『囮人形の性能』はテレク本体のプレミアム以上に使用者の装備に大きく依存する。

• 高品質のテレクのみでは低性能の人形を多量に設置するに留まる。
• 高性能の人形を設置するには使用者の装備を厳選する必要がある。
  使用者の【回避･職業耐性･武器･盾･アクセサリ及び青色のプレミアム】が反映される。
  • そのため人形の耐性値[物理・属性・状態異常]に関しては
    緑プレミアム、アップグレードの影響を受けず、全て職業ごとの初期値になる。
    例）ハンターで使う場合、人形の耐性は毒耐性40・他の耐性は全て0、で固定
• 被ダメ放電、反射prの装備でそれぞれ放電、反射の効果を得る。
• ブロック範囲付の盾を装備すれば人形同士で庇い合い強固になる。
  • 先頭で使う場合は範囲盾のブロック硬直リスクが大きい。
    デコイを使う瞬間だけ合わせて装備する、というのも手。
  • なお、人形はプレイヤーのPT要員をブロックすることは無いので注意。
• 被ダメ-pr装備は、緑prの耐性や各種Buffの効果を得られてないため、恩恵は低め。
  • 盾と併用することでマシンガンアローなどの多段ダメージには強くなる。
• 回避率pr装備で回避率強化、物理攻撃に対し非常に強固になる。
  • 本体と人形が同時に固くなり、相性が良くオススメできる。
     

• 基本数僅か"1体"と信頼性が無く使用するのであれば数+のprは必須。
  • 1マスの人形1体で攻撃を防ぐ事は難しく、一つ破壊されればそれまで。
  • 3体4体と敷設して初めて機能する、運用するのであれば+2以上が目安。
  • 契約書同様、人形1体に付き1マスの召喚スペースが消費されるのは留意しておくこと。

• 射程は5マス程。長くは無いが短くも無い。
  • 射程+prも付与されるが、基本的には数+が多い方が扱いやすい。

• チャージ時間が6sと少々長い、周回時は少々探索のテンポが悪くなる。
  • 気になる場合は攻撃速度+も有効。追加の人形も置きやすくなる良pr。

非適性職業での使用はペナルティが課せられるものの、
短剣種のチャージ時間×10が絶望的なプリースト以外であれば運用は可能。

• ファイター等で使用する場合は、デコイの耐久値が半減、持続10秒、チャージ12秒となる。
  • この中ではチャージ時間がネックになりやすい
  • 持続10秒はやや物足りない程度。なくても問題はないが、じかん＋10あれば十分な持続時間になる
  • 耐久値の低さに関しては、敵の初撃を防ぐ用途で使う分には大して気にならない
     

使うのであれば、数+と攻撃速度+%のprが両方付いたものを入手するのが前提条件となるだろう。
数+4・攻撃速度+80%等がつけば理想的といえるが、数+2以上・攻撃速度+40%以上のものであれば実用範囲。
用途としてはストロングホールド(スタウトシールド・フォートレス)と共通する部分が多い。
数+＆攻撃速度+pr必須なぶんだけテレク側がハンデを背負う形になるが、使い分けはできる。

─　テレク（数+＆攻撃速度+つき）とストロングホールドとの比較　─
※なお、考察は先頭キャラでの使用を前提にしている

• 設置間隔
  扉前などで頻繁に使う場合に重要。周回運用時の快適性に関わる。
  ストロングホールド（15秒ごと）に対し、攻撃速度40%テレクで8.5秒。60%で7.4秒表記。
  ただし、スタウトシールド(あるいはフォトレ)を２つ持たせれば平均7.5秒運用が可能である。
  • ２個以上を用意したいスタウトに対して、テレク側の優位点は１枠で運用可能なこと。
    発動間隔が同程度であるならば、燃費面でも若干優れる（デコイ20消費、ストホ25消費）
  • テレクとスタウト両方持たせてもいいが、（発動間隔差のせいか）やや使い勝手微妙。
    MP負担も増えるので、MP回復要素に乏しい場合は計画的に発動させていく必要がある。
     

• 使用者の耐性向上の差
  ストロングホールドの代表格であるフォートレスは持つだけでHP+100%（と、いくつかの耐性）。
  スタウトシールドならば物理耐性のprが付く可能性もある。
  これに対し、テレク（短剣）の耐久向上prはHP+のみ。フォトレのHP+100【％】に到底及ばない。
  数+＆攻撃速度+必須でpr枠に余裕がないことも含めると、耐久増し要素無しがほぼ前提となる。
  ファイターを例とした構成で比較すると
  　デコイ型→　[ノックバック武器／テレク／耐性枠／耐性枠]
  　ストホ型→　[ノックバック武器／スタウト／スタウト／耐性枠]
  良prスタウト＝耐性枠とみていいので、ストロングホールド型のほうが高い耐性を確保できる。
  レイヴン等にうっかり射殺される事態を避けるべく、先頭キャラの耐久性向上が重要であるなか
  １枠分の耐性を増せるか否かの差は大きい。構成の自由度にも差がでる。
   

• 強制移動（トルネードやノックバック）影響の有無
  強制移動を受けないストロングホールドに対し、デコイは位置をずらされてしまう。
  引き込み行動を行う敵に対して囮として使えるといったメリットもあるが、
  ノックバックを受けてしまう点に関してはデメリットのが大きい。
  デコイは動かないため、一度大きく崩れてしまうと　もはや防壁として機能しにくい
  • 正面からのビホルダーだけであれば高数値のかず+で対応できるものの、
    デビルアーマー相手には無力、ワープ先や開幕ではビホルダーに包囲される可能性があるなど
    基本的にはストロングホールドの方が弾除けとしての信頼性は高い。
     

• 設置距離
  デコイは少し離れたところに設置できるため、
  サモナーがいなくても敵をおびきだしたり、事前に攻撃を引き付けるといったことが行える。
  先に壁を置きつつ進軍する手法は、その場展開のストロングホールドではできない芸当。
  また、狭い通路上においても、大部分が設置できずに終わるストロングホールドに比べて無駄が少ない。
  扉前設置の際にもデコイであれば扉ギリギリに立たずとも良い（うっかり開放するリスクがない）ので
  精神的負担、あるいは、わざわざスピニングチャージ等を行うMPを抑えられることも地味に嬉しい。
   

フォートレスなどの便利なアイテムの存在により
ストロングホールドに関しては味方の発動を伴う機会が自然と多くなるが、
（NPCを除いた）味方がテレクを持つ機会は殆どないであろう。
そういったなか、操作キャラにテレクに持たせることは行動の幅を広げられる点で意味はある。

ver1.022での変更点

• 射程が伸びました(3マス→5マス)。

ver1.03での変更点

• デコイ設置時に既に発射された敵弾にもデコイが被弾するようになりました。