A Rock and a Hard Place(板挟み/進退窮まって)
Gallows Brothers(絞首台の友/絞首台の兄弟)←このクエストを発生させた場合、クエスト終了時にマシュー&フリッツまたはアンドリューが必ず死亡するので、A Rock and a Hard Place(板挟み/進退窮まって)を始めたらアンドリューに話しかけなければ誰も死なずに済みます。
- この一連のクエストには達成期限があります。
- 終盤のメインクエスト「The Die is Cast(賽は投げられた)」で、ヴラニック要塞に潜入すると達成不能になる。
(要塞脱出後、連続するイベントで失敗となり破棄される。ヴラニック突入前に忠告を受けるので判断は容易)
- 終盤のメインクエスト「The Die is Cast(賽は投げられた)」で、ヴラニック要塞に潜入すると達成不能になる。
- このクエストには時間制限があります。(クエスト開始から5日間)
- このクエストは選択によって結末や報酬が変化します。
マシュー&フリッツ関連のサイドクエストの最終章。
- 派生してほぼ同時に発生する「Gallows Brothers(絞首台の友/絞首台の兄弟)」も一緒に解説。
- クエストタイトルの由来は「Between a Rock and a Hard Place」。あちらを立てればこちらが立てぬ。硬い地面と岩の間に挟まれている状況。
舞台が採石場であることだけではなく、ヘンリー君が親友が犯そうとする犯罪に協力するかどうか、義理と人情の板挟みになって悩むことを示している。 - 結末によっては二人が死亡することもあるが、その場合、DLCでプリビスラヴィッツに連れていくことは当然できなくなる。
クエストの成功・失敗はともかく、連れていきたい場合は終了時に二人が生存していなければならない。 - 実績「Judas(裏切り者)」を解除する場合、二人の死亡が確定する。
- どう頑張っても犯罪に協力するか、あるいはNPCが死ぬという、殺伐としたクエストである。
A Rock and a Hard Place(板挟み)
サイドクエスト「汚い男」終了後にアンドリューの酒場、森の広場亭で発生。
- 「汚い男」自体にはマシュー・フリッツの出番はほとんどないが、代わりにアンドリューが深く関わっているので、先に終わらせる必要がある。
マシューに話を聞く。
- マシューとフリッツが、鎧マシューと鎧フリッツに進化している。後で分かるが馬も持っている。
- 先にフリッツに話を聞いた場合でも、マシューから話は聞いたか?と、促される。
- マシューは良い儲け話を考えた、と協力を迫ってくる。
- その計画とは「タルンベルク採石場へ届く三ヶ月分の職人への給与強奪」。
- そもそも彼らは、前回「仮装」で、「ジギスムントに雇われてスカーリッツを襲った盗賊共」から村の財産を奪い返す、という体裁で襲撃計画を練っていたはずだが、結局ただの犯罪者に成り下がろうとしている。
- この採石場は、「神の家」でヘンリー君が事件を解決した場所。サーザヴァの修道院が払い渋っていた石材の代金がようやく届いたため、ようやく従業員が未払いだった給与をまとめて受け取れるようになった、というところ。それを横取りしてしまおうという話だ。
- ここでマシューを説得して止めさせることは出来ない。たとえ、ヘンリーの協力がなくても、フリッツと二人でやってやる、とマシューは言う。
- 「仮装」でマティアスの代わりの新メンバーに加わっていたハズのアンドリューには、既に協力を断られているらしい。
ここでアンドリューに話しかけると、派生クエスト「絞首台の友」が開始される。
- マシューの計画にヘンリーが協力を約束すると、ヘンリー分担の仕事が割り振られる。
- 採石場にいつ給金が運ばれるのか、正確な日時を確認すること。
- 護送のためにやってくるタルンベルク兵士の数を確認し、可能なら最低限に減らすこと。
- マシューとフリッツは現場の下見に向かう。出発した後、二人は採石場の崖の上の茂みに隠れ潜むようになる。
- フリッツに、兵士の数を減らす方法を相談すると、別の場所で誰かを殴って喧嘩騒ぎを起こせば、そっちに兵士が向かうだろう、とアドバイスを受ける。
当然、「ヘンリー君が犯罪者となって兵士たちに追いかけ回される」という意味である。
- フリッツに、兵士の数を減らす方法を相談すると、別の場所で誰かを殴って喧嘩騒ぎを起こせば、そっちに兵士が向かうだろう、とアドバイスを受ける。
タルンベルクでスパイ活動を行う。
- 今まで敵に対して行ってきた諜報・妨害能力を満を持して味方陣営の命の恩人に対して使用することになるわけだが、
これがヘンリーの心に潜む邪悪のせいなのか、ディヴィシュ卿が背負う不幸のせいなのかは定かではない。
- プレーヤーには知らされないが、このクエストには時間制限が存在し、今の時点で既にカウントが開始されている。
クエスト開始から「5日後の昼間」に給金が配達されることになっており、その情報を手に入れないままのんびりしていると、何の知らせもなく決行時刻を過ぎて失敗してしまう。
厩番に話を聞く。
- 関係者ではないヘンリー君に、そのものズバリの輸送時刻を教えてくれる相手はいないが、城の中で馬丁頭が困っている。
- 彼は、「5日後」(日数が経過すると減っていく)までに、兵士たちが乗っていく馬を準備しなくてはいけないのだが、馬が痛風で調子を悪くしているので、用意が間に合わない、と言っている。
- ここで、馬術スキルが一定以上の数値だと、偽の治療法を伝授できる。(兵士は減少)
- また、近くの薬草師から、薬を貰ってくることを提案できる。(毒か本物の治療薬)
- ※馬の治療を本当に行った場合、採石場に現れる兵士の数は増える。
薬草師に相談する。
- 城の北側にある森へ行き、薬草師ガートルードに相談しに行く。
彼女はウズヒッツで「悪魔との戯れ」のサブクエストにも関わる人物である。 - ガートルードは城の馬丁頭と仲が悪く、説得して「馬の治療の薬」を聞くこともできるが、「馬を病気にする毒」を教えてもらうこともできる。
- ※毒を使用した場合は、当然現場の兵士の数は減る。
ロバート卿に話を聞く。
- 兵士の配置は衛兵隊長であるロバード卿の管轄であるが、さすがにヘンリー君にペラペラと情報を漏らしたりはしない。
- しかし、ここで「ラジック卿の要請だが、地域の巡回を強化して欲しい」と伝えることで、当日の兵士の数を減らすことが出来る。ロバート卿の魅力は11なので足りないなら愛のポーションで+5しましょう。
- 逆に「採石場で強盗を企む輩がいるらしい」と密告すると、当日の兵士の数は増える。
当日を待つ。
- 採石場の崖の上に隠れているマシュー達に決行の日付を伝えると、(時間が残っていれば)当日まで時間をスキップするかどうかを尋ねられる。
スキップした場合体力も活力も100の状態で復帰するが、何故か栄養だけ120なのですぐにポーションが飲めない。- 深夜での潜入クエストとなるので、黒くてノイズが出ない服を用意しよう。夜鷹のポーションもあると心強い。
- 飛ばさなかった場合は、クエストログで残り日数がカウントされる。
- 当日の深夜、タルンベルクの兵士が到着したら、襲撃の準備に入る。
- マシューに話しかけることで作戦を選ぶことが出来る。無視して進めると彼らは何もしない?
- 特攻ルート。
- 能力が足りない時は、脳筋特攻をかます。敵の兵士の数にもよるが、二人が死ぬこともあり得る。
- 隠密ルートA。
- マシューとフリッツには余計なことをさせず、ヘンリーが一人で潜入して金を奪う。
- 隠密ルートB。
- マシューとフリッツに、目立つところで喧嘩をさせる。兵士が二人に気を取られた隙に、ヘンリーが忍び込む。
金を奪って逃げる。
- 届いた金は、採石場の従業員たちの居住区、川の反対側にあるキャンプの北の小屋に運ばれる。何らかの手段で侵入し、中のトランク(easy箱)からイベント専用の給金袋を奪うと襲撃は成功になる。
たかが3kグロッシェン奪ったことにして、彼らに2kなんて自腹でも切ってやりたいところだが、もちろんそんな選択は用意されていない。(ロールプレイが大事な人は、イベント用の給料袋の代わりに現金を箱の中に残していくといいよ。) - 事前の打ち合わせで、荷物を回収した後は各自バラバラに逃げて、スカーリッツ方面へ向かう道の途中にある空き地で集合することになっている。
カーブのところにある石の橋を渡り、森が切り開かれている場所の絞首台の首吊り死体のオブジェが目印だ。ヘンリーの選択によってはお前らもそうなるんやで。
- マシューもフリッツも泥棒の成功に大喜びだ
この畜生が!。そこでヘンリーは入手した金を3人で分配してもいいし、しなくてもいい。
金を独り占めした場合、マシューとフリッツのうち、渡さなかった相手との戦闘となる。むろん、真剣での殺し合いである。 - 金の分配法を決めた後、ヘンリー君の手元には金と空の給料袋が残り、「板挟み」は終了である。
(別ルート)給金袋が運ばれる前に直接盗む
- 実は給金袋は運び込まれる前は衛兵の塔(西側:1F調理場2Fディヴィシュ卿個室、3Fステファニー夫人がある建物の木製階段を登りきり右に曲がり1Fの止めてある馬の上を通り抜けると行ける)の入ってすぐのチェスト(hard箱)に保管してある。なので当日を待たずとも、これを盗んで崖上で待つ二人に渡すこともできる。二人には驚かれる。
進入禁止が塔内だけなので、hard箱さえ開けられればこちらの方が若干楽なのかもしれない。
ちなみにマシューとフリッツに金を渡した後にスル事で回収も可能。(何もしてねぇんだから返してもらうぜフヒヒ)
Gallows Brothers(絞首台の友/絞首台の兄弟)
- このクエストを発生させた場合、クエスト終了時にマシュー&フリッツまたはアンドリューが必ず死亡する。
- アンドリューが死んだ場合、Delicacies(ごちそう/森の恵み)のサブクエストが出来なくなる。DelicaciesはメインクエストのAll that Glisters (光るもの全て[が黄金ではない])の派生クエストの為、サブクエスト完遂のトロフィが欲しい人はロバート卿への報告を後回しにする必要あり。
- さて、「板挟み」が基本的に盗む側、マシューとフリッツに協力する前提の視点でストーリーが進行していたのに対し、
アンドリューに話しかけて始まるこの派生クエストは、「板挟み」を失敗で終わらせることを目的としている。
- アンドリューはマシュー発案のこの計画が馬鹿げており、危険すぎて巻き込まれるのは御免だと思っている。
そのためヘンリーには、タルンベルクの城の兵士に、あらかじめ二人の計画を密告し、護衛の兵士の数を増やすように言われる。
もし、襲撃不可能なほどに兵士の数が増えていても、諦めずに特攻するような馬鹿なら、その時は知らんと、彼は主張する。
- アンドリューのこの発言をもしマシューに伝えた場合、彼は怒り狂い、今度は自分たちの罪をアンドリューに被せようということになる。血も涙もない。
- 金を分配した後に残る「空の給料袋」をアンドリューの酒場の倉庫に隠し、その状態で城にチクるのだ。
- 陰謀が渦巻く複雑な関係だが、誰に協力するかを決めるのは、「板挟み」の期限である5日間のうちに考えなければならない。
よく考えよう。ウンコを投げるか投げないかより、深刻な決断になる。
選ぶ。
襲撃を失敗させる。
- 優柔不断に選ばなかった場合も、そして、兵士を増やした場合も、彼らは馬鹿であった。特攻を選択する。
そして、ヘンリー君の補助無しで計画は成功しない。二人は死亡する。 - アンドリューにそれを報告しに帰ってきた場合、落ち込むヘンリー君を見て流石に罪悪感を覚えたのか、
アンドリューは「こんな結末を望んでいたわけではない。元気を出せ、昼飯くらいならいつでもおごってやる」と言う。 - 昔のバージョンではセリフだけだったが、今は本当に昼飯がタダで食えるようになった。
襲撃を成功させる。
- 採石場の襲撃を成功させた後、手元に残った「空の給料袋」を森の広場亭の地下に隠す。
置けないバグが発生(2021/6/16 ps4 Royal版)
・ロードし直したところ置かれてアイテムから無くなっていたが、ロバート隊長に話しかけても、「訓練」のみしか選べない。
・「死刑台の兄弟」が失敗扱いになっているのが原因か。
マシューにアンドリューの事を話さないと「死刑台の兄弟」が金奪取時に失敗扱いになるため必ず報告すること。
- ヘンリー君が「仮装」で着替えていた部屋のタルの上に置ける。
- 仕込みが済んだら、タルンベルク城へ戻り、ロバード隊長に襲撃犯の正体を知っていることを報告できる。
選べる選択肢は2つ。
(トロフィ回収目的の時はここでロバート卿に報告する前にセーブしておけば、トロフィ回収後にロードして「犯人はアンドリュー」にすれば良い)
(上記ごちそうのサブクエストをまだやっていない時は、ここで報告するのを後回しにすればいい)- 「犯人はアンドリュー」
- 「犯人はマシュー・フリッツ・アンドリュー」
- あっ……絶対巻き込まれるアンドリュー…
- タレ込みを受けたロバード隊長は森の広場亭へ突撃し、犯行の証拠である袋を発見する。
少し時間を経過させてから話すと、「ハメられた!」と叫んだ犯人たちが抵抗したため、処刑して店の前に見せしめとして死体を晒したと報告を受ける。
- このとき、マシュー・フリッツも共に処刑された場合は、実績「Judas(裏切り者)」が解除される。この実績は、他の方法で二人が死んだ場合はアンロックされない。
- 全てが終わった後、森の広場亭に行くと、門の前に新しいオブジェが設置されている。それは3人の首吊り死体で、もちろん彼らである
マシュフリの二人はローブ着た汎用のやつだが。
「多くの陰謀と裏切り……そして何も残らない、死体以外は……」
以上で、生まれた頃から知っている愉快な幼馴染のクエスト群は終了である。
※このクエストはどんなルートをたどっても、後味の悪い結末しかありません。(警告が遅い)
もし、二人が生きていれば、DLC「灰の中から」で村につれていくことも出来る。
連れて行っても村の収入を減らすことしかしない二人だが、殺伐とした殺し合いに疲れた君の心は安らぐかもしれない。