ココレ「そうね、けっこう楽しみかも!」
エリア 158

エリア158

ココレ「そう言えば裏山さんは…まぁいいか」
ナビコ「シンゴさんなら…」
ナビコ「「年末年始は忙しくてムリ★」
とメールがありマシタ」
ココレ「チッ!やっぱりか…」
荒野の狼「アネゴから負のオーラを感じる…」
エリア 164

エリア164

ココレ「初詣といえばおみくじ引くよね?」
エレミア「おみくじか
あれは精神力を消耗するからな…」
ココレ「うん、精神力をね…
はい?」
エレミア「私は絶対に大吉しか引きたくないんだ」
ココレ「…そう」
エリア 167

エリア167

ココレ「オーカミはおみくじ引く?」
荒野の狼「引くよ!
「友人」の欄にイイ事出るまでな!」
ココレ「ああ、そうよね
アンタは、そう言う奴だわ…」
エレミア「でも叶ってないってことだよな?
それ」
ココレ「ここに悪魔がいるわ…」
エリア 171

エリア171

エレミア「そういうココレはおみくじ引くのか?」
ココレ「引くよー!
ちゃんと細かく見るよー!」
エレミア「待ち人、来らず…か?」
ココレ「…そう…だけど?」
エレミア「…なんか…すまんな」
荒野の狼「オレ達がいるじゃないか!」
ココレ「止めてよ!
今は全然うれしくない!」
エリア 180

エリア180

森守「待て
この先は我々、「森守」の住まう地…
何用か?」
ココレ「で、出た…エレミアお願い!」
エレミア「我々は「三社参り」の者
この絵馬が証しだ」
森守「よかろう…だがこの先に進みたければ
ここより東の「森守の塔」に赴くがいい」
森守「そこで正式に許可を得た者のみが
我々「森守の郷」に立ち入ることが出来る」
ココレ「え~! 面倒な…」
森守(ジロリ)
ココレ「ヒィ!」
エレミア「東の「森守の塔」だな
分かった…行くぞ、者ども」
ココレ「者ども!?」
ナビコ「従者あつかいデスね…」
エリア 182

エリア182

???「オヤオヤ~?
またココレさん御一行じゃないッスか~?」
ココレ「出たわね、リリカ~!」
リリカ「なかなか早かったッスね~
このままじゃ追いつかれそうッスよ~!
にやにや」
エレミア「なんなのだ、この見下されてる感じは…」
???(重装女)「あ、どもども~」
???(軽装女)「ボクらもがんばるんで!」
???(魔装女)「あなた方もまぁ、ガンバッて!」
ココレ「ちょっ…!
なんか人、増えてない!?」
リリカ「それじゃ、お年玉は頂いておくッスから
ごゆっくりッス~!」
ココレ「完全に調子にノッてるわね…あのモグラっ娘」
エリア 184

エリア184

<森守の塔>~門前~
ココレ「ひょえ~塔全体が木で覆われてるねぇ」
エレミア「イイ雰囲気だ…嫌いじゃない」
森守「その方達は「三社参り」の者どもか?」
ココレ「出た!…エレミア様、お願い!」
エレミア「うむ、いかにも我々は「三社参り」の者
この絵馬が証しだ」
森守「絵馬の祝福の印を確認した
「森守の郷」に入る事を許可しよう」
森守「郷に入った後は郷の者の話を聞くがいい…」
ココレ「わっかりました~!」
森守(ジロリ)
ココレ「ヒィ!」
エレミア「かたじけない
では行くぞ、者ども」
ココレ「ははぁっ」
ナビコ「従者がなじんできてマスよ?」
エリア 185

エリア185

ココレ「さすがこういう時のエレミアは
肝が据わってるわね」
エレミア「ああ、なかなか良い気分だったぞ
ハッハッハッ!」
ナビコ「キャラ変わってマスね…」
エリア 188

エリア188

森守「待て
この先は我々、「森守」の住まう地…
何用か?」
エレミア「「森守の郷」に入る許可は得たぞ」
森守「よかろう…南へ進み郷に入るがいい」
エレミア「うむ、失礼する…いざ参らん!」
ココレ「…お、おー!」
荒野の狼「オー!」
エリア 190

エリア190

ココレ「うっそうとした森だね…」
エレミア「そうだな、あそこに高位の森守がいるぞ」
森守「…その方達は「三社参り」の者どもか?」
エレミア「いかにも、この絵馬が証しだ」
森守「ではこの郷にいる八人の森守の長たちに
祝福を受け、「知識の樫ダル・ヴィド」の
声を聞くがよい」
森守「まずはこのわしが祝福を授けよう…
ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…」
ココレ「…」
森守「終わりじゃ…さあ、行くが良い」
ココレ「ふう…!」
エレミア「フハハハハ
では順番に回っていくとしようか!」
ココレ「了解でゴザリます!」
ナビコ「変な兵隊になってマスよ?」
エリア 191

エリア191

エレミア「お、あそこに高位の森守がいるぞ」
森守「その方達は「三社参り」の者どもか?
ならば祝福を授けよう…」
ココレ「話が早い!さっそく頼むぞ!」
森守「始めるぞ…
ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…」
ココレ「…」
森守「うむ、これで良い…さあ、行け」
ココレ「御苦労であった!
よきにはからえ!」
エレミア「…
やってみたかったのか?」
ココレコクッ
エリア 192

エリア192

ココレ「ああ、こうしてる間にもリリカが先に進んで
いるかと思うと、焦るわね」
エレミア「焦っても仕方がないさ
ほら、次の森守だ」
森守「その方達は「三社参り」の者どもか?
ならば祝福を授けようぞ…」
森守「ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…
さあ、次へ行くがいい」
エレミア「よし、行くぞ!」
エリア 193

エリア193

ココレ「いたわ!
偉そうなオジサン!」
エレミア「さっきまでビクビクしてたくせに…
怒られるぞ?」
森守「「三社参り」の者に祝福を授けよう…
絵馬をこちらへ」
森守「ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…さあ、
もう良いぞ」
ココレ「行きましょう!」
エリア 194

エリア194

荒野の狼「あ、アネゴ!次の森守を見つけたぜ!」
ココレ「グッジョブ!さあ、お願いね」
森守「うむ、お前達「三社参り」の者どもに
祝福を授けよう…」
森守「ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…これで
いいぞ」
荒野の狼「なあアネゴ、あの森守…強いかな?」
ココレ「あの人はデュエル出来ないから…誰かれ構わず、かみつかないの!」
エリア 195

エリア195

エレミア「いたぞ、森守だ!
この絵馬に祝福を頼む!」(※表示アイコンはココレ)
森守「よかろう…「三社参り」の者に祝福を授けよ
う…」
森守「ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…さあ、
絵馬を返すぞ」
ココレ「残るはあと二人ね!」
エリア 196

エリア196

ナビコ「みなさん、あそこに森守がいるようデス」
エレミア「でかしたぞ、ナビコ
さあ森守よ、祝福を頼むぞ」
森守「うむ、お前達「三社参り」の者に
祝福を授けよう…」
森守「ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…
これで終わりじゃ…さあ、お行き」
ココレ「ありがとう、オジーチャン!」
荒野の狼「次で最後だぜ、アネゴ!」
エリア 197

エリア197

ココレ「これで最後ね!」
森守「遠路はるばるよく来たな冒険者よ…
そなたらに祝福を授けよう…さあ絵馬を」
エレミア「ああ、よろしく頼む」
森守「ダル・ヴィドの英知をこの者たちへ…」
エレミア「おお、絵馬がまばゆく輝きだしたぞ…」
ココレ「これはなにか御利益がありそうじゃない!?」
森守「…さあ、これで祝福は全て終わりじゃ」
森守「「知識の樫ダル・ヴィド」の元へ進み
神託を受けるがよい…」
ココレ「やった!
急いでリリカに追いつくわよ~!」
エリア 198

エリア198

ナビコ「ダル・ヴィドの加護で武器が手に入りマシタ
よ」
ナビコ「これで一年分の運をかき集めマショウ!」
エレミア「武器…なんだよな?」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデス
よ」
エリア 199

エリア199

ナビコ「またダル・ヴィドの加護で武器が手に入りマ
シタ」
ナビコ「これならどんな相手にも負けまセンよ!」
ココレ「デュエルで?
それとも羽根つきで…?」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデス
よ」
エリア 200

エリア200

ナビコ「またまたダル・ヴィドの加護で武器が手に入
りマシタ」
ナビコ「強力な邪気も退散デス!」
ココレ「あれ?
心なしか、すがすがしい気分になってきたよ
うな…?」
エリア 201

エリア201

ナビコ「さらにダル・ヴィドの加護で防具が手に入り
マシタ」
ナビコ「御利益がたくさん詰まってマスよ!」
ココレ「この飾りが目に入りそうで怖いんだけど…」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデス
よ」
エリア 202

エリア202

ナビコ「ダル・ヴィドの加護のおまけの防具です!」
ナビコ「これでどんな願いも努力次第で
必ず成就デス!」
ココレ「努力か…
努力か~…」
エレミア「頑張れよ、ココレ…」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデス
よ」
エリア 203

エリア203

<知識の樫ダル・ヴィド>
~巨大な幹の根元~
ココレ「おお…めちゃでかい!」
荒野の狼「スゲー!スゲーな、コレ!!」
エレミア「近くで見ると、圧巻だなこれは…」
???「神託を請いし者たちよ…
我はダル・ヴィド
知識の樫ダル・ヴィド」
ココレ「しゃべった!」
ダル・ヴィド「汝らに神託を授けよう…
我が身より降りし一片を受けるのだ…」
ココレ「一片って…あっ!
葉っぱがいっぱい落ちてきた!」
荒野の狼「オレはこれだ!」
エレミア「うっ…どれだ!…どれを取れば良い?」
ココレ「うわっ!
顔に一枚張り付いた!」
プレイヤー「!」
ダル・ヴィド「神託は汝らの心の持ち方で変わる…
心、強くあれ…さらばじゃ…」
エレミア「声が消えたな…
葉っぱもそれぞれが持っているもの以外消えたぞ」
荒野の狼「あーっ!
オレ「中吉」だ!!
「友人」の欄は…「イケテル!」だ!」
エレミア「なに!葉っぱが「おみくじ」に!?
神託とは「おみくじ」なのか!?」
ココレ「…エレミアさんのは?
エレミア「ゴクリ…
だ、「大吉」だ!
ウオオオオオォッ!」
エレミア「「待人」は…
「若干よさげ」…
いいんだよな?これ…」
ココレ「…そ、そう」
荒野の狼「アネゴ…まさか」
ココレ「…き…「凶」だよ?」
エレミア「なん…だと?
正月からこの仕打ちとは…
いや、逆に貴重なんじゃないか?」
エレミア「しかも「金運」の欄が…
「ないわぁ~w」…だそうだ…」
ココレ「終わったわ…
今年も散々な一年が始まるのよ…」
???「わーん!
ヒドイッス!!」
ココレ「ハッ!この声は…リリカ!!」
リリカ「お年玉じゃなかった上に
おみくじが…「大凶」ッス!!」
リリカ「しかも「探し物」の欄が…
「あきらめたら?」って酷くないッスか!?」
エレミア「そ、それは…なんというか…」
ココレ「ブッハッハッハッハ!!」
リリカ「ココレさん、ヒドイッス!
誰でもいいから取り換え希望ッス!
荒野の狼「いやだ」
エレミア「断る」
ココレ「ぐぬぬ…
大凶よりはまだこっちの方がマシ!」
リリカ「倒してでもうばいとるッス!
旅で出会ったみんな、助けて欲しいッス!」
???(重装男)「みなさんに恨みはありませんが!」
???(軽装男)「ボクらのリリカちゃんを助けると思って!」
???(魔装男)「あなたの運を下さい!」
ココレ「これ以上ひどくなってたまるかー!」
エリア 204

エリア204

リリカ「負けたッスー!
もう今年の運勢、最悪ッスー!」
ココレ「リリカ…ちょっとおいでよ
悪いおみくじはここにポイしていこう!」
エレミア「ココレ…さすがにダル・ヴィドにおみくじを
結んでいくのはマズくないか?」
ココレ「「吉」以上の人たちは黙っててちょーだい!」
エレミア「スマン……
いや、なんで謝らなきゃいけないんだ?」
リリカ「これでよしッス!
心機一転がんばるッス!」
ココレ「あ、そうだ…アンタはどうだったの?」
プレイヤーササッ
ナビコ「おおっ!伝説の吉凶!
「マジ吉」じゃないデスか!」
荒野の狼「どれどれ…「友人」…「思うがまま」」
エレミア「「待人」は…「ハーレム」…だと!?」
ココレ「「金運」…「湯水のごとく」…って…」
リリカ「「探し物」…
「ゴーグル検索並!」ッスかぁ~?」
プレイヤーニコッ
エレミア「今年最初にPKする奴は決まったな…」
ココレ「奇遇ね…私も今決まったわ…」
荒野の狼「へぇ~嫉妬って殺意に変わるんだぁ~」
リリカ「もしかして:死合わせ ッスかぁ~?」
プレイヤー「!?」
ナビコ「マスター!
逃げるのデス!」
プレイヤーコクッ
ココレ「まちなさいコラァ~!!!」
あけましておめでとうございます
今年が良い年かどうかは、あなた次第――
そして三が日が終わった時、新たな神託が下
る――
知識の樫ダル・ヴィド

知識の樫ダル・ヴィド

<知識の樫ダル・ヴィド>
~巨大な幹の根元~
ナビコ「マスター、ダル・ヴィドの新たなお告げデス
よ!」
プレイヤー「!?」
ナビコ「「恐れを知らぬ猛者よ…
我が身のうちに進みて赤き者に立ち向かい
昨年ふりかかりし厄を払うのじゃ…」」
プレイヤー「!!」
ナビコ「この先にはヤツが待ち受けているようデス!
十分に準備を整えてくだサイ!」
プレイヤーコクッ
ダル・ヴィド内部

ダル・ヴィド内部100/100最終地点

ダル・ヴィド「まだじゃ…」
プレイヤー「!?」
ダル・ヴィド「お主に降りかかる厄は、まだ払われておらぬぞ…
引き返すがよい…よぃ…ょぃ…」
プレイヤーコクッ

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