スカウト

Last-modified: 2007-08-22 (水) 11:24:17

弓と短剣を操る遠近戦双方に長けたトリッキーなクラスです。

スカウトはハイドにより隠密行動が可能です。弓は全武器中、最長の射程を持ちますが火力に欠けます。短剣も剣や魔法と比べるとかなり見劣りしますが、暗闇、武器破壊、鈍足等の妨害能力を持つスキルでそれを補うことができ、また全スキル中最大の攻撃力を誇るパニッシングストライクという必殺技も持っています。

遠距離職ということで一見簡単に見えますが、一番技術が求められる難しい職となります。

職相性

スカウトはウォリアーに弱く、ソーサラーに対して強い。

  • ソーサラーを攻撃すると、他のクラスより大きなダメージが与えられます。
  • ウォリアーから攻撃を受けると、他のクラスより大きなダメージを受けます。

初心者必見！初級戦闘術！

弓スカなら・・・前提条件：（アローレインLV３）

弓は単発の攻撃力が低く、殺傷目的での攻撃には不向きです。
弓スカウトの仕事は、遠距離からの範囲攻撃であるアローレインを用いての、敵ソーサラーの詠唱妨害が基本にして最重要。
しかし、一番後ろで安全に仕事は出来ません。
最前線にいるのは敵ｳｫﾘｱｰ軍団。彼らに弓を降らせても、小さなダメージを与えるだけで役には立てません。
狙うのはその後ろに布陣した敵ソーサラー軍団！出来るだけ前に出なければならないのです。

弓スカウトとして上達できるかどうかは、どれだけ前にでて弓を撃てるかなのです。
すべき事が明確な為、ある意味では初心者向けと言えます。
ですがその分、プレイヤーのスキルが直で結果に反映する、奥深い技術職なのです。

最初は後方に位置し、アローレインを放ちながら感覚を掴みましょう。
味方魔法使いと肩を並べて戦う位置までこれれば、弓スカウトの基礎を習得した事になります。

敵の魔法のみならず、敵の弓スカウトにアローレインをかぶせ、その攻撃を潰せるようになれば、貴方の弓は間違いなくホルデインを勝利に導く大きな力となるでしょう！

短スカなら・・・ （前提条件：ヴォイドダークネスLv3・ガードブレイクLv3）

現在短剣スカウトは、上級者であっても、戦場で勝利に貢献する事は難しくなっています。
個人プレーとして「何人殺したか」を楽しむような風潮が主だからです。
しかしながら、短剣スカウトも決して不要な存在ではありません。サポートプレイを心がければいいのです。
そんな短剣スカウトの要となるスキルが「ヴォイドダークネス」と「ガードブレイク」です。

ヴォイドダークネス

戦場においてはまずハイドで身を隠し、味方を離れて敵の背後をとる動きを学びましょう。
ぐるっと遠回りする、ジャンプして接近する、崖などを上手く利用する。
潜入に慣れてきたら、いよいよヴォイドダークネスの実践です。
自分を中心にした範囲攻撃で、敵複数の視界を奪う事が出来る強力な業です。
これから味方が攻め上がる、そんなタイミングに先行して敵の中に進入し、主に後衛の中心でスキルを実行しましょう。
貴方の行動により、敵は混乱し、陣を乱して戦力を落とすはずです。味方との呼吸が合えば、あっとゆうまに形成を逆転させる事が出来ます。
最後の仕上げは、無事に生還する事！回避運動やステップを駆使して、自陣に戻れるよう修練を積みましょう。

ガードブレイク

また、敵のエンチャント片手ｳｫﾘｱｰ（課金アイテムなどを使用して、能力を底上げしたｳｫﾘｱｰ）などに対しては、短剣スカウトが切り札となります。
超合金などと呼ばれる、鉄壁の防御力をもった彼らを切り崩す為に、相手の防御力を低下させる「ガードブレイク」は非常に有効です。
味方の攻撃を物ともせず突進してくる敵ｳｫﾘｱｰを見かけたら、是非ガードブレイクを狙ってみましょう。

職相性

スカウトはウォリアーに弱く、ソーサラーに対して強い。

  • ソーサラーを攻撃すると、他のクラスより大きなダメージが与えられます。
  • ウォリアーから攻撃を受けると、他のクラスより大きなダメージを受けます。

スキル

スカウトは全クラス中、最多のスキルを持ち、弓と短剣それぞれで使えるスキルが異なります。

どちらかに特化する場合は問題ないのですが、ハイブリット型を考える場合は、事前にスキルシミュレータなどを用いて、最終形を決めてからスキルを習得するのがいいでしょう。

スキルツリー 

【短剣系列】
ハイド[-/1/1]─(Lv3)→ヴァイパーバイト[2/1/1]─(Lv3)→パニッシングストライク[2/2/2]<12>
レッグブレイク[2/1/1]─(Lv3)→ガードブレイク[2/1/1]─(Lv3)→アームブレイク[2/2/2]<14>
ポイズンブロウ[2/1/1]─(Lv3)→パワーブレイク[2/1/1]─(Lv3)→ヴォイドダークネス[2/2/2]<14>
【弓系列】
ポイズンショット[2/1/1]―(Lv3)→スパイダーウェブ[2/1/1]―(Lv3)→トゥルーショット[2/1/1]<12>
イーグルショット[2/1/1]―(Lv3)→パワーシュート[2/1/1]―(Lv3)→ピアッシングシュート[3/1/1]<13>
エアレイド[2/1/1]―(Lv3)→ブレイズショット[2/1/1]―(Lv3)→アローレイン[3/1/1]<13>

共通系列

スキルLv消費SP攻撃力消費Pw追加効果
解説
基本攻撃
（短剣）		--950-
短剣を装備時に使える初期スキル。
基本攻撃のため威力は低く、追加効果も存在しないが、出の速さ、隙の少なさともに最高クラスの性能を誇り、レッグブレイクからの追撃や建築物破壊に用いられる。
基本攻撃
（弓）		--800-
弓を装備時に使える初期スキル。
連射は利くものの、射程が短く、ダメージレートも低いために実戦で使う機会はない。建築物破壊時にも、短剣に持ち替えて攻撃するべきだろう。なお、モンスター狩りにおいては、非常に燃費のよい主力スキルとなる。
ハイド1-050ハイド状態化/移動速度60%/効果時間120秒
21ハイド状態化/移動速度70%/効果時間155秒
31ハイド状態化/移動速度80%/効果時間195秒
気配を断ち、敵軍プレイヤーから姿を隠すスキル。
ただ見えなくなるだけなので、「足音や着地音」「毒などの状態異常エフェクト」「HP回復時などの数字」「ターゲット表示」までは消すことができない。時間経過、スキルの使用、あるいは攻撃を受けることによって解除される。
スキルエフェクトが目立つため、隠れる際には遮蔽物を利用しよう。

短剣系列

スキルLv消費SP攻撃力消費Pw追加効果
解説
ヴァイパーバイト1210018毒ダメージ 15×5回（2秒毎）
21毒ダメージ 25×5回（2秒毎）
31毒ダメージ 40×5回（2秒毎）
毒を塗った短剣を携え、対象に向かって切り付ける突撃スキル。
特筆すべきは毒の即効性で、最大Lvではわずか10秒間に相手のHPを200削ることができる。対象といっきに距離を詰めるスキルとしても優秀だが、エンダーペインのないスカウトでは途中で迎撃されることが多く、ヒット後に繋がるコンボもない。略称「ヴァイパー」
パニッシングストライク1255084-
22650
32650
ハイド状態から繰り出す、全スキル中最大の威力を持つ暗殺スキル。
敵陣にもぐりこみ、瀕死～HP5割程度の敵からキルを取るのが基本的な運用となる。HPの有り余る相手から削るスキルとしては利用価値は低い。絶大な威力を持つ反面、大量のPwを消費するリスクがあり、ハイド暴きや、ATなどによる迎撃、対象の回避によって不発に終わるなど扱いもデリケートで、チームに貢献するためには高い技術を要するテクニカルなスキル。略称「パニ」
ポイズンブロウ121012毒ダメージ 13×8回（8秒毎）
21毒ダメージ 19×8回（8秒毎）
31毒ダメージ 25×8回（8秒毎）
自分の周囲に毒霧を発生させる設置型スキル。
特筆すべきは毒の遅効性で、1分以上に渡って相手の体力を削り続ける。主な使用用途は自衛や護衛で、のけぞりのある短剣スカウトに対して、パニからの防御、召喚殺しの迎撃などをこなすスキルであるが、毒の遅効性を利用して採掘妨害にも用いられる。
パワーブレイク1210012Pw減少 15×8回（3秒毎）/詠唱状態解除
21Pw減少 20×8回（3秒毎）/詠唱状態解除
31Pw減少 25×8回（3秒毎）/詠唱状態解除
一瞬、敵に背中を向けて、両手のダガーを背後の敵に打ち込む格闘型スキル。
一定時間、相手のPwを減少させる効果を持つ。スキルの使用を妨げるという点でアームブレイクと似た性質を持つスキルだが、アームブレイクが即効性/短時間であるのに対し、パワーブレイクは遅効性/長時間のスキルである。さらに詠唱状態解消の効果を持つことから対ソーサラー殺しとして非常に有用。略称「パワブレ」
ヴォイドダークネス126032暗闇 10秒
21暗闇 20秒（15秒）
31暗闇 30秒（20秒）
煙幕により、周囲の敵の視覚を奪うスキル。
発動が非常に早く、しかも自分中心に見た目より遥かに広い効果範囲を持つ。このため少人数戦では対のけぞり職に対する有効な攻撃手段となり、集団戦においてもハイドからの潜入で後衛の無力化を狙えるなど、汎用性が高い。ただし発動後の硬直は長め。略称「ヴォイド」
レッグブレイク126515超鈍足 8秒（5秒）
21超鈍足 9秒（6秒）
31超鈍足 10秒（7秒）
ローキックで相手の脚を破壊し、鈍足状態にする格闘型スキル。
通常攻撃と同等の出の早さ、隙の少なさを持つ。ブレイク技の中では突出して性能が高い。さらに強力な鈍足を付与するため、レッグブレイクを基点に各種ブレイクを叩き込むことができるほか、出の早さやその後の追撃のしやすさからパニ後のコンボにも用いられる。略称「レグブレ」
ガードブレイク1210014耐性減少 60（30秒）/GRF*1状態解除
21耐性減少 84（30秒）/GRF状態解除
31耐性減少 120（30秒）/GRF状態解除
一瞬、敵に背中を向けて、両手のダガーを背後の敵に打ち込む格闘型スキル。
エンチャント片手ウォリアーなどの非常に固いクラスであっても、初期装備並みの防御力にまで落ちるため、集団戦における味方の攻撃支援としては非常に優秀。射程、出の早さなど性能は決して良くないため、リスキーなスキルとなるが、それに見合うリターンが得られるだろう。略称「ガドブレ」
アームブレイク1210016スキル使用不可 10秒
22スキル使用不可 13秒
32スキル使用不可 16秒
瞬間的に敵の武器をはじき、攻撃を封じる格闘型スキル。
射程は短いが、あらゆる攻撃を瞬時に封じることが可能なため、汎用性が非常に高い。パニッシングストライクで止めをさせなかった敵への反撃阻止や、最前線におけるハイド状態からの奇襲攻撃支援など、使いやすさではブレイク系随一と言える優秀なスキル。略称「アムブレ」

弓系列

スキルLv消費SP攻撃力消費Pw追加効果
解説
エアレイド128710-
21
31
指定した地面に向けて弧を描いて着弾する射撃スキル。
着弾が早く、連射が効き、燃費に優れ、命中した相手をのけぞらせることから、ソーサラーを妨害するのに用いられる。ただし地面指定という特性上、複雑な地形では狙いが定まりにくい。威力もあまり高いとは言えず、キル狙いスキルとしてはやや弱い。
ブレイズショット128725炎上ダメージ 24x3回（3秒毎）
21炎上ダメージ 30x3回（3秒毎）
31炎上ダメージ 36x3回（3秒毎）
炎による追加攻撃効果のあるエアレイド。矢の軌道と着弾した地面との両方に攻撃判定があり、このうち矢の判定には転倒食らいでも当たり判定が消失しない特性がある。
エアレイドと比較すると発射速度がかなり遅く、また燃費も悪いため、使い勝手は大きく異なる。のけぞりが大きいため、弓コンボの基点として好まれる。
アローレイン1310036-
21110
31120
指定した地面範囲に向けて大量の矢を降らす対集団スキル。
敵陣奥地のソーサラーやスカウトに向けて連発することで、削りと行動制限により前衛との分断を狙う。範囲攻撃スキルとしては破格の燃費のよさを誇るが、複数のスカウトで交互に矢の雨を降らせればより効果的。出の遅さは遮蔽物や高低差を利用して補おう。
イーグルショット1210015-
21112
31125
「鷹」の名の通り、全スキル中最長の射程を持つ射撃スキル。
しかし命中判定が小さいため、敵に当てるには精密な狙撃技能が必要であり、主力として使うには心もとない。このため用途は、敵の詠唱妨害、瀕死の敵兵へのトドメの一撃などに限定される。
パワーシュート1226030-
21280
31300
弓スキルの中では最も威力のある一撃を放つスキル。
弾速・射程はかなり遅めで、使い勝手はソーサラーの槍スキルに近い。主な用途は、ブレイズからのコンボ、スタンした敵への追撃など。ただし、スタンや凍結中の敵への追撃は、周囲にソーサラーやウォリアーが居ないときのみにしよう。なお、モンスター狩りでは非常に便利。
ピアッシングシュート1316076吹き飛ばし
21180
31200
弦を引き絞り、強烈な矢を放つことで、斜線上の敵すべてを吹き飛ばすスキル。
スタンや凍結に陥った味方を救助したり、敵を崖から突き落とすために使う。しかし膨大な消費Pwがあるため、緊急時に使うスキルにしては実用性は乏しい。発動がかなり遅く、見てからステップで回避されるため、ハイド状態から使うのも手。
ポイズンショット128722毒ダメージ 20x4回（5秒毎）
21毒ダメージ 30x4回（5秒毎）
31毒ダメージ 40x4回（5秒毎）
毒を塗った矢を射るスキル。
射程が短く、弾速も遅いため当てずらいスキルだが、毒によるDoTは炎上と重複するため、ブレイズショットなどと組み合わせることで、敵の体力を一気に奪うことができる。弓のDoT系スキルの中では、総合ダメージ量では最大を誇る。
スパイダーウェブ122018鈍足 8秒
21鈍足 9秒
31鈍足 10秒
蜘蛛の網を投擲することで、敵を足止めするスキル。
ポイズンショット以上に使い勝手の悪いスキルだが、命中した相手に強烈な鈍足を付与するため、接近してきた敵ウォリアーや瀕死で逃げていく敵の足止めとして優秀な性能を誇る。
トゥルーショット1310018-
21110
31120
狙いを定めることで、敵へ的確に命中させる射撃スキル。
弾速、射程はやや劣り、のけぞり時間も短いため妨害用途には向かないが、驚異的な命中判定を持ち、全スキルでも最も回避の困難な攻撃である。中距離での削りや瀕死の敵への追撃、ハイド暴きの手段として非常に優秀。

コメント

*1 ガードレインフォース