セリフ集:好物、結婚後の話しかける会話、アイテムイベント
結婚後、日送りのみで出る各キャラのセリフ
村長のせがれレイ・ニューマン
状況 | セリフ |
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出産 | 生まれましたか? 男の子ですか。 これはこれは…… なんだか小さな聖人のようですね。 誰に似たんでしょうか。 そうだ。 名前はどうしましょう? (名前入力) ○○… きっと、健やかに育つでしょう。 あなたのように、丈夫で、たくましく! |
給料:春 | 街の仕事が終わりました。 麦の値段はそこそこですね。 それと、僕の給金ももらいました。 まだ少ないですが、使ってください。 『500サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | 街で、羊毛の注文をとる仕事をしていました。 給金が出たので、とっておいてください。 『500サール』の収入がありました。 |
給料:秋 | 街に売るツイカの注文の仕事が終わりました。 商人も酔っ払っていて大変! 『500サール』の収入がありました。 |
給料:冬 | 労働者集めの仕事が一段落です。 鉄道がまた新しく伸びるようですよ。 『500サール』の収入がありました。 |
その他 | 街の仕事がひと息つきました。 この村から、街に売られる物は、麦とチーズですね。 羊毛ももちろんですが、食料の方がずっと多いですね。 なにしろ、街では常に食料が要るので、 麦が売れなくて困る事は当分ないでしょう。 開拓地が増えていけば、もっと安くなってしまうかもしれませんが。 |
街で村の羊毛の注文を取っていました。 街には羊毛の商人が大勢います。 どの店に、どのくらい売るかを、大体決めておかなければなりません。 そうしたら、村の羊毛を集めて、商人たちに引き渡します。 これも交渉が多くて疲れます。 | |
あなたはツイカは好きですか? 僕は、プラム酒みたいな喉が熱くなる酒は好きじゃありません。 モロコシや麦の酒のほうがまだいいです。 味は…ヨーグルトに似ていますね。 お米で作る酒もあります。これも似た感じの物ですね。 甘くて、白くて、おいしい。 | |
街まで行ってきました。 街の方までいくと、かなりにぎやかになりますね。 街の家も、こっちの方とそんなに変わりませんが… 店が多いですからね。 前面に大きな看板をつけた建物が多いです。 だいたい、馬をつなぐ柱と、ベランダがあります。 牛の売り買いが多い街は、すぐに大きくなりますね。 でも、まわりの草地が少なくなると、 家畜の市も他の場所に移ってしまいます。 そうすると、その街はすぐに廃れます。 浮き沈みが激しいですね。 | |
村の産物がどうなるか知っていますか? 村人が売った麦は、列車で街まで運ばれていきます。 列車に合わせて麦の集荷と運搬の手配をするのも僕の仕事ですから。 いろいろ値引き交渉もしないといけません。 この村では、子供だって、商人とは対等にやりあえますよ。 卵やチーズがいくらになるか、 どうすれば商人のインチキを見破れるか知っています。 それで、自分の編んだ手袋や帽子を高く買ってもらおうとがんばります。 お金を貯めれば、ウサギやヤギの子が買えるでしょう。 | |
村の農夫が、村はずれの崖で悪魔を見たって言うんです。 燃えるような目でじっと見つめられて、逃げてきたそうです。 みんなは酔っ払ってシャクナグの木に頭をぶつけたんだとか、 悪い酒に当たったとか言っています。 僕はね、その日に同じ崖で、山に住むヤギを見ました。 多分、それを見たんじゃないかと思うんですよ。 でも、悪い酒のせいっていうのは正しいはずです。 | |
あなたは、学校には通いましたか? 比例算ってやりました? あれって面白くなかったですか? 僕は、あれを習ってから、村一番の木や、街の教会の高さを測りました。 だれが一番高いのを見つけてくるか勝負していましたね。 だんだんと熱が出てきて、ケンカになったりしました。 どっちの見つけた木が高いかで取っ組み合いになったり。 一緒に見に行ったら、同じ木の高さを競っていたりしましたね。 | |
この辺りでは、たまにすごく頭のいい狼が出るようですよ。 もっと大きくて羊や牛が多い村にですが。 何年も撃たれないで、羊や牛を殺し続けます。 そういう場合はね、賞金を出して腕の良い猟師を呼びますよ。 そのあと、退治するのに何年もかかりますけど。 狼が人を襲う話は、聞いた事がないです。 姿だけは一度だけ見たけど、すぐに逃げていきました。 狼は、銃の怖さをよく知っていますね。 だから、弾の当たる場所までは来ない。 罠でしか捕まえられないと、狩人が言っていました。 | |
ここより西のほうに向かって、 まだまだ新しい村が生まれているようですよ。 村というのは、初めは道から始まります。 猟師が小屋を立て、木を切り、毛皮商が交易所を建てます。 その後に人の行き来が多くなれば、 建物が増えて、農地も切り開かれます。 もっと人が多くなると、お店や酒屋が出来ます。 ここも初めはそんな風に大きくなっていったようですね。 鉄道が延びるとなると、働き手が要ります。 いい稼ぎをする若者が増えるでしょう。 | |
もっと高い場所の村ではね、ジャガイモしか作ってないですよ。 でね、そのイモが、小さいのにうまいんです! ホクホクして、色が黄色くて。 それで、種芋をもらって、まいてみたんです。 どうなったと思います? 普通のジャガイモになりました。 そうなると分かっていれば、植えなかったんですが。 | |
牛のフンもマキのかわりになりますよ。 高い山や砂漠の村はみんなそうしてるといいます。 こんなに木がたくさんある村の方が珍しいくらいです。 高い山だとヤクのフン、砂漠だとラクダ。 乾きがいいから、良く燃えるそうです。 上手く出来ていますね。 でも、木は強い火が出るから、一番いいですね。 木をどんどん燃やせるなんて、すごい事です。 | |
村の雑務も増えてきましたね。 人が多くなってくると、共有の草地も広げないといけないでしょう。 山の薪も、一緒に拾えるように決めないと、 問題が起こります。 この村は、農地を広げるために人を集めていますけど、 放っておくといろいろとごたごたが起こります。 僕は、そういうのをなんとかしないといけないので、疲れますね。 | |
この村のプラム酒は人気がありますよ。 アルトマン家は、大臣から催促が来るくらいです。 プラム酒の名人がいるんですね。 そこから作り方が広まって、今では村の酒はプラム酒と決まっています。 村の人たちが飲む分には十分なんですが、 蒸留小屋を作って、もっとたくさん作れるようにしたいですね。 街では、どこの家のがいいかみんなで噂していますよ。 役人もそういうことは良く知っていて、わざわざ訪ねて行くのです。 | |
だいぶ前、乾燥ジャガイモ作りを手伝いました。 あれはね、どの村でも出来るものではありません。 すごく高くて、乾いていて、暑くて寒いところでないとね。 まず、野原にイモを広げて、そのまま帰る。 夜の寒さで凍るでしょう。 そのままにしておくと、昼の暑さでぶよぶよしてきます。 これを踏んずけて水を出します。ピューって水が出ますね。 何日か繰り返すと、硬くて乾いた干しイモになります。 これをやらないと、イモはえぐくて食べられないそうです。 干しイモは、家の中の部屋にぎっしり詰まっています。 どれだかあるのか見せてくれないですね。 | |
僕らがモロコシだけを食べていると病気になってしまいます。 でも、モロコシばっかり食べている村もあります。 不思議でしょ。 そこの村の人はね、貝殻を焼いた石灰を入れた水でモロコシを戻します。 それを粉にしてから、薄いパンを焼いて食べる。 これだと、毎日食べても平気なんです。 モロコシは、お酒にもしますしね。 プラム酒みたいに上等な物じゃないですけど、 モロコシばっかり食べてるような村ではみんな飲んでいます。 味は、バターミルクに、似てなくもないです。 もっと味はいいですね。 | |
今日は疲れました。 羊毛の仕事は、街の商人から注文を取っています。 そのとおりに荷を送らないといけません。 ロバや、荷運び人の手配も僕の仕事なので。 間違うと父に怒られますからね。 | |
編み物は男の仕事だと思います。 放牧の時に帽子やチョッキを編めますし。 織りは女の人の方がいいでしょうね。 何しろ細かくて根気が要りますから。 あれは歩きながら出来ません。 子供は放牧地で羊の毛を集めておいて、 靴下くらい編みます。 預かった羊の毛をむしったりすると怒られるようですけど。 | |
この辺りも、昔は、見渡す限りの森だったそうですよ。 初めは、毛皮猟師が入ってくるものです。 毛皮を本国に売ると、高値で売れますからね。 今でも、猟師をやっていた老人が生きて残っていますよ。 | |
この頃は、みんな鉄の刃がついたスキを使っているでしょう。 あれがあると、ずいぶん仕事が楽になりますね。 あれを作った人は天才ですね。 この村にはまだ無いですが、鋼鉄の刃がある物もあるらしいですよ。 土が全然くっつかないので、とても軽いそうです。 うちの父なんかはすぐに買いそうです。 | |
川がある場所だと、底の泥をすくって肥料に出来るみたいですね。 この村みたいにきれいな小石まじりの川じゃなくてね。 もっと暑い方の、どろどろした川です。 そうするとね、モロコシがすごく大きくなります。 土もふかふかしてきてね。 色が黒いから、土が早く暖かくなるんじゃないですかね。 | |
エリザベスさんは、村の婦人会の長なので、頭が下がります。 いつも村人の暮らしを心配しています。 貧しくて困っている者がいないか、見回っていますしね。 貧しい者がいれば、家の食料庫から、 なにがしかを出して与えているようです。 … うちはお世話になってないでしょうね。 | |
天気は、みなの関心事ですね。 毎日、外で仕事をしているから、みんな良く分かっていますね。 鳥が高く飛んでいるだけで、明日は晴れだって分かるようです。 煙があがるのが早いと晴れだとも言います。 僕は、太陽に傘がかかると雨、というのは分かります。 人に聞いた方が良く当たりますけどね。 |
狩人
状況 | セリフ |
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出産 | 生まれたか! これはかわいい顔してるぜ。 俺も赤ん坊の時はよ、小さくて可愛かったって言われたもんだ。 こいつは女の子だから、俺みてえにはならん方がいいなぁ。 (名前入力) ○○か… へえ。 おめえが決めたなら、まあ間違いねえや。 それにしよう。 |
給料:春 | おい、材木運びの金が入ったぞ。これ、とっとけや。 『1000サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | あー。 やることねえなあ。 (給料なし) |
給料:秋 | ぼちぼち仕事の準備でもするか。 だりーなあ。 (給料なし) |
給料:冬 | 今年の毛皮の金が入ったぜ。 『1000サール』の収入がありました。 |
その他 | 材木の仕事の話をしておくか。 材木の元締めがな、森を持っている旦那から、 木を伐採する権利を買うんだ。 そうしたら、俺らみたいなのを雇って、 木を切り出して、街の商人に売る。 もしも、木が余計とれたら、元締めが儲かるって算段よ。 木が少なかったら、森の旦那のほうが得をする。 山師ってやつだ。 目で見て、この森なら、これぐらいでどうだって決めるのよ。 大雑把だよな。 まあ、お互い損をしねえように、大体うまい事やるんだがな。 『トリ死体』をもらいました。 |
今日は山で釣りをしている男に会った。 川魚専門の漁師だって。 川でとった魚をな、街道の宿に持って行って売るんだと。 なかなかいい稼ぎになるらしいぜ。 魚がとれねえ時期は、山のキノコをとったり、 木材を切り出したりしてるんだと。 俺も夏場に何かしようかな。 『イタチ死体』をもらいました。 | |
木を切るのは難しいもんじゃねえが、切った木を運ぶのは難儀だな。 森を全部切っちまうわけにはいかないんだから、 細長く道を作りながら切っていくんだ。 馬で何本かずつ引きずっていくのがいいな。 木でレールみてえなのを作って、ソリで運ぶ事もあるぞ。 これはな、斜面が多いと使えねえ。 斜面を下ろせばいいと思うだろ。 でもな、これで何人も死んでるんだ。 『トリ死体』をもらいました。 | |
山菜の様子を見てきた。 だいたいな、森も領分が決まっているんだ。 山菜採りの小屋を作るとな、そのまわりでは他の者は採らねえもんだ。 小屋が捨てられても、しばらくは他の者は入ってこねえ。 泊りこみでとってな、交易所で売る。 夏前にしかできねえが、けっこうな稼ぎになるよ。 『ウサギ死体』をもらいました。 | |
やっぱり狩りは冬がいいな。獲物がいっぱいとれるしな。 雪が深いとな、ウサギがよくとれる。 まっさらな雪だとなおさらだ。 足跡がくっきり残るからな。 やつら、追いかけると雪に潜って隠れるんだ。 それを掘り返せば、無傷で捕まえられる。 値もいいんだ。 『ウサギ死体』をもらいました。 | |
森の伐採がはじまると、仕事を欲しがって男どもが集まってくる。 荒くれ者が多いな。 気のいい奴が多いんだが、中にはとぼけたのもいる。 小屋に寝泊りして、飯を食ってカードばっかりやってる。 イカサマで給金を巻き上げようとしてるんだ。 こういうのはな、力ずくで追い払わんといかん。 金を使う場所がないから、 すっからかんになるまで吸い取られる奴も出てくる。 『ウサギ死体』をもらいました。 | |
俺らの間でも、腕のいいやつは名が知られてるよ。 弾一発で二羽のライチョウをとる、重ね撃ちのロビン爺さん。 どんな獲物でも一発でしとめるパットは、一発パットって言われてるな。 もうちょっといい呼び方ねーのかってな。 俺はあんまり銃はつかわねえから、そういうのはないね。 『リンゴ』をもらいました。 | |
この辺でも、えらいオオカミが出る。 しぶといのがいるんだ。賞金がつくやつな。 英雄みてえに祭り上げられてるのもいる。 1番有名なのは、スノードリフトだな。 13年間に1500も牛を殺して食った。 1日に300マイルを走ったっていう話もある。 だいたい、どんな奴も最後は撃たれちまうんだ。 スノードリフトも、最後は農場主に撃たれたんだが、 近づいても逃げられねえほど老いちまっていたらしいよ。 結局、人間は最後まで勝てなかったんだな。 『トリ死体』をもらいました。 | |
こういう話、知ってるか? 昔な、猟師が小屋で、鉛の弾を作っていたんだ。 鉛の弾が固まると、転がしてすみにかためる。 猫がその弾にじゃれついているんだ。 次の日、猟師が狩りに出てな、獲物はとったんだが、 弾が尽きた。 森の奥で弾が尽きると、なかなか危ないもんだ。 そこに、人を食う猫の化け物が出てきた。 そいつは家の猫だったんだ。 弾にじゃれていたんじゃなくて、弾の数を数えていたんだな。 … この後どうなったか、思い出せねえ。 なんだったかな… 『吊るし肉』をもらいました。 | |
今日は、山の深いところで、旅狩人に会った。 ちょうど村のほうにな、塩やら粉やらを買いに来てたところ。 あいつら、えらく遠くから来てるんだ。 それも山の中をずっと歩いて渡ってる。 俺なんかよりもずっと長いこと狩りの旅をしてるぞ。 『イタチ死体』をもらいました。 | |
山の中には色んな奴がいるよ。 山肉商はいい奴だ。獲物をすぐに金に替えてくれるからな。 皮をなめしたりした方が値はいいんだが、 あとで虫がついたら売り物にならねえ。 それよか、すぐに売っちまった方が気楽だ。 めったに会わねえけど、修行僧も見るぞ。 あいつらは何してるんだか知らんが、錆び水を探しているな。 錆び水っていうのは、赤い水だな。鉄の味がする。 『トリ死体』をもらいました。 | |
今日はきこりにも会ったよ。 あいつらな、目のこまかい草のカゴを持っていてな。 それに水を入れて、スープを煮るのよ。 煮るって言っても、中に焼いた石を入れて煮たてるんだ。 よく水が漏れねえなと思うんだが。 葉っぱの皿に、干した魚や粉を練った物なんかを一緒にして食ってる。 『吊るし肉』をもらいました。 |
羊飼いのカイ
状況 | セリフ |
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出産 | 何々? どうしたの? 生まれました え? 何が? 赤ん坊 何の? ふたりの え、うそ? 羊じゃなくて? 何で急に? 予定通り なんだぁ。 生まれるのって、家畜の子の事だと思ってた。 知るか 女体の神秘だね! わ!動いた。 へー…。面白いね。 名前をつけないとね。 女の子だから、女っぽい名前にしよう。 何がいいかな? すもも…りんご…いちご…ぶどう…干しぶどう… う…うどん… (名前入力) 〇〇か…超ステキだね!それ以外考えられないよ! |
給料:春 | 毛狩りの給金をもらってきた。 そろそろ夏の放牧だね。 『300サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | 放牧の給金が出た。 お姉ちゃんはバターも作り始めたよ。 『300サール』の収入がありました。 |
給料:秋 | 今年の荷運びの給金が入ったよ。 今年の冬は寒いかなあ。 『300サール』の収入がありました。 |
給料:冬 | 今年最後の給金だよ。 また来年も外の仕事がしたいなあ。 『300サール』の収入がありました。 |
その他 | 僕は家の中よりも外で寝る方が好きなんだ。 家の中は空気が悪いし、暑いよ。 村の人はなんでみんな家の中に寝るのかね。 でも、夏に外で寝てると、コオロギが靴下をかじるよ。 『大きなフン』をもらいました。 |
羊飼いはね、預かった羊が死んだ場合は弁償しないといけないんだ。 もしも、狼の遠吠えが聞こえたら、寝ずの番をするよ。 それでも、どうしても年に何匹かは羊がやられちゃう。 そうなるとしょうがないから、みんなの給金からとられちゃうんだ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
犬は、やっぱり草原の犬だね。 はじめのうちは、同じ商隊でも犬同士がケンカしてすごいよ。 でもね、お互い、人の犬に餌をあげて慣らしいてくんだ。 日がたつと、ケンカしなくなる。 でもね、別の隊と合流したりすると、またケンカばっか。 みんなケンカが強い犬を連れたがるから、こればっかしはどうしようもないね。 | |
旅では人と会うと、大体みんな同じ事を言うね。 大将、馬の調子はどう?で始まって、どこから来たのか、どこに行くのか、 どこは危ないぞとか、その先は豊かかっていうの。 お茶やコーヒーでも飲みながら、一緒に休んで話をするんだ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
バターは、溶かしてスープやカレーに入れるのがいいね。 あれを入れないと寂しい味になるよ。 だれもいなかったら、たっぷり指ですくって舐めるんだ。 もちろん、バターの減りが分からないようにすくうんだよ。 ばれたら怒られるからね! | |
冬の間の仕事なんだけど、僕は、ロバで荷車を引く仕事がいいなあ。 荷車いっぱいのかぼちゃやモロコシを運ぶの。 自分のロバでね。 もし、そんなのが通りかかったら、どこにいくのでもいいから、乗せて貰っちゃうよ。 | |
草原の旅をしていたときはね、色んな村に立ち寄ったの。 色んな事が、ぜんぜん違うんだ。 モロコシだって、青いままとっちゃう所もあるよ。 豆を一緒に植えて、モロコシに絡ませて育てるところもあるしね。 | |
放牧中の食事は、モロコシばっかになるよ。 粉を練って、チーズと一緒に食べるんだ。 これで充分おなかいっぱいになるよ。 それか、干したジャガイモがあればスープにするね。 生だと重いし、煮るのに燃料が要るんだ。 モロコシの粉なら水で練って食べられるでしょ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
砂漠に近い村ではね、ラクダの商隊と一緒に歩いた事があるよ。 ラクダはね、何日も水を飲まないで歩けるんだ。 旅は、泉のある場所を通ってしかいけないでしょ? だけどね、ラクダだと何日も泉のないところを行けるんだ。 だから交場では人一倍儲ける事が出来るんだ。 僕は、いつかはラクダで荷物が運べるようになりたいなあ。 『マキ』を入れてもらいました | |
旅の途中はモロコシやそばの粉ばっかになるよ。 それだけじゃ飽きると思う?毎日歩いてばっかだから、おなかがすごくすくんだけど、 こうなるとおなかいっぱい食べられればもう満足だよ。 それに干し肉が少し入っている、温かい鍋がぐつぐつ煮えてれば、 ものすごく幸せだよ。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
この村はいいところだけど、僕は旅をするのがいいの。 出来れば、自分のロバをぞろぞろ連れて、塩や小麦を運びたいなあ。 砂漠でラクダを連れて歩くのもすごくやってみたい。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
ラクダが途中で死んだりするとね、肉にしたりはしないんだよ。 そのままにしておく。ラクダ引きにとっては、肉じゃないんだね。 でも、死んだラクダがあると、犬は食べるよ。 食べるのに夢中になってはぐれちゃう事もある。 僕は、そうならないように、なんとか連れ戻すの。 普段から、肉のきれっぱしをあげて慣らしておくから大丈夫だよ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
冬の、耳の切れそうな寒さって言うのが、ここにはないね。 冬そのものが無い感じだよ。 夏、秋、春…、冬が来ないよこの村は! 『大きなフン』をもらいました。 | |
湖の真ん中にわらの島がある話はしたっけ? 大きな湖の真ん中に、わらの島があるんだ。 そこにはね、わらの船で渡るの。 この話をすると、たいていの人は笑うね。 わらなんか、沈むに決まってるって。 そりゃそうなんだけど、本当に浮いてるんだから、僕も信じられないよ。 そこではね、普通に火を使って煮炊きしているし、土があって畑もあるんだ。 なんで燃えないのか全く分からないよ。 でも、畑を大きくすると沈むってさ。 そこの村の人たちは、僕らによく似ていたよ。 家畜こそいなかったけどわら以外は普通だったよ。 湖のまわりよりも、寒くないって。 『大きなフン』をもらいました。 | |
砂漠の村でも、生野菜は売ってるもんだよ。 水がある場所なら、作物もつくれるしね。 でも、やっぱり値段は高いね。 井戸を掘って水がすぐ出ればいいんだけど、 遠くからながーい水路を引いてる所もある。 そういうのは、豪族がお金を出して整えるんだ。 で、水を引ける量や時間なんかは、すごく厳しいって聞いたよ。 一晩中見張りがいて、勝手に使えないんだってさ。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
お姉ちゃんは村で暮らすのがいいんだって。 僕も、お姉ちゃんはここで暮らすのがいいと思うし、 僕も今はここにいるのが一番だと思う。 でもね、男は旅に生きるべきだよ。 そう思うでしょ? 『マキ』を入れてもらいました。 | |
僕らの知っている牛はね、もっと毛が多いヤクっていう奴さ。 ヤクのメスはナクって呼ぶの。 これと、もうちょっと低いところにいるゾランという牛とは、 子供が出来るんだ。 これがディムズっていうの。 あと、もっと低いところにいるシャクツアムという牛と、 ヤクからはウランというのが生まれる。 わけ分かんないでしょ。 他にも、かけあわせの仕方やオスとメスで、 いろんな名前のがいるんだけど、僕も良く分からないよ。 力の強さとか、扱いが楽か、子供が出来るかどうか、 違いはいっぱいあるんだ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
僕は、親の顔は知らないんだ。 僕が生まれてすぐにいなくなっちゃったっていうから。 お姉ちゃんが母さんだと思ってたし、 ヤギの乳ばっかで育ったらしいよ。 | |
この村では犬がいっぱいいて楽しいよ。 みんなちっちゃいし、怖くないね。 僕が小さい頃は、黒くて大きくて、狼を追い散らす犬しか知らなかったもの。 羊を追うのには、馬に乗って自分が追いかけるのがいいんだけど、 ここではそういうのやってないんだよね。 だから、シープドッグを飼わないといけないかなあ。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
ラクダ引きたちは、たまに肉を食べないと怒りっぽくなるんだ。 だから、通りかかった羊飼いたちから羊を買って、その夜はご馳走だよ。 僕はやせた羊を高く買わされないように、料理長に教える。 やっぱり、草が青くて水が多いところの羊はうまいね。 僕は見分けがつくから。 肉の下ごしらえも僕の仕事。 『大きなフン』をもらいました。 | |
砂漠の旅の途中でね、すごく変な人たちに出会ったよ。 体中真っ黒な服を着て、モロコシみたいな高い帽子をかぶってるの。 そういうのが大勢いるからびっくりしたよ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
砂漠の商人は、お茶じゃなくてコーヒーを飲むよ。 毎回、豆をフライパンで炒って、壷で粉にして煮るんだ。 砂糖をたっぷり入れて飲むんだ。 僕はあんまり好きじゃないなあ。 | |
ラクダ引きは、ラクダを持っている人と、持ってない人がいるよ。 持ってない人は、駄賃が安いね。 ラクダを持っている人にはね、親分が荷物を優先して割り振らないといけないんだって。 もちろん、駄賃は高いよ。 それとね、みんなラクダ半頭分は、自分の荷物を積んでいい事になってるんだよ。 だから、自分で売れそうな物を買って積んでいっていいんだ。 それで、帰りはまるまる自分の荷物を積んでもいいんだって。 すごいね。 ラクダを持っていると、楽しそう。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
湖の島に羊を移す話はしたっけ? そこはね、すごく寒いところだった。 ここよりもうんと高いところにあるよ。 僕らがこのまま歩いていくと、死んじゃうくらいの高さだね。 草はあるんだけど、冬にとっておくほどの分はない。 だから、冬になると、凍った湖を歩いて、羊を島に移すんだ。 羊はそこで残った草を食べて、なんとかしのぐんだ。 冬になると、氷が盛り上がって、柵みたいになる。 村の人たちは氷を割りながら、今日はいけるか、 まだ氷が薄いとか毎日やり合っているよ。 でね、羊が歩きやすいように、灰をまいて道を作るの。 それを通って、人も羊も歩いていく。 『大きなフン』をもらいました。 | |
ラクダは夏の初めに毛が抜けて、新しい毛が生え始めるみたい。 夏の間は、ラクダは休みなんだって。 ちょうど村の仕事が忙しいから、ラクダの休みはありがたいなあ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
ラクダ引きの間はね、いろいろやる事があるんだ。 歩いている間はね、フンを拾ってかごに入れたり、 ラクダの毛をむしって、毛糸を作るの。 フン拾いはね、あんまりちゃんとやろうとすると、 遅れちゃうんだ。だから、てきとうにやってていいの。 ラクダの毛をむしるのは気をつけないといけないね。 飼い主が怒るからね。 見つからないようにやるんだ。 ラクダの毛はね、近頃は値上がりしてるんだって。 前は毛をむしっても誰も怒らなかったんだけど、 今はラクダ引きが自分でむしって毛を編むからね。 だから、落っこちた毛を拾って編むんだけど、 足りない分はむしっているよ。 | |
一番面白かった旅はね、家畜全部を売って、この村に来るための旅。 僕とお姉ちゃんは、親戚から分かれる時に、家畜を分けてもらったんだ。 村っていうのは、作物を作ってるから、よその羊飼いには来てほしくないものでしょ。 だから、商人に羊を全部売って、二人だけでね。 村によってさ、収穫の時期なら麦狩りを手伝って、パンと駄賃をもらう。 収穫が終わるまで、納屋に泊めてもらってね。 出て行くときにね、おかみさんに心配されて、古い鍋や小麦粉や皮ひもなんかを余計にもらうんだ。 色んな村に行ったよ。ここは置いてくれそうかなって思いながらね。 何が楽しいかっていうと、いつまでもどこに行くか決まってないんだ! 市で話を聞いて回って、どこの村はどんなだ、 麦や水はどのくらいとれるか、それで僕たちは行き先を決めたんだ。 同じ場所に行く人とは一緒にね。 商人から、薄パンと玉ねぎをいっぱいもらって食べてた。からいんじゃないよ。 甘くて、生で食べられる玉ねぎだよ。 その商人にすすめられて、ここまで来たの。 それで、とうとうここで落ち着いたの。 | |
ラクダの仕事はいろいろだよ。 羊飼いから羊を買う交渉では一番役に立ったかな。 羊をさばいて鍋にするとか、荷物の積み下ろし、 ラクダに餌を食べさせたり、フンを拾ったり。 犬のケンカもとめたし、夜は見張りもして、 歩きながらラクダの毛で靴下も編んだ。 道中はほぼ無事だったよ。 | |
ラクダは気難しい奴が多くて、 上手く荷をつけないと立ち上がってもくれないの。 ヤクもなかなかやっかいだけど、ラクダはもっとだと思うね。 でも、頭の良さは一番かもしれないね。 こっちがだめな奴だと分かると、ぜんぜん相手にしてくれない。 怒らせるとね、口から腹の中身を吐き出して飛ばすの。 もう、それがすごく臭いの。 あれがどっさり顔にでもかかったら、家に帰れないよ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
草原の黒い犬は知ってる? この村でも狼は出るんだから、 草原の黒いマフチスがいればいいと思う。 でも、誰が近づいてきても吠えるから、 あんまりいい顔されないような気がするね。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
ラクダ商隊のコック長に頼んで、下働きしてきたよ。 すごい面白かった。 稼ぎは数えると一日60サール以上にはなっているよ。 損しなくてよかったよ。 『大きなフン』をもらいました。 | |
この村に来る前は、ずっと草原の方で羊を追ってたんだ。 遠い親戚の世話になっていたんだけど、 お姉ちゃんがこの村の話を聞いて、一緒に来たんだ。 そこで、ここで羊追いをするようになった。 君よりも少し早いだけだよ。 『大きなフン』をもらいました。 |
肉屋のジル
状況 | セリフ |
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出産 | 生まれたか! おお!ずいぶん小さいじゃねえか! 大丈夫なのか?こいつは。 動いてるよ~? よしよし、男なんだな? 名前を考えないといかんな。 …首がぐらぐらして怖い。 返すよ。 (名前入力) ○○… ふーん。 (主人公)が決めたんなら、それでいくか。 |
給料:春 | 羊の毛刈りを手伝ってきた。 まぁまぁの稼ぎだよ。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | 干草刈りの給金が出た。 給金はいいけど暑くてかなわんな。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:秋 | 缶詰工場の給金が出たぞ。 しばらくは缶詰作りばっかだな。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:冬 | 肉の加工の仕事も終わったよ。 これで今年の仕事は終わりだ。 『400サール』の収入がありました。 |
その他 | アルトマン家もホルシュタイン家も、大農場をもっているからな。 しょっちゅう手伝いに行くんだ。 俺は、アルトマンの方に行く。 秋は缶詰工場の方に働きに行くからな。 あんまりあっちこっちの家に出入りするのは都合が悪いんだ。 『モモ肉』をもらいました。 |
前に、鉄道の仕事もしたことがあるんだが、あれはキツイね。 レールをしく前に、枕木をしいたり、その木の切り出しにいったりする。 トンネル掘りなんかはひどいもんだ。何人も死んでいくからな。 屈強な男どもの集まりで、気が荒いよ。 兵士と変わりない。とても付き合いきれん。 『腸詰』をもらいました。 | |
毛刈りはけっこうキツイ仕事だな。 朝夕にやれば楽なんだろうけど、日がつよい昼間の方が、 毛が柔らかいからいいんだと。 たしかにそうかもしれんが、暑い日はつらいよな。 『ヒツジの肉』をもらいました。 | |
村の狩人は働いているようか? あいつはなかなかの腕だね。 だいたい、狩りの獲物って言うのは、鹿になるね。 でも、この辺じゃ大きい鹿はみんないなくなっちまった。 イノシシはまだいっぱいいるけどな。 本国だと、貴族が幅を効かせていて、村人は自由に狩りができないんだ。 ちゃんと森の中に見張りがいる。 でもな、誰もそんなのに従わないんだ。 『腸詰』をもらいました。 | |
なかなか忙しいよ。 村のイノシシをさばいてまわらないといけないし、 アルトマンの旦那のところにもいっぱいいるし。 ホルシュタイン家はもっとすごいらしいけどな。 あれ、一人でやると半日かかるからな。 さばいた後も、塩をしたり腸詰にしたりするから、大変だ。 俺はさばくところまでやって帰るけどな。 でも、酒をもらったり世間話もするから、それがツライ。 『モモ肉』をもらいました。 | |
俺は麦刈りはまあまあ、楽しい仕事だと思うよ。 刈るだけならな。 束に結ぶのがつまらん。地味すぎる。 あれさ、馬に引かせるスキみたいな機械で、 刈り取りから束ねるのまで出来る奴、だれか作らないかね。 すごい売れるぞ。 | |
食料調達の仕事をしてきた。 軍の要請があって、貴族が金を出して、 それを持って村を回って食料を買い集めるんだ。 村に足りなければ、隣の村まで行くし。 村同士で融通しあうんだ。 肉の調達は、まわりの森でやったね。 俺もそのときは銃で獲物を撃った。 ウサギや、ライチョウが多かった。 とにかく、肉はあればあるほど食うから。 駐屯地では、コーヒーには不自由しないね。 メープルシロップもいくらでもある。 小さい駐屯地ならいいけど、 大きくなるとまわり中の村に買い付けに行くから、大変だ。 『ヒツジの肉』をもらいました。 | |
前に、国軍の駐屯地があったときは、俺もそこで働いたよ。 兵士じゃないぞ。 軍は毎日たくさんの食料が要るだろう? それの調達係な。 だいたい、軍の中にはコックなんていないもんだ。 みんなが持ち回りで食事を作っている。 だから、だいたい、ひどい食事だね。 シチュー、ごった煮、シチュー、ごった煮。 全部同じ味だよ。 メロンとか、豆が出るとうれしいな。 『ヒツジの肉』をもらいました。 | |
缶詰は軍の方に売れるようだぞ。だから、まずまずなんじゃないかな。 工場長は、材料費がかさんで、あんまりいい儲けは出ないって言ってるが。 歩留まりって知ってるか? ? 同じ量のエビから出来る缶詰が多いほど、 歩留まりがいいって言うんだよ。 だんだん悪くなってきたって。 なんでか分かるか? 分からない 俺たちが食ってるからな。 しょうがないんだ。任務なんだよ。 軍の兵士どもが、腹を壊したら大変だからな。 だから、進んで毒見をしている。 もちろん、メシが食えねえってところまでは食ってはいない。 この時期はツライぜ。 『腸詰』をもらいました。 | |
そろそろ街から貴族が狩りに来るころだな。 俺も呼ばれるよ。 もちろん、客としてじゃないよ。 獲物を追う、勢子の手伝いな。 みんなで森に入って、獲物を追い出して、 それを馬に乗ったお偉いさんが銃で撃つ。 気をつけてないとな、こっちが撃たれたりするんだぜ。 勘弁してほしいよな。 『バラ肉』をもらいました。 | |
羊飼いの連中は、涼しい山の放牧地に行くからいいな。 湿気はないけど、日差しが痛くなってくるから、楽じゃないよな。 農場のほうの話だと、涼しい曇りが続く方が出来がいいんだと。 そりゃ、そういう天気が続けば最高だと思うが。 雨が来ないうちにひっくり返して、早く干した方がいいだろうよ。 『バラ肉』をもらいました。 | |
村で余った物資を、砦に売るのはなかなかいいよ。 街に持っていくよりも安いんだが、手間がかからん。 俺は肉をさばくのと買い付けが半々ぐらいかな。 冬前には村のイノシシをさばくのを手伝うから、年中忙しいな。 『バラ肉』をもらいました。 |
大工のチャック
状況 | セリフ |
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出産 | 生まれた? 男の子か! 面白い顔だなー。 まるでサルみたいだね。 名前をどうしようかね? (名前入力) ○○! うん、いいね。 きっといい大工になるよ。 おいらが小さい頃から鍛えるさ。 |
給料:春 | 今年の樽作りが始まったよ。 本業はこの時期だけだから、楽しいな。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | 今は村の家の修繕をやってるんだ。 誰の家を直すのかで不満がでそうだ。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:秋 | 今度は缶詰工場の修繕だよ。忙しいなあ。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:冬 | 製剤所に行って、お屋敷の材木の注文をしてきた。 来年もいい木で仕事が出来そうだ。 『400サール』の収入がありました。 |
その他 | 薪は足りているかい? 仕事場の木っ端は持ってこれるけど、いろんなのが混じってるからね。 すごい匂いのするのもたまにあるよ。 一番いいのはトネリコだね。もちろん、よく乾かさないとダメだね。 この辺も昔よりは木が少なくなってきているからね。 木が高くなってくれば牛のフンばっかになるかもな。 お金持ちは街で買った石炭を使ってるよ。 おいらは、やっぱり木が一番いいと思うけどね。 『マキ』を入れてもらいました。 |
今日は旦那に酒瓶をもらったから、職人仲間で飲んでたよ。 街なんかだと、夕方からパブで過ごすのがはやってるらしいよ。 おいらたちは、裏庭で材木に登ってやるけどな。 ちょうど納屋の吊るし肉にも近いし。 みんなで食う分も吊るしてあるんだ。 『ベーコン』をもらいました。 | |
今年は、麦の出来はそこそこみたいだね。 何年か前には、ひどい年があってさ。 一粒もとれなかったんだぜ。 農夫たちは食っていけないからって、みんな街に働きに行ったよ。 鉄道の仕事はあるからね。 おいらは、まだ船の仕事があるからよかったけど。 本国からの積荷は食料でいっぱいさ。 うちの旦那もそのときは感謝されたね。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
工場の仕事をしてきたよ。 工場って言ったって、ただのでかい小屋だよ。 長いテーブルで、みんなロブスターをむしってる。 水を使うから、木の部分は腐っていくんだ。 だから、テーブルの足を取り替えたり、 樽を入れ替えたり、階段の板を取り替えたりさ。 数が多いから、大変なんだよ。 『ベーコン』をもらいました。 | |
今日は家の修繕をしてきたよ。 村にもあるだろ? 稼ぎも少なくて、家もボロのまんまな奴が。 旦那様は、そういう家を建て直して下さるんだ。 なんでかっていうと、見栄えがしないからだね。 よその村に対しての、見栄っていうかな。 実際、建て直された家は、いいもんだよ。 まあ、聞いたまま言うと、 「あの怠け者どもの家を全部壊して立て直せ!」 になるんだけどな。 『たらい』をもらいました。 | |
仕事は大変かい? この辺じゃ薪を集めたり、干草を運んだり、 堆肥を運ぶのも立派に生計が立つんだから幸せな方だよ。 まあ、面白くはないけどな。 オットーの旦那やホルシュタインの農場があるから、ありがたいことだ。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
おいら、鍛冶屋の爺さんとは付き合いがあるから、 鍛冶屋の仕事も知っているよ。 見ていると、なかなか面白いね。 金床で蹄鉄を打つの、やってみたいよ。 あれさ、叩いて飛び散った火花の分だけ、鉄が目減りするらしいよ。 何割なくなるんだろうね。 いい刃物なんか打つと、8割も飛んじゃうって。 どれだけ損な商売なんだ。 さすがに蹄鉄はそんなに減らないと思うけどな。 樽を締めるタガも安いもんじゃないけど、高くもないね。 『空き樽』をもらいました。 | |
今日は製材所に行ってきた。 前に旦那様がやっていた船の工場が残っていて、 そこで製材だけは出来るんだ。 お金持ちは、丸太じゃなくてきれいに切った材木を使うからね。 材木は欲しい時にすぐ手に入る物じゃない。 出るときに買っておいて、備蓄しておくんだ。 新しい木はいい匂いだよ。 全部おいらの物になればいいなって、いつも思うよ。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
今日はお屋敷の修繕だったよ。 土壁のヒビを埋めたり、納屋の戸を直したり。 金具なんかも錆びたりしてるんで、そういうのは取り替えるんだ。 少しの錆なら、火で焼いて叩けばいいんだけど。 だめなのは鍛冶屋の爺さんに作ってもらう。 取り付けるのはおいらだね。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
ここんところは、旦那の家の屋根のふきかえを手伝ってるよ。 この辺じゃ10年ぐらいでかえるんだ。 麦わらだからそんなもんだね。 もっとお金持ちだとカヤでふくんだ。 あれだと30年も40年ももつっていうよ。 板ぶきの屋根っていうのも、けっこう上等な方だよ。 もっとも、わらぶきができなければ芝土の屋根か板ぶきしかないけどな。 『マキ』を入れてもらいました。 | |
毎日忙しいね。 昔はここも、食うに食えないところだったみたいだけど、 今は作った物が片っ端から街に売れるみたいだね。 アンバーの街も、人が増えてるって言うから、 食い物がたくさんいるもんね。 農業って言うのもいいもんだなあ。 『マキ』を入れてもらいました。 |
女先生クララ・アルトマン
状況 | セリフ |
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出産 | あなた、女の子だって。 おお。 なんだ君は、困ったような顔して。 おお。 よちよち。 そうだ、名前はどうします? (名前入力) ○○… 丈夫に育ってくれればいいわ。 この子のためにも、私たちががんばらないとね。 |
給料:春 | 学校のお給金が出ましたよ。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | 学校のお給金が出ましたよ。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:秋 | 学校のお給金が出ましたよ。 『400サール』の収入がありました。 |
給料:冬 | 学校のお給金が出ましたよ。 『400サール』の収入がありました。 |
その他 | あなた、お食事にしましょう。 これね、ライ麦で作ったパンなの。 色が黒いのね。 お屋敷ではね、ライ麦も少し作ってるのよ。 ホルシュタイン家も、アルトマン家も、この地に来てから3代も過ぎたの。 私もエリザベスも、もう祖国の言葉を話さなくなっているわ。 だからね、毎年、このライ麦パンを作ると、 みんなで分けるのよ。 祖国を忘れないようにってね。 |
学校でね、エマちゃんていう子がいてね。 この子とホリーちゃんていう子が張り合ってるのよ。 つづりはいつも1番と2番なの。それも順番こに1番になるのよ。 近頃はケンカも少なくなったけど、 来た頃はよく言い合いになってたのよ。 他の子たちも、どっちに味方するかで張り合ってるの。面白いわ。 | |
エマちゃんがね、綿つみが忙しくて、 近頃は学校にきていないのよ。 寂しいわ。 ホリーちゃんもね、エマちゃんが来ないと、おとなしいのよ。 きっと寂しいんだわ。 でもね、来るときっとケンカするわよ。 | |
ホリーちゃんは、村の学校を卒業したら、アンバーの学校に行くそうよ。 おうちが綿で羽振りがいいから、いい学校に行けるのね。 私の行ったタルコット学院だといいんだけどな。 あそこのダン先生は、厳しくて有名なのよ。 私もなんども泣かされました。 | |
エマちゃんね、ホリーちゃんが街の学校に行くって聞いてから、 元気ないのよ。 おうちがお金持ちだったら、自分も行けるのにって。 でも、あのうちはおじいさんとおばあさんしかいないから、 難しいわね。 とても家を出て行くなんて出来ないわ。 かわいそうに、もっと勉強したいでしょうに。 | |
エマちゃんの家に、メイちゃんの親子が住み込むことになったそうよ。 エマちゃんのおじいさんもおばあさんも、 メイちゃんのお母さんに畑を手伝ってもらってるから。 もともとエマちゃんのうちは、格式高い家なの。 だから、働き手が住む部屋もたくさんあるのね。 二人とも兄弟みたいに一緒に来るわ。 | |
ねえねえ、エマちゃんがね、街の機械紡績に行く事になったそうなの。 もう、お給金を前借りしちゃったんだって。 人を売り買いしているようで、よろしくないわね。 機械の工場は大変な所なのよ。 何人も体を壊して帰って来ているの。 また、キカイの娘が倒れたって聞くのかと思うと、切ないですわ。 | |
油屋さんとこのジャック君が学校に来てるのよ。 アンバーでけっこう大きな家なんだけど、こっちにずっといるようよ。 どうもね、お父さんに好かれていないようなの。 後妻のお母さんも冷たい方なのかしら。 ジャック君は跡継ぎなのに。 | |
ジャック君、おじいさんと街の家に行ってきたそうよ。 そうしたら、 また油屋のご主人の家に引き取ってもらえなかったそうなの。 どういう了見なんでしょうね。 おじいさん、すっかり怒っちゃって。 もう自分で最後まで面倒見るから、 ジャック君は頼まれても返さないって。 | |
もう、ジャック君のいたずらがすごいのよ。 他の子のお弁当を隠したり、ケンカばっかりだし。 私のスカートをめくるの! ほっぺたつねっちゃった。 お父様はムチをくれろなんて言うけど… そんなの無理だわ。 | |
ジャック君、おじいさんの手伝いをするんだってはりきっていたわ。 あのおうちは、兄弟も使用人も大勢いるから、寂しくは無いのね。 学校にもちょくちょく来てくれるし。 でも、最近私を避けているような気がするの。 すぐに隅っこにいっちゃうし。 | |
リサちゃん知ってる? 紙屋さんの娘さん。 今度、お兄さんが兵隊に行くそうなの。 仲良しだから、かわいそうだわ。 | |
リサちゃん、お兄さんから手紙が届いたって。 毎日郵便局に行って待ってたのよ。 そうしたらね、お兄さんに恋人がいたんですって。 誰だか分からないんだけど。でね、私にいろいろ聞くの。 どうやら、その恋人は教師らしいのよ。 この辺りでは、女教師なんていないものね。 街の人かしら? | |
リサちゃんのお兄さん、兵隊を脱走したらしいのよ。 お父さんが恥じかいたって怒ってるらしいわ。 それとね、お兄さんの恋人が、家に来たっていうの。 お兄さんの本を全部引き取って帰っていったって。 やっぱり街の方らしいわ。 私の知っている方かしらね。 | |
最近のリサちゃんは、つづりがとっても上手よ。 紙屋さんだもんね。 お父さんの作った紙で、いっぱい練習してるのね。 街の方でも紙はたくさん必要だから、忙しいわね。きっと。 | |
あなた、電気が来るってご存知かしら? とうとう、街の会社の電気が来るそうよ。 電気は、とっても明るいの! ランプの光とは全然ちがうのよ。 学校にもつけてもらいたいわね。 きっと、夜も勉強出来るものね。 | |
ねえ、この前の電気の話だけど… どうも村の前で足踏みしてるそうなのよ。 村長さんが、村にも電気を通してくれるように、国に陳情に行ったの。 そうしたら、元がとれないって、申し出を断られたっていうのよ。 それでね、村営の電気会社を作るって息まいてるわ。 うちのお父様は、会社派だから、また衝突がありそうで怖いわ… | |
ランプ屋のおじさんがね、自分で発電機を買って、 電灯をつけるって言うのよ。 村の人を会員にして、お金を集めているわ。 お金が足りないから、自分の土地まで売ってしまったんですって。 大丈夫かしら。 けっこうな土地持ちだから、大丈夫だと思うんですけど。 | |
あなた、大変。 ランプ屋のおじさんがね、みんなから集めたお金を、 失くしてしまったんですって。 街の宿屋で、スリにあったそうよ。 警察も手をつくしてるそうだけど、見つかるといいわ。 おじさん、街の人に申し訳ないって、また自分の土地を売ってしまったわ。 本当に大丈夫かしらね。 心配だわ。 | |
あなた、聞いてくださらない? 会社派と、村営派で村の名主たちは真っ二つよ。 また村長さんとうちのお父様が対立しているの。 エリザベスがどっちかについてくれれば、すぐに解決するのにね。 私はどっちでもいいと思うのよ。電気さえきてくれればね。 | |
ランプ屋のおじさんね、結局、お金を村の人にかえしたそうよ。 今度は、自分の家用にもっと小さい機械を買うっていうの。 そうよね。 これだけ名主たちがごたごたしていれば、大きい事はできないものね。 村営の電気会社を作るって言っていたのは、 ランプ屋のおじさんだものね。 | |
あなた、正式に会社の電気が来る事になったそうよ。 でも、まだお金がかかるので、普通の家には当分こないだろうって。 でね、ランプ屋のおじさんが、自分用の電気を、 学校に引いてくださるの! どうしたんでしょう? 私、忙しくなるわね。 | |
ねえ、あなた? ランプのほやを磨くのは、手が入る子供と決まっているでしょう? 子供の頃、私とエリザベスがね、一緒にランプを磨いていたの。 エリザベスの手は私よりもずいぶん大きいのよ。 私の手が入らなくなった頃、 エリザベスの手はまだまだランプに入ったのよ。 どうしてだと思います? 『超能力』 残念! エリザベスのランプは、うちのよりも2倍大きいから! 今だって入ると思うわ。 まぁ、もうランプを磨くような事はしないと思うけど。 |
服屋の長女ちずる
状況 | セリフ |
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出産 | 男の子よ。 誰に似てるのかしらね。 ウチの方ではないみたいね。 あなたの方に似てるのかしら。 名前はどうします? 『名前入力』 ○○さんは、 ご機嫌ななめでござんすね。 ほれほれ。 笑ってごらん。 くすぐっちゃうよ。 |
給料:春 | 羊毛の集荷が終わったの。 今年も職人が来てくれてよかったわ。 私のお給金が出せるわ。 『500サール』 の収入がありました。 |
給料:夏 | やっとこ羊毛の選別が終わったわ。 コレで一安心。 『500サール』 の収入がありました。 |
給料:秋 | 街の工場に羊毛を出荷し終わったわ。 これで今期は忙しいの終わり。 『500サール』 の収入がありました。 |
給料:冬 | 糸よりの入金があったわ。 歌いすぎで手よりも喉が磨り減りそう。 『500サール』 の収入がありました。 |
その他 | あなた、お食事にしましょう。 今日は、とっても珍しい日よ。 私がお料理をするのは、10年に一度の事だから。 これを逃すと、次はいつくるか分からないからね。 これはね、牛の肉を挽いた物とナスを重ねて、 ホワイトソースとチーズを入れて、煮ただけ。 砂漠の、海辺の料理らしいわよ。 家の事は妹に任せっきりでね。 おかげで、みかはすっかり言葉がなまってしまって。 でも、きっとそのうち元に戻ると思うの。 今でも、たまーに素に戻るから。 |
オットーさんやエリザベスさんの家では、 毎年すごい量の羊が刈られるでしょ。 毛刈りの職人が遠くからもやってくるのよ。 職人たちはね、毛布一枚しか持ってこないの。 それで、納屋に寝泊まりして、終わるまですごすの。 お給金をもらったら、にこにこして他の農場に行くのよ。 陽気で気のいい男たちね。 カイくんや、マキさんも同じ仲間みたいね。 | |
街の羊毛工場に行った事ある? 工場だとね、大きなはずみ車のついた糸車がいっぱいあるの。 羊毛も紡ぐけど、南の方から買った綿も紡いでるわ。 綿は本国で人気だから、これからももっと繁盛するわね。 もちろん、羊毛もすたれたりはしないわよ。 まだまだ足りなくて困っているものね。 この国にだっていきわたらないぐらいだもんね。 | |
手の達者な人が一人で最後まで作った織物はいいものよ。 私だって、そういうものが欲しいもの。 でもね、それじゃあ全然足りないし、 安くはできないの。 この国でも、羊毛の織物はたくさん必要なの。 今はね、食料を買ってもらって、 それ以外は本国から買わないといけないでしょ。 そうすると、この国はいつまでも貧しいままなのよ。 私が出来ることは、羊毛をアンバーに送る事ぐらいだけど。 がんばるわ。 | |
店の仕事は忙しいのよ。 いろんな家からいろんな羊毛が来るでしょ。 それをね、選別していくの。 羊の血統や、毛の色や、家の質で分けるんだけど、 専門の職人が、手先の感覚で、分けていくのよ。 毛の油の量もいろいろあるでしょ。 何に使うかで、洗い方も変わるもんね。 注文もいろんな種類があるから、 それに応えられる物を選んでいかないといけないの。 ほんっとに大変よ。 | |
この村で刈った毛はね、アンバーの街の工場に運ばれているの。 なかなかの物よ。 そりゃ、本国の大きな工場とは比べられないけど。 街の娘たちもたくさん、工場で働いているわ。 この国で毛織物がたくさん作られれば、 本国から高い毛織物を買わなくて済むんだわ。 | |
ベーコン一つ作るも大変なのね。 街でもね、外周の外に出れば、豚なんか珍しくないんだけど。 間近で育って肉になるのはちょっと驚きだわ。 よくもまあ、太ってくれたものね。 病気やなにかで死んだりしたら、大損害ね。 | |
街ではね、パン屋でパンを買うのよ。 朝はみんなパン屋に並んで、おしゃべりするのが楽しいわ。 本国ではね、パンにも税金がかけられてるの。 でね、プチパンがそのせいでもっと小さくなっちゃったの。 食べやすくなってよかったわねーって。 みんな怒ってたわ。 | |
毛織工場の話なんだけど… 工場の娘たちの仕事は、たくさんの糸を同じ質で作らないといけないの。 太さや、糸のよりも、みんなそろえてね。 だから、機械を上手く使えないといけないの。 でもね、機械なら、それほど熟練していない工女でも、 たくさんの糸がとれるのよ。 | |
機械でも、手でも、糸紡ぎはなかなか根気のいる仕事なの。 だから、みんなで集まって、歌でも歌いながらやるものよ。 工場でだって、工女たちが歌いながらやってるわ。 調子が早い歌だと、手元も早くなっていくの。 あんまり早くすると、みんな失敗して、 歌いだした人が怒られるの。 お給金は歩合制だから、真剣勝負よ。 | |
服屋の次女はる
状況 | セリフ |
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出産 | あーもうだめ。 死ぬ。 ちょっと見てよー。 なっかなかおとなしくならないのよ。 なんでこんなに力があるんでしょう。 男だよ。 『名前入力』 ○○? それはいい名前ねー。 まあいいわ。 きっとアタシにそっくりになるわ。 この子は、男に生まれていたらって言われなくても済むわ。 |
給料:春 | ウチの手伝いの給金をもらってきたよ~。 『300サール』 の収入がありました。 |
給料:夏 | 春の毛刈りの給金をもらってきた。 『300サール』 の収入がありました。 |
給料:秋 | 羊毛選別の仕事の代金もらった~。 『300サール』 の収入がありました。 |
給料:冬 | 姉さんから羊毛洗いの給金をもらったよ。 『300サール』 の収入がありました。 |
その他 | ねえねえ、ちょっとー! ねえねえ、これ、何だと思う? これはね、実に芸術的なスープなの。 オニオンスープ(ネギ抜き)よ。 どう? うまい そうでしょう。 さっそく、お母様に手紙を書くことにするわ。 すぐに料理屋を開き、これを出すようにと。 お願いがあるんだけど、 もしも、万が一にもお母様がこっちに来たときは… 伝えて欲しいの。 はるは留守だと。 まずい 全く、あなたという人は。 この詩的な響きをなんとも思わないのかしら。 文学を何だと思っているの。 もっと本を読みなさいよ。 新聞もとろうぜ~。 |
ねえ、クイの丸焼きとアタシ… クイ ハーイ、こっちね。 どう? これはいいんじゃない? いい でしょー。 さすがのワタクシめも、この程度失敗しないわよ。 焼くだけじゃんこんなの。 ダメ なんだとー? キミねえ、いいかげんにしたまえ。 キミはね、もう少しいたわりの気持ちってないの? そんなことじゃね、女性にモテないわよ。 アタシ もう、あなたったら、言わなくたって分かるわよ。 あなたの目つきで、わたしを狙ってる事ぐらい。 お高いのよ、わたしは。 | |
ねえ、キミはさ、パンスープなんかどうなの? 好き むむ…ちょっと来い。 もう、どういうこと? なんであたしの嫌いなものが好きなわけ? 嫌がらせ? で、味はどうなの? 味見してないんだから。 うまい なんだとう! てめー。うまいだとう? さ、どうぞどうぞ。 もっと食いなされ。 まずい でしょ? こういうものなのよ。 でも、貴方がそういうなら、もう作らないわ。 貴方のために! 嫌い でしょ~。ホント気が合うわ。 やっぱり、夫婦は似てくるのね。 よくてよ。 | |
ねえ、ベリーのバシュランとアタシ、どっちが好き? バシュラン そう、分かった。 来て。 ねえ、どうかしら? うまい 本当!? 本当においしい?嘘ついてない? 出すわよ、他人に。 嘘言うとあなたが恥かくのよ。 大丈夫? やっぱり姉さんたちでも実験してみないとね! まずい まずい? そうかー。 そうじゃないかなーとは思ったの。 でもね、それなりに出来てると思うのよね。 しょっちゅう食べたものだからね。 ダメか。 でもね、アナタは私の亭主なんだからね、 もう少し優しく言って欲しいのねー。 アタシ まあ、やっぱり? あなたはやっぱり私にベタぼれなのね。 それならしょうがないわ。 ありがとう。 | |
ねえあなた、モモって嫌いでしょ?どうなの? 好き まあ! あなたはあんなものが好きなの。 ちょっとこっちに来て。 あなたは分からない人だわ。 わたしの腕ではおいしくならないのよー。 どうなのー? うまい あら!本当! アンタには困っちゃうわねーホント。 おいしいのー?これが。 まーあ。また作ろうかー? まずい でしょー。 だからそういってるじゃない。 腹立つわねー。 今度は生で食わすわよー。 嫌い まあ!そうだと思ってたワ。 貴方の事はワタクシめが一番理解しているの。 もう何も言わなくていいわ。ゆっくりしていらして。 | |
ねえ、あなたに聞いておきたいことがあるの。 うさぎちゃんのシチューとアタシ、どっちが好き? うさぎそう! それならば、食べてみる? これねえ、一生懸命作ったの。 だってアタシの好きなものだから。 … 味はどうかしら? うまい え!本当!? … あなた、味覚は確かかしら? これを赤の他人に出してもいいものかしら? もしあなたが嘘つきか味オンチだったら、私が恥をかくのよ? 大丈夫? 大丈夫 よし!人体実験終わり。 ありがと。 まずい やっぱり! そうじゃないかと思ってたのよ。 自分で作るとおいしく感じちゃうものよ。 やっぱりダメか。 それにしてもね、もうちょっと気を使ってうまいとか言いなさいよ。 乙女心が傷つくじゃないの。 アタシ まあ!そうだと思った! 貴方は私にぞっこんですものね。それならいいわ。 | |
ねえ、貴方? チーズ焼きパスタって、嫌いでしょう? 好き え、好きなの? ええ~、あなたはどうしてそうわがままなのかしら。 ほら、私が作るとこんなものよ。 どう? うまい え?本当? これは驚いたわ。 あんたは何が好きで何が嫌いか分かりづらいわ。 本当に、困った亭主だわ。 まずい そうでしょ 私もそう思ってるの。 これは、もう二度と作らないわ! だから今日が見納めよ~。 嫌い まあ!やっぱり? 私もあんまり好きじゃないの。 貴方と私は心が通じ合っている夫婦だものね。 幸せだわ! | |
キミはさ、冬の寒さってものがこたえないの? わたしはね、土間があったり、 鍵穴から風が吹くのは嫌いじゃないの。 幻想的で、いいものよ。 でもね、暖炉が燃えると、隙間風がどんどん吹き込んでくるでしょ。 あれはなんとかならないのかしら。 やめて欲しいわよね、隙間風。 『マキ』 を入れてもらいました。 | |
今日はね、狩人に獲物をもらってきたの。 それにしても不思議なのは、だれも狩人の名前を知らない事なのよ。 私も付き合いが長いんだけどね。 まあ、それはそれとして。 ウサギちゃんをもらっちゃった。 『ウサギ死体』 をもらいました。 | |
マキ割りってのは、なかなか楽しい娯楽じゃない。 キミはいつからあんな楽しい事覚えたのかしら? 街の殿方は、ゴルフを楽しんでいるのよ。 ワタクシは、ゴルフよりもマキ割りね。 今日も、1コード分くらい、割っておいてもよくってよ。 『マキ』 を入れてもらいました。 | |
村で一番パンがうまいのは誰んちか知ってる? ナターシャ婆さんだって。 さすが年季はいってるわね。 私なんか、切るだけとか、煮るだけとか、 シンプルなのが得意なのよ。 結論としては、パンは買ったほうがうまい! |
服屋の末妹みか
状況 | セリフ |
---|---|
出産 | 男の子よ。 とっても強い子よ。 こう見えて、あと6時間したら、歩き始めるわ。 きっと、今日中に乳離れもする。 一緒に食事をするのが楽しみね。 名前はどうしましょう? 『名前入力』 ○○… いいわ。 あなたがつけたんだもの。 |
給料:春 | 大農場の毛刈りに行ってきた。 『300サール』 の収入がありました。 |
給料:夏 | 姉ちゃたちの世話のお駄賃をもらってきたぞ。 『300サール』 の収入がありました。 |
給料:秋 | 秋の機織のお給金がでたど。 『300サール』 の収入がありました。 |
給料:冬 | 今年最後のお給金だ。年越しに使うべ。 『300サール』 の収入がありました。 |
その他 | これ、うちにいるときはあんまり作れねかった。 ちずる姉ちゃは食えるんだけど、はる姉ちゃは食えねえ。 玉ねぎが入ってると、はる姉ちゃが怒るんだ。 だから、ちずる姉ちゃと二人の時にだけ作るんだ。 でもな、他にもいくつかそういうのがあるんだ。 |
これなー、手がかかるから、うちの姉ちゃも好きなはず、 と思ったらそうでもねえ。 おらしか好きじゃなかったの。ほんとに面倒なのに。 パリパリしてサクサクさせるの、すごい難しいのに。 お前さんは喜んでくれるよな。 | |
春はクローバーがじゅうたんみたいに生えるだろ。 それにニワゼキショウやらオオイヌノフグリやら、 ちいせえ花がぽつぽつつくだろ。 ああいうのは見てて気持ちいいな。 よく踏みしめる、家のまわりだと、 草がなくなって芝が生えてくる。 こういうのって、自分でやらねえのに勝手になるんだな。 アンバーの家だと、地面は石で覆ってあるから、 冬に働きに出かけるときは、寒いど。 | |
上手く出来たから、姉ちゃたちにも持って行こうかな。 きっと、はる姉ちゃは今頃、甘い物に飢えてるぞ。 はる姉ちゃはな、たまにキジとかライチョウを撃ってくるから、 鳥の肉には困らねえ。 たまに人のうちのニワトリ撃ってくるのは本当に困るけどな。 あれじゃ、バカ犬と一緒だ。 | |
おらの姉ちゃたちは、プラムのケーキは好きだけど、 ベリーのは好きじゃねえみてえだ。 謎の味覚だな。 今度な、はる姉ちゃが嫌いな玉ねぎを食わせてみるつもりだ。 汁物だと意外にばれるからな。 水気のねえ奴なら、気づかんかもしれない。 今のところは全敗中だからな、次こそは! | |
これはな、母ちゃの得意料理だ。 うちの姉ちゃは、あんまりかっこよくねえって、恥ずかしがるんだけど。 ちょっと年した人たちは、うまいって言うよ。 たくさん作ったら、村のみんなに配るべ。 | |
プラムっていったらこのケーキだと思うけど、 姉ちゃたちはプラム酒のツイカだな。 あんただ物、どこがいいのかさっぱりだ。 ツイカなんて、飲んだら息できねーぞ。 でもちずる姉ちゃは優雅だよ。 あれは魔性の女だべ。 はる姉ちゃは、よくしゃべるようになるから、うるさくてかなわねえ。 | |
すっぱいキャベツの漬物でパンを食うの、いいな。 みんなこういう楽なのが好きならいいのに。 ちずる姉ちゃなんかは、たまに面倒だ。 オムレツ作るのにも、街のコックがやるようにな、 中はトロトロなのを食いたがるんだ。 でも、そんなの毎回できねだろ。 卵だけだから、ごまかしが出来なくて困る。 はる姉ちゃは、ねぎ以外はたいていごまかせるがな。 | |
鍋の下の方触ると黒くなるぞ。 いつもぴかぴかにみがいているんだけどな。 すぐに黒くなるからな。 あすこの家の鍋はすすで真黒だって笑われるといけないから。 だから、砂でしょっちゅうみがくんだ。 街ではな、みがき砂を売りに来る砂男もおったしな。 ここではその辺の砂でみがいとるよ。 | |
リンゴの木ってさ、新しくするのに、古い木を切ってしまうんだぞ。 そのときにな、焚き火をするんだけど、みんなでリンゴを焼いて食うの。 枝にぶっさしてな。焼くと甘くなるんだ。 だいたい、先に枝が燃えて落っこちるんだ。 灰を吹かねばなんねえぞ。 | |
これは、マキさんに習った。 うちには羊はいねえから、羊をさばいた時に少しもらいに行くんだけど、 いろいろ習うのよ。 この辺じゃみんなが食べてるっていうぞ。 | |
うん、やっぱり普段はこんなのがいいな。 仕事に行くのにも、便利だもんな。 一度にこさえておけば、気楽だし。 パンを作るのは、結構な仕事だけどな。 |
牧場のマキさん
状況 | セリフ |
---|---|
出産 | 女の子だって。 あなたよりも、私の家の系統ね。 母さんに似ているもの。 名前は何にしましょうかね。 〇〇…あなたがつけたんだもの。 きっといい子に育つわ。 |
給料:春 | ホルシュタインさんから、パンの代金をいただいたわ。 『300サール』の収入がありました。 |
給料:夏 | 干草狩りのお駄賃をいただいたわよ。 『300サール』の収入がありました。 |
給料:秋 | 麦狩りのお手伝いのお給金が出たわ。 ホルシュタインさんは支払いが早くていいわね。 『300サール』の収入がありました |
給料:冬 | 粉引きのお駄賃が出たわ。 『300サール』の収入がありました。 |
その他 | あなたー、モロコシのパンよー。 知ってる?エリザベスさんが白いのは毎日白パンを食べるからだって。 毎日食事のたびに白いパンなんて、考えただけでもぞくぞくするわね。 |
あなたー、バター茶を煮たわ。 これね、本当はヤクのバターでやるものなの。 もっとクセが強いんだよ。 本場では、夜の明かりもとるのよ!でもね、夜の灯明は、羊の脂が一番いいわ。 豚の脂は食べるにはいいけど、明かりにすると匂いが強くて嫌だわ。 羊の脂と灯芯草があれば、夜の仕事も大丈夫。 ガラスのオイルランプがあると夜も刺繍出来るくらい明るいらしいよ。 でもね、それはどうかと思うのよ。 夜は、夜の良さがあるものね。 そう思わない? | |
あなたー!羊のスープが煮えたわよ! 私が草原にいた頃はね、羊も食べるんだけど、普通はヤギを一頭つぶして、みんなで食べるの。 塩茹でするだけよ。 それがすごく楽しみで、遠くにだれか見えるたびにわくわくしてた。 早く来いって。 おしりの脂が一番おいしいのよ。 でも子供はおなかをこわすからって…だから沢山はもらえなかったわ。 | |
あなた、鳥のダンプリングができたわ。 火でお料理するのが一番楽しいわ。 私は土間に五徳をおくのがいちばん賢いと思うわ。 どこでもかまどに出来るし、持ち運べるもの。 もちろん、どこでも真っ黒のすすが飛び散るけどね。 この村の家は天井に大きな穴が開いてないからいけないんだと思うわ。 大穴を開ければ、とってもさわやかになると思うわよ~。 | |
あなた、今日は肉うどんを煮たの。 私ね、昔は肉はあんまり食べなかったんだけど… この村に来てからは十分食べられるようになったわ。 肉を乾さないでも持っていられるもんね。 ハムやソーセージの作り方も覚えたし、食べ方も覚えたし。 でもね、やっぱり普段はチーズとトウモロコシがいいわ。 肉うどんはまあまあ好きかな。 これ、弟が好きだったの。男の子はこういうの好きね。 | |
あなたー。休憩しましょう。 ちょっと聞いてよー。 今日の分の薪を引っ張ってたら、隙間からヘビが出てきたの。 ヘビ見たの初めて。 得したわ。 それとさ、屋根の軒の裏っかわにさ、変な虫いるじゃない? あれ、この前家の中に歩いていて、びっくりしたわ。 怖いからホウキにのせて出てってもらったよ。 | |
モモがやけたよー。 これね、羊をさばくと必ずみんなで食べた料理なの。 塩茹でするだけの料理よりだいぶ手がこんでるでしょ。 だから、みんな好きなのよ。 その頃はね、ヤギや羊を、売ってお金にするんだけど、だいたい……年に十匹ぐらい売ってたかな? それでお茶や塩や砂糖を買ってね。 それぐらいで十分だったのよ。 | |
ごはんができましたよー。 私ね、こういう質素なの好きよ。 この村に来たころは、よく人の畑に手伝いに行ってたよ。 ホルシュタインさんとこのライ麦狩りを手伝うと、麦もわらももらえたの。 それがあればパンも焼けるし、羊も飼えるでしょ。 放牧地なら自分の羊を飼えるから、畑がなくても生きていけるの。 ああいうのも悪くないと思うわ。 | |
あなたー、クイを焼いたわー。 かまどの火を見ていると面白いね。 なぜかずっと見入っちゃうわ。 住む場所や家族は変わったけど、この火を見なかった日はないの。 きっと、火が好きなんでしょうね。 村長さんちに行く道に並木があるでしょ。 そこで落ちている枝を拾っておくの。 小さい穴のあいた木は古いから、硬くて新しいのを選んでね。 | |
カブが煮えたよ~。 仕事の後は、あったかい物がいいよね。 この村は水がいいから、スープの味が一味違うね。 高い山から流れている水は綺麗で冷たいのよ。 低いところの水はあんまりよくないわ。 塩湖が近いと、しょっぱいし。 しょっぱい場所に長くいると、普通の水を飲んだときに甘く感じるの! | |
あなたー、今日はキャベツのサルマーレよ。 ねえねえ、なんでここの人たち畑に同じ物をきれいに並べて植えるの? 畑って、もっといろんな物をごちゃまぜに植えるもんだと思ってたの。 私がいた地方では、みんなそんな感じだったわ。 畑に悪さをする鬼が来たら全部ダメになってしまうから、昔からごちゃごちゃ植えた畑をいくつも作ってたの。 でも、この村の流儀も悪くないわ。 たしかに、スキで一気にジャガイモを掘り出せるのは便利だものね。 私らは、鳥と一緒にジャガイモを拾うだけでとっても楽だわ。 | |
あなたー、ごはんにしましょう。 ホルシュタインさんちにはモロコシを粉にする水車小屋があるの。 そこで、あのお屋敷で食べるモロコシを粉にしているの。 水車小屋にかけるとあっという間にみんな粉になっちゃうのよ。 あんなのがあれば収穫日に全部粉にして、虫だらけにしちゃうかもね。 | |
羊のスープを煮たわ。 村の人がね、私らがたくさん羊を見分けるのが不思議だっていうの。 そりゃ、羊飼いなら、羊の顔を覚えるよ。 名前だってつけてるよ。 私だって二百頭くらいなら覚えてられるもの。 だいたい、同じ年に生まれたものを一つの群れとして考えるわね。 そのなかで、毛の色や、特徴をみつけて覚えるの。 二歳の、鼻黒ちゃん、みたいな名前ね。 村の人たちは、そんな覚え方はしてないわね。 だから、耳に自分の決めた切込みをいれて印にしているわ。 ここでは放牧地が狭くて、よく他の人の羊と混ざってしまう。 だから、そうしないといけないの。 私は分かってるけど、他の人にも分かるようにしなくちゃいけないから、しょうがなく印をつけてるけど。 | |
あなたー、バター茶でちょっと休憩しましょー。 家畜の乳は、こうするのが一番よいと思わない? 子供の頃はね、しぼった乳をすぐ飲むようなことはしなかったよ。 全部バターかチーズにするの。 一度、保存できる物にしないと気がすまない性分なのかも。 草原の方ではね、羊の皮の袋でやるよ。 乳を入れて小一時間ゆするの。 そうすると、バターが形になって現れるの。 水が惜しいから、残ったバターミルクも飲み水にするんだよ。 | |
ごはんにしよー。 このクイっていうのは、すごい無防備なんだね。 草原のマーモットは人の手じゃ絶対につかまらなかったけど、これじゃ、みんな食べられちゃうよ。 ヤギや羊を追う生活だと、それ以外は動物は飼わないでしょ。 だからね、こういうのは久しぶり。 小さい頃に泥の家の村に少し住んでいたんだけど、ウサギを飼ってたの。 羊用の餌をあげてたっけ。 | |
ごはんだよー。 新しいお米でポロを作ったよ。 もうあっちこっちでお年寄りが羊毛の下ごしらえを始めたね。 子供なんかも自分の編み物の準備をしてるはずよ。 木の柵とか草に、抜けた毛が引っかかってる事があるでしょ。 あれを拾って集めておくの。 それを糸にしてね、靴下なんか編んだものよ。 | |
あなたー。カレーだよー。 これ、男の子はたいてい好きなの。 この村に来る前の一番のごちそう。 前の放牧の生活は気持ちのいいものだったけど… …私たちにはちょっときつくてさ。 ここには、ロバでは運べないくらいの物があふれてるでしょ。 小麦粉も蹄鉄も、斧やリネンの布も雑貨屋に行けば手に入る。 お金があれば、蜂蜜やカキの樽詰めも、青や赤のリボンも買えるわ。 これは本当にいい生活だと思うの。 | |
あなたー。今日はカレーよー。 これをこの村で作るのは私だけみたい。 これはね、一番ぜいたくな作り方なのよ。 無ければ羊じゃなくてヤギの骨。 お米がないから干しジャガイモ。 だって旅の途中で野菜と言えば、ジャガイモか玉ねぎくらいじゃない。 よく日持ちする物じゃないと運べないのね。 で、いつもバターと玉ねぎを炒めてたわ。 毎日よ。 だいたいヤギと玉ねぎとジャガイモと小麦粉。 これしかないんだから。 | |
ごはんだよー。チーズ焼きパスタだよー。 これぐらい熱くてこってりしたものなら、当分温かいわよ。 冬は暖炉が家にあってよかったと思うの。 もちろん、夏は外にあったらって思うのよ。 そうそう、前に煙突の中にツバメが巣を作ったことがあったの。 だいたい羊の毛を刈る頃ね。 夏でも火を使わない日はないでしょ。 だからそのまま知らずにいたら、ある日焦げたツバメが落ちてきたの。 ツバメだけじゃなくて、ふくろうやコウモリも入ってくるね。 コウモリはなかなか落っこちないけどね。 | |
あなたー、鳥のダンプリングが出来たわよー。 働いていれば、コレぐらいの物がいいでしょう。 そうそう、狩人が鳥を撃ちに来ることがあるでしょ。 この前、家の前で鉄砲撃ってたの。 まったくどこの村の人なんだか。 今度屋根に弾が落っこちてきたら、ちょっと行って注意してきてよ。 この前なんか、峠の道を歩いてたらね、下に狩人がいたの。 肩に担いでいる鉄砲がこっち向いてるんだもん、びっくりしちゃった。 道を座り歩きして逃げてきたよ。 | |
大根のスープができたよー。 もうどこの家でも豚をさばいているようね。 ホルシュタインさんの家も使用人総出でやってるみたいよ。 あの家のソーセージってすごいのよ。 もう、部屋いっぱい肉だらけなの。 それにソーセージもいろんな肉をいろんな味付けで作ってるから、全部違うものなのよ。 切り口が、絵みたいになってるのもあったりして!困っちゃうわね、あんなにあると。 ホルシュタインさんの家は、遠い故郷のしきたりを守っているそうよ。 豚をいろんな方法で味付けして食べる方法もそこからきてるらしいの。 私たちも羊を余すことなく全部使いましょうね。 でも、全部一緒に塩茹でしちゃうけどね。 |