No.072 | ||||
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増設バルジ(中型艦) | 追加装甲(中型) | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | |||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | 回避 | -2 | ||
射程 | 装甲 | +7 | ||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発解禁日:2014年6月6日 2013年12月,2014年1月戦果上位報酬 | ||||
艦艇の防御力を強化する増加装甲の一種です。 重巡洋艦以上の中型艦艇の船体側面への増設が可能です。 (重巡・航空巡洋艦・軽空母・水上機母艦用) |
ゲームにおいて
- 2013年の12月作戦戦果上位報酬(1~500位)として配布された。
- 大型艦用装備である増設バルジ(大型艦)も同時に登場した。
- 2014年の1月作戦戦果上位報酬(1~20位,101~500位)として配布された。
- 2014/03/14のアップデートで装甲が+5→+7に上昇。
- 2014/06/06のアップデートで開発可能となった。
- 現状装甲を装備であげられる唯一の装備だがその代償で回避力が落ちるシロモノ。
- 更に、装備する以上装備スロットを1つ消費するので、その分決定力が落ちるので注意。
- ただでさえカツカツな中型艦のスロをたった装甲+7のために使うのかという問題が。
- なお装備しても低速艦にはならない。
小ネタ
- 舷側中央、喫水線付近に設置される船体の「ふくらみ」を指す船舶用語。
商船では浮力と復元力の増大、軍艦では魚雷防御も狙って設置される。
しかし元々の設計にない出っ張りを加えるため、増設により航行速度や舵の利きが悪化することは避けられない。- 「バルジ(bulge)」という言葉は「泡(bubble)」などと語源を同じにしており、船舶のみならず工業や天文学でも使われる一般名詞。
- 例えばスポーツカーのボンネットに設けられるエンジンを収めるための膨らみもバルジ・パワーバルジと言われる(有名なのはフェアレディZなど。)
- よく似た言葉である「ビルジ(bilge)」は船底の湾曲部のこと。および、船底に溜まる油などが混ざった汚水のこと。これもバルジと同一語源である。
- 浮力・復元力を求めたバルジ増設としては、初春型駆逐艦や龍驤の例が特に知られる。
他にも金剛型や妙高型等、近代化改修で重装備になった艦はほとんどが増設を行っている。
水雷防御を狙ってではなく、重装備のため必要になった艦も多い。- ちなみに日本に縁のあるアメリカ海軍の空母ミッドウェイは、改造による重量増加もあり復原力保持のためのバルジを装着したところ、設計がマズかったらしく艦の動揺が大きくなりったりしている。
- 小型艦艇でも大型艦艇を撃沈出来る魚雷は脅威であり、各国はその防御に苦心した。
船体全体を重装甲で覆うには無理があり、重要区画を集中的に厚くしても魚雷炸裂の衝撃を受けきることは出来ない。
そこで「魚雷の爆発を遠く」することで衝撃そのものを弱め、船体そのものへのダメージを最小限に留めることを狙ってバルジが取り入れられるようになった。
近代化改修によって重くなった分を補うのにも役立つため、バルジの採用は一石二鳥だった。- バルジ以前の水雷防御として、魚雷防御網というものがある。
舷側から支持架を伸ばして網を張って防ぐ盾のようなものであり、イギリスやドイツ、そして帝国海軍でも採用された。
だが魚雷の頭に網を切るためのカッターが仕込まれ盾として機能しなくなったことや、何よりも網が絡まって邪魔ということで早々に廃れていった。 - 水雷防御としては他にプリエーゼ式水雷防御がイタリアとソ連で採用された。
中心に空気、外周に重油を満たした二重構造の円筒で衝撃を殺し、浮力を確保する画期的なアイデアである。
だが実戦で魚雷の衝撃が円筒を通して艦全体に広がるという欠陥が発覚、一気に廃れてしまった。
- バルジ以前の水雷防御として、魚雷防御網というものがある。
- バルジ内部は中空であり、単純に水を満たしたものから重油を入れて増加タンクとしたものまで様々なものがある。
帝国海軍では防御力を第一にした場合、水密鋼管と呼ばれる鉄パイプを詰めていた。
また瑞鶴と信濃は、翔鶴・大鳳沈没の戦訓からコンクリートを充填していた。- 足柄では空の酒瓶をコルクで蓋し、バルジに詰めたという話もある。
- 装備妖精は現時点(2014年7月)で極めて珍しいパンチラ妖精。ピンクの水玉?
- 二次創作においてこのバルジを艦娘の「豊胸手術」のように扱うネタもあるが、これ、どちらかというと艦娘的には腹部の装甲増設である。つまりは太r(重巡以上からの集中砲火