パケット料金関係のFAQをまとめました。
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パケット料金は?
パケット定額プランは、次の2種類から選択できます。
- パケットし放題フラット:パケット代は4,410円固定。
- 標準プライスプラン(パケットし放題forスマートフォン):2年縛りだが上限額は4,410円~下限額は1029円。
月々割がパケットし放題フラットより少ない。
標準プライスプランへは、購入時にしか入れません。
2年縛りのプランは、更新月以外に解約すると違約金(9,975円)がかかります。
パケット定額の対象は?
- 国内において3G回線でパケット通信を行うものは、パケット定額プランのすべて対象となります。
データ通信をどれだけ使っても、パケット代は5,985円か4,410円(加入している定額サービスによって異なる)に収まります。
たとえば以下のような物。- ゲームのダウンロード、サーバとの通信
- メール送受信(MMS・Eメール)
- Web(Safari)
- YouTube
- ネットラジオ
- iTunes・App Store(音楽やアプリの購入代は別)
- 天気・株価
- マップ
- 対象外(別途有料のもの):
- 海外での利用は対象外。
海外でのパケット利用は注意しないと非常に高額となるので注意。
なおSMSの受信は海外でも無料です。 - 通話・SMS(これらはパケット通信ではありません)
SMSについては、ホワイトプラン契約者なら送信料は0円なので気にする必要はありません。
他社キャリアへのSMS送信は、定額対象外で一通3.15円かかります。 - 国際SMS・国際MMS
海外の携帯キャリア(AT&T,Vodafone等)の電話番号宛に送る物を指します。
全てのEメールアドレス宛・海外に持って行った日本の携帯電話宛の場合は、定額対象になります。
- 海外での利用は対象外。
- Wifi回線で接続している場合は、3G回線が使われないのでパケット代の加算はありません。
- SMS・MMSはWifi接続の有無に関係なく3G回線が使用されます。
ホワイトプラン契約者の場合、ソフトバンク携帯電話宛のMMSは0円なのでパケット代の加算はありません。
iPhone宛も同様ですが、i.softbank.jpを使うとパケット代が発生します。(電話番号・softbank.ne.jp・vodafone.ne.jp宛のMMSが対象)
- SMS・MMSはWifi接続の有無に関係なく3G回線が使用されます。
- iTunes Wi-Fi Music StoreやAppStoreでの購入代金は、別途Appleより請求されます。
料金案内を見るとパケット代がすごい事になっている
- 今月分の料金案内(確定前料金)は、いったん上限額を適用していない状態で表示されます。
したがって、実際に通信したデータ量がパケット単価が0.08円/パケットで計算されて表示されます。
その後の割引項目でパケット定額の範囲になるまでマイナスされるので、合計すると実際の請求額になります。
どのパケット定額を選べばいいか?
- 普通に使うつもりならパケットし放題フラットがおすすめです。
iPhoneはデータ通信量が多い為、2段階定額にしてもすぐに上限に達してしまいます。
それだったら、他のプランに比べて通信料の割引(月月割)が安くなるこのプランを選ぶ方が得です。 - 出来るだけパケット通信を使わない事にチャレンジするなら、標準プライスプランがいいでしょう。
ただし上に書いたように、通信を使うと比較的すぐに上限に達してしまう為考えてから選びましょう。
キャンペーンの上限割引はキャンペーン期間だけですか?
- キャンペーン契約が解除になるまでは、ずっと上限の割引が適用されます。
参考URL。
キャンペーン等の二年契約はどうすると違約金がかかりますか。
- 契約更新月(契約期間満了の翌請求月)以外に以下の事をするとかかります。
契約は2年単位なので、更新月は25,49,73,97ヶ月目…以降24ヶ月ごとです。(契約内容照会を見ると何ヶ月目かわかります)- 回線の解約
- 2年契約(キャンペーン)やパケット定額フル(キャンペーン)の解除
- ホワイトプラン以外の料金プランへの変更
- iPhone以外へ機種変更
- iPhone専用USIMカードを、それ以外のUSIMカードへ交換
- 譲渡
- iPhone新機種への機種変更は解除にならないのでOK。
iPhone以外への機種変更でも、新スーパーボーナスを使って機種変更するときは違約金が免除になります。
パケット代が3万円を超えた、というSMSが来た
- iPhoneはパケット定額が必須なので、国内で使う分には定額料以上を請求される事はありません。
契約した最初の月だけ、システムの都合で送られてしまう時があるようです。
海外での通信料について
海外でのパケット通信料は定額ではありません! 使用量によっては非常に高額になります!
例外として、海外パケットし放題の対象キャリアに接続して通信したパケット代は、1日単位の定額になります。
- 設定→一般→ネットワークにある「データローミング」をオフにすれば、海外におけるパケット通信とMMS機能を止めることができます。
基本的に、この設定にしておくことを強くおすすめします。- この状態でも、通話とSMS、無線LANを使ったWi-Fi通信は使用可能です。
- 通話料は国内での利用と異なり、着信側にも料金がかかるので注意しましょう。
- SMSの送信は、70字を越える分は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
受信に関しては常に無料です。- MMSは常にパケット通信を使うので、データローミングオフの状態では使えません。
SMS/MMS設定からMMSメッセージングをオフにすれば、SMSのみ送信できます。
- MMSは常にパケット通信を使うので、データローミングオフの状態では使えません。
- できれば、現地の無線LANサービスを利用しましょう。
Eメール(i.softbank.jpなど)は海外の無線LANでも使えます。
- 「3Gを有効にする」をオフにする設定は、海外では通信を抑える意味では使えません。
かわりにGSMという2Gネットワークに接続されます。
国別の料金表などは、ソフトバンクのホームページを確認してください。
サービスガイドのPDFもここにあります。
海外で定額で使えるWi-Fiルーター(Mifiなど)を用意する方法もあります。
海外パケットし放題
このサービスの対象キャリア(公式サイトを参照)に接続して通信した分のパケット通信料は、
1日1480円(11年6月末までのキャンペーン価格)の定額になります。
- デフォルトの接続キャリアは自動なので、定額対象キャリアに常に繋がるとは限りません。
- 確実に接続するためには、 [設定]→[キャリア]で、対象キャリアを手動で選択しましょう。
電波状況などによりやむを得ず対象外キャリアに接続するときは、上記のデータローミングオフなどを忘れないようにしましょう。
- 確実に接続するためには、 [設定]→[キャリア]で、対象キャリアを手動で選択しましょう。
- 通話とSMS送信料は、定額の対象外です。(MMSは対象)
- SMS/MMSアプリでメールを送る場合は、メールアドレス(xxx@xxx.xxのような形式)宛に送れば、必ずMMSになります。
- 電話番号宛に送る場合は、件名を必ずつけるか、ファイルを添付すればMMSになります。
- SMSの受信は、常に無料です。
- 留守番電話が必要な人は、通話料が必要な留守番電話(無料)より、パケット通信料でまかなえるビジュアルボイスメールにする手もあります。
- 料金計算の時の基準となる1日は、日本時間で計算されます。
パケット定額フルの料金を抑えたい
- iOS4からの一番楽な方法:
- [設定]→[一般]→[ネットワーク]→[モバイルデータ通信]をオフにする。これで3Gでのパケット通信が行われなくなり、以下のAPNDisablerを利用する方法とおなじになる。
- 方法1:3Gを切ればOK。
- 設定方法は、設定の[機内モード]をオン。[Wi-Fi]をオン。
※ただし、こうやると携帯ではなく単なるiPod touchになってしまいます。またWi-Fi電波が無ければ、単なるiPodになってしまいます。
→<iPhoneとiPod touchの違い>を参照してください。
※もちろん、携帯電話の電波を受信しませんので電話も掛かってきません。電話を掛ける時は、機内モードを解除し、素早く電話の要件を済ませ、再度機内モードに切り替えましょう!3G電波オフ中の留守番電話については、留守番電話関係を参照のこと。
- 設定方法は、設定の[機内モード]をオン。[Wi-Fi]をオン。
- 方法2:APN Disablerを使う。
- 設定方法は、こちらを参照ください。
※Apple社やソフトバンクモバイル社が公認していない方法です。実際に使えますが、誰でもいつまでも利用できることを保障するものではありません。利用・設定は自己責任のもとで行ってください。またファームウェアバージョンアップなどにより、利用できなくなる可能性もありますが、その場合でも自己責任となります。
※これを使えば、パケット通信をWi-Fiだけに限定できます。つまりWi-Fiが利用できる場所(自宅、無線LANスポットなど)ではiPhoneの全機能が使えますが、その他の場所ではパケット通信を行うアプリが動作しなくなります。
※方法1に比べ、携帯電話としての通話利用が可能となる点が大きく異なります。
- 設定方法は、こちらを参照ください。
・恐らくこう書いても「電話機としても使いたいし、その上安く使いたい」という方がいるでしょうが、正直言ってiPhoneの魅力は「Wi-Fi(無線LAN)」+「3G(携帯電波網)」のダブルの電波利用でこそ発揮できるものです。その前提で個々機能が設計(例えばプッシュ型のメール/カレンダー/連絡先連動や、カーナビ並みのマップなどなど)されており、だからこそ従来の携帯電話機とは段違いの心地よさや、無限の使い方を生み出しています。
・実際のところ、Web2.0以降発展してきた各種オンラインサービスを最大限に活かしている/活かすポテンシャルを持つ端末であることは間違いないと思いますし、iTunesストアやAppStoreを含めた世界規模の音楽/アプリケーションインフラや、UIを含めたユーザー体験という面においては、独走状態はほぼ崩れないでしょう。その価値を考えると、現在の日本において3G電波でフルに利用できる料金としては、現在のソフトバンクの価格設定は充分に魅力ある価格であると思います。
・それを、「Yahoo!のトップは一ヶ月7回まで」とか、「今月はEメール受信多かったからパケ死しそう」とか、「3Gだけの時のEメール受信が怖いからプッシュ切ってる」、「マップとかAppStoreは家でしか開かない」などと気にしながら使ってしまうと、魅力半減どころかiPhoneの存在自体があまり意味の無いものとなってしまうでしょう。ましてや、2年間固定の割賦販売(または一括支払いでもスーパーボーナスの関係上同じ。)の縛りがあり、生半可の使い方では必ず後悔をすると思います。
・また、上のような使い方をしてでもiPhoneを使いたいという方は、恐らくiPhoneのUIや見た目に惹かれている部分が多いのではないかと思われます。もしそうである場合、iPod touchと携帯電話の併用を検討してもいいかも知れません。Wi-Fiポイントさえ身近に確保できれば充分に魅力ある製品ですし、実際iPod touchオーナーの中にはiPhone 3Gの現状を超える使い方をしている方もいます。しかもトータルで支払う値段も段違いの安さですので、一度検討をしてみるのもいいでしょう。
※iPhone3GにあってiPod touchに無いものは、A-GPS、モノラルスピーカー、マイク、加速度センサーなどです。これらの機能を活かすiPhoneならではのアプリは、ほとんどがパケット通信を必要とするか、またはパケット通信があってこそ機能が光ってきます。
過去に行なわれたiPhone新規購入キャンペーン
iPhone for everybodyキャンペーン(2009年2月27日~2010年1月31日)
- 概要:このキャンペーンに申し込み「iPhone 3G(後に3GSにも適用)」を購入する方は、新規契約の際に端末購入にかかる実質的な負担額が8GBモデルの場合は0円に、16GBモデルの場合は480円/月になる。さらに、パケット通信料定額サービスの上限料金が、通常5,985円/月のところ4,410円/月で利用できる(最低料金は1,029円)。
- 第一期:2009年2月27日(金)から5月31日(日)まで
- 第二期:2009年9月30日(水)まで延長(2009年5月26日発表)
- 第三期:2010年1月31日(日)まで延長(2009年9月16日発表)
ここまでで内容に大きな変更点はなし。 - 第四期:2009年12月4日(金)より適用
「iPhone for everybodyキャンペーン」において、新規契約の場合、iPhone 3GS 16GBは月々の実質負担額が0円に、iPhone 3GS 32GBはそれまでの実質負担額が960円/月のところ半額の480円/月で購入できるように変更。
- この期間内にこのキャンペーンでiPhone 3G/3GSを購入した人は
- ホワイトプラン(i) 2年契約(キャンペーン)
- パケット定額フル(上記上限割引対象)
- S!ベーシックパック(i)(月額315円)
への加入が必須となっている。