瑞雲(六三四空)

Last-modified: 2014-04-28 (月) 15:22:09
No.079
File not found: "weapon079.JPG.png" at page "瑞雲(六三四空)"[添付]瑞雲(六三四空)水上爆撃機
装備ステータス
火力雷装
爆装+6対空+2
対潜+5索敵+6
命中+1回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
航空巡洋艦・潜水空母にも搭載可能
急降下も可能な多用途水上偵察機「瑞雲」。
伊勢型航空戦艦等での艦隊運用を前提に編成・錬成した、六三四航空部隊所属の瑞雲飛行隊です。

ゲームにおいて

  • 2014年3月14日のアップデートにて実装された。
  • 瑞雲の純粋強化版。現状では任務「航空火力艦の運用を強化せよ!」と「(続)航空火力艦の運用を強化せよ!」で合計2回入手できる。任務報酬と利根筑摩改二以外では手に入らないレア装備なので、瑞雲と間違えて廃棄しないよう注意。
    • オリジナルの瑞雲に対して、爆装+2,対潜+1の強化がなされている。
    • 同時に実装されランカー報酬として配布された瑞雲12型との性能差は爆装-1,対空-1
  • 対抗馬の試製晴嵐爆装+11,対潜+6,索敵+6,命中+1と、本機では爆装も対潜も届かないが、晴嵐には対空がない。

小ネタ

  • ステータス強化されているものの、基本的に瑞雲と同一の機体なので、機体についての解説は瑞雲の小ネタへどうぞ。
  • 六三四空、つまり「第六三四海軍航空隊」は、元々伊勢日向の第四航空戦隊に配備する艦載機の部隊として編成された。六三四空は「ろくさんよんくう」と読む。「むさし」ではない。
    • その中でも伊勢に14機、日向に8機搭載するとされた六三四空・瑞雲隊がこの装備の元となった部隊である。
      • その他に、カタパルト射出可能なように改修された同航空隊の彗星を日向に14機、伊勢に8機搭載予定。*1
    • 航空戦艦に改装された伊勢と日向に部隊の一部が受領されて発艦訓練が行われていたが、昭和19年10月に発生した台湾沖航空戦の影響で、部隊は全て陸上基地へ転出した。
    • このため伊勢と日向の四航戦は、航空戦隊でありながら飛行機を1機も持たない状態でレイテ沖海戦に出撃することとなる。
      伊勢型姉妹は遂に航空戦艦としての真価を発揮出来ないまま、翌年2月の北号作戦完了後に戦隊を解隊された。
    • このような背景から、航空戦艦を語る上で切っても切れない関係にある航空隊である。
      史実では果たせなかった航空戦艦に搭載しての実戦参加を、ゲームではぜひ実現しよう。
  • 六三四空は、その後も航空戦艦に搭載されることなく、フィリピン・台湾・本土と陸上基地を根拠地にして戦い続けていた。
    • 終戦まで夜間の通常爆撃、つまり特攻に頼らずに夜間襲撃を繰り返した数少ない部隊であり、それを行い続けた錬度の高さがステータスに反映されているものと思われる。*2
      • ただしゲームではシステム上夜戦襲撃はできない。
    • かたや、激戦を生き延びて最後まで戦い続けた伊勢と日向。かたや志半ばで袂を別れても、終戦まで奮闘を続けた六三四空。
      両者の奮闘は戦局に影響を及ぼすほどの派手なものではなかったが、戦争末期の悲惨な戦局の中で、日本海軍の戦史に一筋の光を照らすものであった。
    • 六三四空瑞雲隊の慰霊碑が、フィリピンのルソン島にある。フィリピンの戦いで六三四空は100名以上の戦死者を出したという。

この装備についてのコメント


*1 最終計画では伊勢に瑞雲を、日向に彗星をそれぞれ集中搭載させる計画もあったという。
*2 部隊としての特攻は行わなかったが、現地で編成された神風特別攻撃隊「梅花隊」に搭乗員を派遣している。