白露

No.079
	白露(しらつゆ)		白露型 1番艦 駆逐艦
	艦船ステータス(初期値/最大値)
	耐久	16	火力	10 / 29
	装甲	6 / 19	雷装	24 / 79
	回避	43 / 79	対空	12 / 39
	搭載	0	対潜	21 / 49
	速力	高速	索敵	5 / 19
	射程	短	運	12 / 49
	最大消費量
	燃料	15	弾薬	20
	装備
	12.7cm連装砲
	61cm四連装魚雷
	装備不可
	装備不可
改造チャート
白露 → 白露改(Lv20) → 白露改二(Lv77+戦闘詳報+開発資材×15)
図鑑説明
初春型駆逐艦の次に開発された白露型の1番艦、白露だよ！　そう、1番艦だよ、1番艦。 色々と改良された艦隊型駆逐艦なんだから！ え？慌ててタンカーと衝突しないようにって？大丈夫！

※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

ゲームにおいて

• 2013年11月20日、白露改のグラフィックが差し替えられた。
• レアリティ（稀少度）がコモン（普通）な駆逐艦のはずなのだが、入手難易度はレアリティ詐欺と言われた漣を上回るという噂あり。
• 2015年7月17日に実装された家具『浜茶屋の仮設壁板』では彼女が書いたと思われる落書きが有る。
• 2016年3月11日に実装された任務『「第二七駆逐隊」出撃せよ！』をクリアすると、彼女が書いたと思われる『「春の一番」掛け軸』が入手できる。
  浜茶屋の落書きとは打って変わって力強く達筆な字となっている。
• 2016年11月18日、秋イベント2016『発令！艦隊作戦第三法』において山風が実装されたことにより、白露型は全ての艦の実装が完了した。
  駆逐艦カテゴリーにおいて追加実装による全艦実装コンプリートは白露型が初である。白露型がいっちば～ん♪*6
• 村雨にまで先を越されて焦れに焦れておかんむりな母港台詞が実装されたり、梅雨の時期をよそに何かに感づいたりと、いくつもフラグを立ててきたが、2018年7月12日アップデートにてついに改二が実装された。

期間限定グラフィック

• 2016年6月10日のアップデートにおいて、Android先行試験運用限定バージョンの母港グラフィックが実装された。
  • 当然のことながらiOS（アップル）は非対応のため、持っているスマートフォンはiPhoneではない。*7
    例によって携帯modeグラフィックは立ち絵限定で、カードイラストはそのままである。
    他の限定グラフィック同様、限定期間終了後に図鑑に格納された。
  限定イラスト：Android先行試験運用限定Ver.

  限定イラスト：Android先行試験運用限定Ver.
  

• 2016年9月16日のアップデートにおいて、季節限定グラフィックとして浴衣modeが実装された。
  • 例によって浴衣グラフィックは立ち絵限定で、カードイラストはそのままである。
    JOYSOUNDで『艦娘音頭』をリクエストすると、彼女の浴衣グラフィックの表情が動く姿を見ることができる。
    他の限定グラフィック同様、限定期間終了後に図鑑に格納された。
  限定イラスト：鎮守府秋祭りVer.

  限定イラスト：鎮守府秋祭りVer.
  

• 2017年9月29日のアップデートにおいて、季節限定グラフィックとして秋の私服modeが実装された。
  • 例によって秋の私服グラフィックは立ち絵限定で、カードイラストはそのままである。
    色気より食い気とばかりに焼き芋を頬張っている。
  • 例年採用期間が長めの限定グラフィックなのだが2021年度は3月まで3か月以上*8芋を食っていた。
  • 2022年度は更に長くアニメ2期放映前から三ヶ月延期された最終回を超えても*9なお芋を食っていた。アニメ2期から入った提督はボロボロの登場シーンとのギャップに驚くかもしれない。
  • 2023年度*10には鎮守府お芋備蓄の祭壇が建立され私服が奉られている。
  限定イラスト：秋の私服Ver.

  限定イラスト：秋の私服Ver.
  

小ネタ

• 白露とは、草木の葉に露が結ぶという意味。
  • ちなみに、「はくろ(こちらではない)」と読むと二十四節気の一つ(おおよそ九月八日前後)に意味が変化する。
• 起工は1933年11月14日、佐世保工廠で行われた。進水は35年4月5日、竣工は36年8月20日。
• 初春型が軍縮の制限により当初1,400t級として建造したものの問題を生じた結果、本型は当初から1,700t級として建造されている（つまり思いっきり条約違反、もちろん秘密なので公称は1,400t）。
• しかし、1,700t級では満足できる性能の駆逐艦を得られないと判断した海軍は、ロンドン海軍軍縮条約脱退を期に建造を打ち切り、より性能の安定する2,000t級（朝潮型）の開発に着手する。
  • なので本人は「艦隊型」と言っているが、白露型駆逐艦の俗称は一般的には条約型駆逐艦である。技術的には特III型→初春型の延長線上にあるが、次級の朝潮型は特Ｉ型・特II型に回帰した形になる。
  • なお、仮想敵となる米海軍マハン級は「魚雷発射管1基減らすだと!? ふざけんな！」と言われて、雷装を維持*11している。
    次級のグリッドレイ級やバッグレイ級は4連装片舷2基(全16門)になるなど、当時の米海軍条約型駆逐艦は雷装を重視しており、巡洋艦での日本海軍の雷撃馬鹿ぶりとは対照的な形になる。
  • ……と、言っても、米軍はせいぜい緒戦からソロモンキャンペーンの頃にアジア艦隊に配置してあったぐらいなのはもちろん、英軍ですら開戦時には条約型から準・脱条約型～艦隊型への更新がかなり進んでいて、
    条約型以前の駆逐艦は二線級の任務や配置となり*12。条約型どころかその前、さらに前まで第一線で使わなければならなかったのは日本海軍やイタリア海軍だった。みんなビンボーが悪いんや……。
• 武装過剰で重心の上った初春型を改設計した半姉妹級。そのため初春型とする資料も僅かながら存在する。
  • 当初の計画では初春型7番艦、白露型(F45D)と設計が改められてからも艦艇類別等級別表では何故か有明型駆逐艦の3番艦として扱われた時期があった。
    彼女が1番艦にこだわるのも、このような経緯があったからかもしれない。
• 結果、姉妹艦は10隻となった。
  なお、艦名は前6隻が雨・露の名前、後ろ4隻（船体構造の強化、艦橋形状の変更などがされており、改白露型、海風型などと呼ばれることもある）は風の名前。
  2014年夏イベントにて春雨が実装されたことで、前期白露型は全員が艦これに揃うこととなった。
• 九〇式の四連装版である九二式魚雷発射管を搭載していたが、後に九三式魚雷を搭載。改装とはいえ、艦種として酸素魚雷を搭載した初の駆逐艦。
  • 初春型で魚雷を減らされてしまった海軍から「改良するならやっぱり魚雷（の射線数）が欲しい」と言われたため。つまりは魚雷病の産物なのだ。
    しかしボディは大差ないのに四連装にすると重くなってしまう。当然軽量化が図られたものの最終的には約4ｔ重くなってしまった。
• こんな調子では低重心化どころではなくなるので、連装砲は重いB型ではなくC型が採用されている。単装砲はこの娘だけA型改、以後はB型が搭載された。
• 艦長には谷風で神回避を見せた勝見基や第十七駆逐隊司令として浦風と共に戦没した谷井保らがいる。
• 竣工して間もなく、陸軍特別大演習へ向かうための昭和天皇を乗せた御召艦比叡の供奉艦に時雨と共に指定され、北海道へ向かう。
  その後も三隻共に神戸沖を目指し、昭和11年特別大演習観艦式に参加した（この時他にも愛宕、鳥海、足柄が御召艦比叡の供奉艦に指定されている）。

• 先代の（旧）神風型5番艦「白露」一番ではないは、同じ先代の夕立らと、第1次大戦の青島方面作戦に参加した。
  この娘の最後があまりにもアレ過ぎたため戦後は「いっちば～ん」の座を妹に明け渡してしまい、「白露」の系譜は彼女を最後に途切れている。
  • 露にまつわる言葉はもともと語彙が少ない上に、子供の戒名によく使われるのを見て分かる通り、はかない、すぐ消えるといったイメージがあることが影響してか、露の名を持つ艦は明治時代の朝露と初代・二代白露の二種三隻しか存在しない。

• 2016年春イベントにて実装された第1駆逐隊及び第1航空戦隊に所属の神風型1番艦神風、
  白露以上に1に縁のある彼女と白露とは船としての直接的な交流は殆ど無いが、
  先代である（初代）神風型が艦艇類別等級の改訂などにより（初代）白露型に改名されたり、
  橋本金松少佐と谷井保少佐が共に神風艦長に就いた後、白露艦長へ移動していたりと、妙な縁がある。
• 艦これ公式コミックや4コマではちょくちょく出番が有る。
  「陽炎、抜錨します！」で時雨をべた褒めする姉バカっぷりや、「吹雪、がんばります！」第119話は是非読んでみてほしい。

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