Unexpected Visit

Last-modified: 2023-03-31 (金) 18:06:12

Unexpected Visit(予期せぬ訪問)

 

このクエストはKingdom Come: Deliverance (KCD)で最初のメインクエストです。

ステータス振り

ママとの会話でStrength、Agility、Vitality、Speechのどれかを2レベル分振ることができます。
初見なら好みで振って構いません。

2周目や効率重視ならSpeechが一番あげづらく役にも立つのでオススメです。
無限にレベリングすることがほぼできない(膨大な時間が掛かる)仕様なので、2レベル分一気に上がるのはかなり大きいです。
ただし超序盤に少しだけ苦労します(Speech上げに比べたら大したことはありません)。

父親のところへ行く

  • 家の外に出て、鍛冶屋の父親に話をしてください。父親は4つのクエストを与えます。
  1. 城で剣の鍔を受け取る
  2. クネシュ (Kunesh) から借金を回収する
  3. 木炭を10個市場で買う
  4. 冷たいエールを酒場で買う
  • 順番はどれからでも構いませんし、実は全てをクリアする必要もありません。
    必要なのは「剣の鍔」「木炭10」「冷たいエール」を同時に所持していることです。ただし、あまり時間をかけすぎると入手した「冷たいエール」がぬるくなり、買い直す必要がでてきます。
    また、父親からのお使いとは別に「剣のチュートリアル」を終えなければ先へ進めません。覚えておきましょう。

城で剣の鍔を受け取とる

  • 丘を上に登り城へ向かう。
  • 入り口前の衛兵に話しかけ剣の鍔を受け取る。
  • タイミングによってはこの門番の二人、ヤネクとヤロスラフが村の中を巡回していることもあります。しかし、鍔を受け取ることが出来るのは城の門にいるときだけです。帰るのを待ちましょう。

クネシュから借金を回収する。

  • クネシュは丘の下の自宅の左裏で薪割りをしています。クエストマーカーも表示されます。
  • そもそも所持金を増やすためのクエストなので、他の手段を使って自力で稼ぐなら、無理に関わる必要のないクエストです。適当に草をむしっているだけでも意外と売れます。
  • 話しかけると借金の支払を拒否し、その後の選択で展開が分岐します。
    選択肢によって素手の喧嘩に発展しますが、相手が一般人のクネシュでもこちらは「弱い一般人」なヘンリー君であるため勝つのは難しいです(うまくやれば可能)。
  1. 説得しなかったか、説得に失敗して殴り合いになり負けた場合
    • 父に報告に行きお金が必要だと言うと、父からの評判が低下しますが、借金回収は後回しにして7グロッシェンを貰え、下記のチェストに近づいても何も起きなくなります。
    • クネシュの自宅に不法侵入し、チェストに近づくと施錠されているのがわかり、フリッツからロックピックを貰う展開になります。
    • 酒場(下記参照)の前で発生するウ〇コ投げイベント(手伝っても断っても可)が終わった後は、クネシュの家の近くに友人達が集合しているので、話しかければ4つ貰えます。村でのロックピック入手方法はここだけです。
    • 先にロックピックを貰ってから父からお金を貰えば両方入手できます。
    • 友人達に話しかけて手伝いを頼むと、4人でクネシュをボコる事が出来ます。ロックピックを貰ってからも可能です。
  2. 説得に成功するか、殴り合いに勝った場合
    • クネシュが観念してチェストの鍵を渡してきます。
  • 薪割りで使っていた斧を回収し、自宅内のチェストを鍵かロックピックで開け、中のハンマーと釘を回収します。
  • クネシュが観念していない場合は、クネシュが薪を持って移動した時に薪割り台に斧が置いてあるので盗めます。もちろん目撃されたら衛兵を呼ばれるので見られないようにして下さい。斧、ハンマー、釘は盗品扱いになりますが木炭屋の店員にならそのまま売れます。
  • チュートリアル中のスカーリッツの村の中では、何らかの犯罪が発覚し衛兵を呼ばれて罰金の支払いを拒否すると投獄され、専用カットシーンの後ゲームオーバーになります。同時に実績「Fire Starter」も解除されます。一度は見てみるのも悪くないですが、このせいでかなりチュートリアル中の行動が制限されます。
  • 他の回収方法としては、クネシュの背後にしゃがんで近づきノックダウンを狙い、気絶させて鍵を奪う事も出来ます。失敗すると殴り合いに発展します。
    彼は恐らくこのゲームで唯一の「逃げればすぐに諦めて」「衛兵にも通報しない」紳士です。
    しかもいくら嫌われても彼だけスカーリッツ所属の扱いにされてないらしく名声にも影響しないようです。
    背後からのノックダウンは実行するたびにStealth(隠密)スキルが成長するのでクネシュは非常に便利なレベル上げの相手なのですが、
    イベントを終わらせて勝負に勝ってしまうと、彼は壁に背を向けて座り込んでしまうので、クネシュと遊べるのはイベントが終わる前だけです。
  • 殴り合い等でダメージを受けた場合、母に会いに行き赤ん坊みたいに喚き散らすと何度でも治療して貰えます。

木炭を10個市場で買う

  • 手段は何でも良いですが、金を得ることさえできれば、買い物が出来るようになります。馬カートの前に立っている商人から、木炭を10個買ってください。
  • 2周目などでピッキングに覚えがある人は民家のチェストから手に入れられます。グロッシェンも盗めます。
  • 買い物ができるのは赤い服の店員の方だけです。親方は別のお得意さんと商談中なので相手をしてもらえません。
  • この店員は例外的にほぼ全てのアイテムを取り扱ってくれますが、基本的に商人NPCは、自分が販売しているカテゴリの商品しか買い取ってくれません。ハーブ類は食品ではなく、その他の雑貨ジャンルなので、酒場や八百屋などの食料品店では売れません。また、盗品には赤い手形マークがつき、通常の店では買い取ってもらえない上に評判も下がります。
  • スカーリッツの村の中で入手できるアイテムのうち、盗品マークが付かない商品はかなり限られてきます。
    • 武器(クネシュの斧は武器カテゴリではありません。盗品の矢を一度撃った後拾ったものくらいでしょうか。ただし、基本的にまだ武器は盗む以外に販売者がいないので、武器カテゴリのアイテムが売れないことはあまり問題になりません。大通りで売っているダガーは武器ジャンルですが、装備できません。インベントリに入れておくと暗殺アクションが可能になるシステムツールです。)
    • 防具(初期装備の服ぐらいです。雑貨屋でも服を少し売っていますが、雑貨屋は雑貨ジャンルの商品も売れるので問題ありません。しかし、露天の布生地屋から所持金を巻き上げようとすると大変です。正直ノックアウトして奪ったほうが早い。ただ布生地は、フレーバーアイテムで用途がゲーム中に全く存在しません。)
    • 食料品(自宅の備蓄食料に加えて、家庭の棚やテーブルに野ざらしになっている食材は拾っても盗品にならず売れるものがあります。また、火を通して加工できる食材は、加工した時点で盗品マークが消えます。調理ロンダリング。シュナプスは高く売れますが、薬や酒はかさばらず便利なので沢山買い占めておきたい所。家畜を解体して焼き肉にして売るのが食材ジャンルではコスパが良いです。野菜類に関しては各家庭でよく入手できますが、重い上に拾った瞬間に腐り始めるので、あまり持ち歩くのには適しません。)
    • 雑貨(一番手軽なのはやはりハーブ類です。イラクサ(Nettle)を中心に集めていくのがオススメ)

剣の指南を受ける

  • 父親のおつかいクエストを続行する前に、剣のチュートリアルを受けてしまいましょう。木炭を買った商人の向かいに座っている男に話をしてください。 男は「戦術師範ヴァニェック (Vanyek)」と表示されます。彼の後に従い、剣のチュートリアルを行いましょう。村の南側、鍛冶屋の自宅と街との間に羊の放牧場があります。柵の中が闘技場代わりとなっているのでそこへ向かいます。移動したヴァニエクは小屋の裏側で待っています。
  • この訓練を終わらせない限り、注文のアイテムを集め終わっても、イベントが先へ進みません。先に持っている場合はエールがぬるくなってしまうので、急いで終わらせましょう。
  • 「強攻撃(斬り)」「弱攻撃(突き)」「連続攻撃」を学べます。この時装備している木刀は、イベント中のみのもので、アイテムとして入手することは出来ません。

エールを酒場で買う

  • 最後にエールを手に入れてください。これを最後にする理由はエールが温くなるからです!父親は冷たいエールじゃないと受け取ってくれません。
    この時代、水は腐る可能性があるので、基本的に飲料用としての水は煮沸しなければなりません。火を扱う鍛冶師は、熱中症対策に仕事中でも酒を飲んでいるわけです。
  • 酒場の入口付近で友人達に出会い、後述のウンコイベントが発生します。
  • 酒を飲みながら政治談義をしている、ということさえわかれば詳しい内容を理解する必要はありませんが、世界観を理解していると楽しめます。
    酔っ払いどもの政治談義の内容についての解説
    • ボヘミア王国(現在のチェコ)の王、兼神聖ローマ帝国の皇帝がヴァーツラフ(ヴェンツェスラウス)、その弟で隣のハンガリー国王なのがジギスムントです。
    • この村スカーリッツの領主ラジック卿は、ヴァーツラフに贔屓されて将軍になった新興貴族ですが、オープニングで言われたように今ヴァーツラフは弟に監禁されていてボヘミアにいません。この地方から少し東の方にあるクッテンベルクという銀山も、ジギスムントに侵略されて、そこのドイツ系住民は略奪を受けています。
    • 帝国全体では兄より弟の方が人気が高いのですが、ボヘミア国内に限ってはまだまだヴァーツラフ派のほうが多い状態です。なので、ドイッチのような国外からの移民と、領主に任命された執行官のような古参のチェコ人との間では意見が割れているわけです。
    • またこの時代、本当は一人だけのはずのカトリック教皇が、ローマ(バチカン)とフランス(アヴィニョン)に二人存在して、分裂しています。(もともとローマにいた教皇が、フランスへ移動した後死亡。その時、ローマとフランスでそれぞれが独自の後継者を立ててしまった)おかげで教会が混乱して権力も落ちています。
    • ゲームが始まる1403年の7年前に、オスマン帝国(イスラム教の国)との戦争(ニコポリスの戦い)で、ジギスムント率いる神聖ローマ帝国軍は、このローマとフランスの対立のせいでボロ負けしています。音頭を取るべき皇帝ヴァーツラフが引きこもって仕事をしていないので、ジギスムントは自分が権力を握り、分裂している教会もまとめようとしています。(史実ではそのせいでこの後、歴史上有名な内乱・フス戦争が始まります)
    • ヴァーツラフはその無駄遣いのため、ジギスムントは敗戦と皇帝の座を狙った根回しのために、先代皇帝カール4世から相続したルクセンブルグ家(カールの血筋)の領地を切り売りして、領土がかなり減っています。ドイッチがこのままでは治める国が無くなるぞ、と言っているのはそういうことです。ちなみにその土地を買って権力を伸ばしているモラヴィア辺境伯ヨープストも、後で重要人物として登場します。
    • ヨープストは従兄弟であるヴァーツラフ・ジギスムントの間をフラフラしているコウモリ野郎です。かつて弟のプロコプや他の貴族と組んでヴァーツラフに戦争を仕掛け、大事なところで勝手に他の仲間を見捨ててプロコプと一緒にヴァーツラフと同盟を結びました。その後再び単身でジギスムントと組んで同盟を結んだハズのヴァーツラフ・プロコプを拉致し、現在はまた反ジギスムント陣営を煽り立てながら「ボクはヴァーツラフの親友ダヨ」と叫んでいます。
    • また、ヴァーツラフはローマで行われる皇帝としての戴冠式にもボヘミアに引きこもっていて出席していないので、オーストリアの選帝侯は独自にルパートと呼ばれる人物を擁立しました。選帝侯というのは、次代の皇帝を選ぶ権限を持つ貴族を指します。ただし、選帝侯は複数いるので、一人がルパートを選んだからと言って、即座にルパート氏が皇帝になれるわけではありません。まだ、先代カールの七光で、ヴァーツラフ・ジギスムント兄弟の方が多数派です。なので、オーストリアが何を言おうと知ったことか、と言われています。
    • 神聖ローマ帝国は神聖でもローマでも帝国でもない、という表現が有名な、ローマ人を征服したゲルマン人のパクリブランドです。北朝鮮と韓国と台湾が合体して、西日本を侵略・征服して勝手に資本主義日本天皇国と名乗ってるようなものだと考えてください。それぞれの国が選帝侯となり、各国の大統領の中から選挙して持ち回りで天皇をやります。資本主義も日本も天皇も全部名前だけの偽ブランドです。自分で滅ぼしたものの、知名度とそれに付随する信頼感にタダ乗りする形で、他人の褌を使って全く別物の支配体制を繰り広げているわけです。
    • 神聖ローマ帝国の皇帝の権力は弱く、最近ようやくカール4世が地盤を整えて世襲できるようにしたばかりです。息子の代で即座に終わりますけど。
    • 大体イベント中の会話に出てくるカタカナの名前の解説はこんなところです。
  • エールを得るために酒場の娘ビアンカと話をしてください。
    • ヘンリーの恋人・ビアンカから目的のエールと一緒にセーブ用のアイテム「救世主のシュナップス」という酒をもらえます。チュートリアル終了後は自作できるようになりますが、村の中では錬金が出来ないので当面のセーブ(中断セーブは別)はこのビアンカから渡された分と、更にビアンカの酒場・及び雑貨屋で販売している在庫、それからヘンリーの自宅のトランクに入っているシュナップスだけでやりくりする必要があります。セーブのために飲むと酔っ払って操作が難しくなるという困ったシステムですが、常に所持品にキープしておきたいアイテムです。売ると高値で売れますが、自作で確保できるようになるまではやめたほうが良いです。
    • ビアンカにはアダムという弟がおり、また粉挽き場のテレサにもDLCで登場するサミュエルという弟がいます。彼らも大人に混じって立派に働いているので、ヘンリーたちの行動などを考え合わせると、だいたいヘンリー・ビアンカ達は18才(高校生)くらい、弟年代のアダムたちが15才(中学生)くらいなのだと推測されます。それ以下の年齢の子供は、大人の事情でゲーム内に登場しません。逆に20を越えてしまうと今度はビアンカ達が誰も結婚していないのが不自然なほどの行き遅れ勢になってしまうのでそれ以上にはならないでしょう。老けて見えるって? そりゃあ演じている役者達はそれなりの大人だもの…。
  • これで父親に頼まれたことが済んでいるはずなので、急いで父親の所に戻ってください。
  • 酒場でエールを入手してからもたもたしていると、エールは温くなってしまい父親が受け取らなくなるので、再びビアンカからエールを買いましょう。
  • エールを受け取ってから2、3分以内で父親に渡せばまだ冷たいはずです。

ウンコを素手で握るか握らないか

  • ヘンリーの友人、マシュー・フリッツ・マティアス、はドイッチ(ドイツ移民の商人)が王を侮辱しジギスムントを称賛しているのを聞いて、彼の家の壁にウ〇コを投げつけ教訓を与えようとヘンリーを誘ってきます。これを手伝っても断っても問題ありませんが、他の村民からの評判を気にするなら断わった方が賢明です。ただし、やろうとやるまいと後で父親に怒られます。
  • クネシュの借金回収時にロックピックを入手したい場合、先にこのウンコ投げイベントを終わらせておく必要があります。断った場合も時間経過で進行します。また、先にクネシュとの会話を済ませていると、最初から借金回収を手伝って貰う約束や、イベント中に話しかけてロックピックを入手することも可能です。
    • ドイッチの家の前で発生する喧嘩では、ドイッチの息子のハンス・粉挽き場従業員のズビシェク・ムービー後に顔が変化するモブ男の三人組対、ヘンリーの愉快な仲間たち、マシュー・フリッツ・マティアス+(ヘンリー)の乱闘になります。ハンスが一番セリフが多いので、この子がライバルポジかと思いきや、本当の因縁キャラはズビシェクです。ハンス君は声の出演が、開発元広報担当のトビアス氏(ドイツ人)なので、少し目立ってるだけです。
    • ある程度ボコると、力尽きたキャラクターはその場に膝をついて防御の構えをするようになります。倒したと考えて次の目標に移って構いません。無理に追撃しようとすると逆にカウンターで延々と反撃されます。ある程度時間が立つと、同じく村の幼馴染の優等生ヨハンカから、保安官を呼ぶから喧嘩を止めるように警告されます。
    • 執行官というのは、各地の領主に任命される村の代官、要するに村長のようなものです。保安官というのは、執行官に雇われて街の治安を維持するお巡りさんのようなものです。城や街門の衛兵は、領主お抱えのギャリソン(直轄軍)なので、平民である執行官の部下になる保安官とは、若干指揮系列が違います。自衛隊と警察の違いだと思ってください。雑貨店の内部にいる店舗警備員は民間雇用のガードマンです。
    • 喧嘩の後に保安官にのんびり追いかけられますが、彼は国王派なのでドイッチを嫌っています。捕まえられると怒られますが、このときだけはゲームオーバーになりません。(他に犯罪をやっていたら別です)また、ヘンリーが喧嘩に参加していなかった場合は、悪ガキ共を追いかけることなく現場に座って休憩しています。
    • 逃走後はクネシュの家の裏側に集合するのがいつもの決まりのようです。仲間たちはそこまで移動します。

テレサのために釘を手に入れる

  • 父親に頼まれていた物をすべて渡し、鍛造開始を選択するとカットシーンが入ります。
  • テレサが釘を受け取るために立ち寄ります。
  • 家の中に戻りチェストから釘を手に入れ彼女に渡してください。
  • 長いカットシーンが始まります。
  • カットシーンの後に次のメインクエスト「Run!」が自動的に始まります。






余談:行き詰まった人や2周目の人のためのヘンリーくん強化講座

ここからはゲームを始めたばかりの人は無理に読む必要のない内容となります。
どうしても次のイベントがクリアできない方、2周目なのでヘンリーを強化して違う進め方をしたい方へのアドバイスです。
ただし効率が非常に悪いので次で詰まらないのならさっさと進めたほうがいいです。

村での生活について

  • 村の中はチュートリアル仕様となっていて、イベントを進めるまで時間が一切経過しません。
    なので村のアイテムは一部を除いて補充されませんし、寝ることができない代わりに活力ゲージも自動では減りません。
  • イベントを進めず、長く生活する上で気をつけるのは空腹のみになります。
    その空腹を満たす手段ですが、村の各所に備蓄されているアイテムと、主に羊などの家畜を狙います。
    住民に見つからないように注意しながら、家畜を倒して肉を入手。終わったら離れて他のことをしていれば、一定時間経過で家畜は復活します。
  • ただし、食材の中には「食べることで活力を減らしてしまう」ものが存在します。活力の回復はこの期間中、食事でしか出来ないので、無計画に食べすぎると身動きが取れなくなってしまいます。注意しましょう。
  • 手に入れた肉は家の中にある鍋の周辺を選択することで、調理することが可能です。
    調理すれば食べられるようになります。また盗品マークが外れて売ることもできるので、余った肉は金策に使いましょう。
  • 持ちきれない荷物はヘンリーの家にあるチェストに保管しましょう。あとで回収できるので使わないアイテムはこちらへ。テレサの釘の入っていたトランクは、唯一チュートリアルでスカーリッツ内のマップ全体が書き換えられた後も、内容物が変わらないまま残っています。序盤に集めたハーブや安物の盗品など、重くかさばるものは全てこの箱に入れておくと良いです。自宅の向かいの部屋の倉庫にある鍵のかかったトランクには、ヘンリー君が自作した「ヘンリーのサイコロ」が入っています。襲撃後は消滅してしまうレアな隠しアイテムなので、ロックピックを使って入手してみるのも良いでしょう。

育てておきたいステータス

「筋力(Strength)、敏捷(Agility)」

  • この2つは武器を使って対象を攻撃するだけで割と上がります。
  • 村で主に手に入るのはメイス、斧、剣、弓矢などです。
    メイス系統は民家の荷物から『こん棒』を盗むことができ、斧は村人を、剣と弓矢は門の前などに1人でいる衛兵をノックアウトで入手できます。
    • ノックアウトは誰にも見つからないようにしゃがんだ状態で背後へ移動し、コマンドが出たら実行。割と失敗するためオートセーブの後に狙いましょう。
      うまくいけば指名手配されることなく武器と防具を漁ることができます。
    • 弓が手に入った場合は、必ずステータスの条件を満たしてから使用しましょう。ろくに飛びません。
  • 武器が手に入ったら、闘技場(剣のチュートリアルを受けた場所)の近くにいる羊を追いかけて武器で攻撃しましょう。
    倒した後に離れて一定時間が経つと復活するので、繰り返すことで必要最低限の強さは手に入るはずです。
    • 復活の目安として、羊から盗んだ肉の盗品マークが外れるまで離れると復活しています。

「耐久(Vitality)」

  • 一番簡単なのは、ひたすらにジャンプを繰り返すこと。
    スタミナが切れるまでジャンプして、回復したらジャンプするのを繰り返すだけで経験値が貯まります。移動ついでにダッシュ&ジャンプしましょう。

「話術(Speech)」

  • 現状ではできることはほぼありません。会話できる人に積極的に話しかける程度です。
    レベル8で覚えることができる雄弁(Silver tongue)がないと無限にレベリングできないステータスなのです。

「隠密」

  • どうせノックアウトをするなら隠密も上がっていくので狙いましょう。スニークプレイの基礎になるスキルです。
    他のスキルでも同じことが言えますが、失敗よりも成功の方が圧倒的に多くの経験値を稼げるため、序盤の数レベルの違いはとても全体のプレイに大きな影響を与えます。
    ただし、犯人が目撃されていないノックアウトでも、内部的にNPCの好感度は下がっています。(疑心暗鬼になるという意味で)
    連続してノックアウトを繰り返していると、やがて村全体の評判の平均値に影響を与えるほど下がってしまうので注意。

「ピッキング」

  • フリッツからロックピックを入手している場合は、難易度easyの扉とチェストを狙いなるべくレベルを上げておくと先の展開がだいぶ楽になります。
    特に次の移動先であるタルンベルクではイベントの関係で一時的に、普段衛兵がいて潜入しづらい場所などが入り放題になるので、非常に有用です。
  • 一度鍵を開けた扉であっても村人や衛兵が開閉することで(大抵は)再度鍵がかかりますので、他人の家の中など立入禁止エリアで口笛(Xキー)を使って積極的に人を動かしましょう。
    ノックアウトで隠密上げもしているのなら、鍵のかかる食料庫等へ押し込んでおくのも良いでしょう。
  • 以下はきちんと検証していないので原因はよくわからないが、鍵が再度かかることがあるチェスト。
    • 店舗型の商店1階奥の不法侵入エリアの扉近くに2つ並んだチェスト。
    • 露天商含む商人関係の自宅にある売上が入っているチェスト(難易度が高めのやつ)。

取っておきたい特典パーク

  • 「耐久(Vitality)」
    『濃い血』(出血量の低下)がおすすめ。
    次のイベントの難易度を大きく下げてくれます。
  • 「薬草」
    ゲーム開始時から育てることができるスキル。地面の薬草を拾うだけなので地道ですが非常に簡単。
    一番欲しいパークは『抗体』で、永続的にVitalityが+2される強力な隠しパーク。イラクサを集めるだけで手に入るので積極的に狙いましょう。
  • 「筋力(Strength)」
    オススメは『クリンチの達人』(クリンチの勝率+40%)や『要塞』(防御時のスタミナ消費-30%)など。
    取っておくと今後の戦闘が非常に楽になります。
  • 「手入れ」
    お父さんのすぐ隣に砥ぎ車があるので、刃を潰して研ぎ直すだけでいくらでも上げられます。
    今後に役立つパークがたくさんあるので、今のうちにレベル上げしておきましょう。

さらなる余談、小ネタなど

スカーリッツの評判を100にしたまま去りたい場合

  • クネシュは話しかけずノックアウトしアイテム回収→悪友の誘いにのっかりドイッチの妻に話しかける段階で放置して父親に報告しに戻る。
    誘いを断るかドイッチの妻に話しかけてしまうとどうあがいても90ちょっとになってしまうため、ロックピック入手は諦める必要性がある。
    • フリッツやマシューは、村が滅びた後もスカーリッツ陣営のNPCとして生存しています。死亡したNPCは母数から排除されてしまう仕様のため、下がったスカーリッツの評価を保持しているのは、生存メンバーだけのはずなので、探し出してサブクエスト等で好感度を上げれば多少のリカバリーは出来るかもしれません。とはいえ、能動的に上昇させることが出来ないヤネクやヤロスラフのような場合は逆に殺害するなどして平均値から排除する必要が出ますが…
      ほとんどのスカーリッツ難民は、ラッテイやサーザヴァの難民陣営に再分配されています。

その他

  • 村人全滅や武器・鎧の強奪などを狙う時は、ウンコ投げイベントが非常に有効です。
    • いつも壁に背中を押し付けて街の大通りを見張っている重装備の保安官を、人気のない場所まで誘導して一人にできます。
    • また、酒場のドイッチを自宅に回収し、この村最強の武闘家である執行官と一緒にいる人数を減らせます。
  • この村の中に存在する武装戦力は、執行官・保安官・衛兵・警備員の四種類です。
    普通の村人は攻撃を仕掛けたり犯罪を目撃すると、イベント時を除いてこれらの公権力者を呼びに走って逃げます。
    そして報告を受けた武装戦力は、現場に駆けつけると、ヘンリーを追いかけて攻撃します。
    • 逆に言うと、この四種類の公権武装戦力を全滅させると、以下村の中でどれだけ犯罪を犯そうとも、村人はただ怯えて逃げ回るだけになるということです。
      点灯していた犯罪アイコンすら消滅します。評判は地の果ての-100まで下がりますが、何を盗むのも自由になります。
      ただし、これは序盤スカーリッツ特有の現象で、他の街では公権力部隊の中に「殺害不可能」なVIP属性を持つNPCが複数混じっています。
      降伏するか、こちらが逃げ切るまで狙われ続けるので注意。
  • 容疑を受けて呼び止められたり、戦闘状態に入ると、「G」キーを押すことで「降伏」をすることが出来ます。
    • 「降伏」をせずに戦い続けると、容赦なく殺されることもあります。
      「サレンダー!(降伏しろ!)」と、この手の兵士たちは叫んでくるので、口封じに皆殺しする覚悟がないならば、本来はさっさと降伏してしまうのが良いです。
    • 犯罪がバレた時点でプレイヤーの評判は大幅に下がりますが、悪あがきをしていると、戦闘が開始された瞬間・それに加えてこちらの攻撃がHITするごとにどんどん相手NPCからの好感度が下がっていきます。
      村に属するNPCからの好感度の平均が村の評判になるので、村人に嫌われる行動を取っているとどんどん評判が落ちていきます。
      ただし、チュートリアル中のスカーリッツに限っては、逮捕=ゲームオーバーなので金が無いなら逃げるしかありません。
  • しかし、このクエスト中のクネシュだけは、スカーリッツ村人陣営ではなく、独立したクネシュ陣営に属しています。
    つまり、彼個人にはいくら嫌われても問題ないということ。ノックアウトで「隠密」スキルのレベル上げをするときなどに活用しましょう。
    • ただし、彼のイベントを終わらせて勝負に勝ってしまうと彼は壁際に座り込んでしまいます。攻略順を調整して計画的にプレイしましょう。
  • ちなみに、スカーリッツ村の中でどうあがいても殺せないVIP村人は、ヘンリーの両親、悪友3人、恋人のビアンカ、師匠のヴァニエク、トビアス・フェイファー技師の8人です。
    • トビアス・フェイファー技師はイベントで関わるため殺せません。
    • マシュー・フリッツ・マティアスの三人組に至っては攻撃禁止属性すらついているので、ハードコアモードでも殺すことが出来ません。
    • その他のキャラクターのうち、ズビシェク・ヨハンカやアダムなど、ゲーム本編で別ルーチンの行動パターンで再登場するキャラクター達は、システム上は名前と顔が同じ別人となっているので、死んでも何事もなかったかのように再登場します。
    • 門番の二人組ヤネクとヤロスラフだけは復活しませんでした。本編でのルーチンが同じく城の階段の見張りだったために使い回されていたようです。