フライング・キッパー

Last-modified: 2024-03-30 (土) 16:31:48
※このページでは第1シーズンのエピソードについて説明しています。
汽車のえほん』、『きかんしゃトーマス』で登場した貨物列車については『フライング・キッパー』のページをご覧下さい。

「お前を修理工場に出そう。そして、大きな罐を持った新しい型の機関車に作り直してやる。きっと別人になった気がするぞ。もう特別な石炭も要らない。良いと思わんか?」
フライング・キッパー

日本語版タイトルフライング・キッパー
英米版タイトルThe Flying Kipper
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1984年12月11日(英国)
・1987年4月30日(オーストラリア)
・1989年4月2日(米国)
・1990年12月6日(日本)
・1993年6月3日(ジョージ・カーリン版米国)
・1998年3月16日(ドイツ)
・2008年1月10日(ハンガリー)
話数第19話
この話の主役ヘンリー
シーズン第1シーズン
機関車紹介ヘンリー
登場キャラクターAヘンリーSE&CRのディアグラム960PMV(ボギー車)
登場キャラクターBゴードン
登場キャラクターCエドワードジェームスメルクリン機関車
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿ジェームスの機関士ジェームスの機関助手ジェームスの車掌ヘンリーの機関士
登場人物B学校の子供達ヘンリーに石を投げた子供達キルデイン操車場の作業員マロン駅長ティッドマス港の作業員ヘンリーの機関助手ヘンリーの車掌
登場人物Cトップハム・ハット卿の付き人
登場人物D無し
登場スポットティッドマス機関庫
ティッドマス港
ウェルスワース駅
木の側の線路
キルデイン操車場
マロン駅
エルスブリッジ駅
キルデイン待避線
修理工場(言及のみ)
学校(言及のみ)
対応原作・第6巻『みどりの機関車ヘンリー
(第2話『フライング・キッパーごう/ヘンリーとフライング・キッパーごう』)
あらすじ・冬の早朝、ヘンリーは特別列車のフライング・キッパーを牽引して走る事になった。途中までは順調に走っていたが通過するポイントが凍っており、ヘンリーは知らずに待避線に入ってしまう…。
メモ・今シーズン2回目の冬の話。
・ヘンリー、単独出演の話であり、機関車紹介で紹介されるのはのみ。
・貨物列車「フライング・キッパー」初登場。
トーマスは『ヘンリーだいかつやく』以来登場しない。
・『ジェームスのうれしいひ』に続いて、女性声優が参加しない回である。
遠藤武さんと里内信夫さん、今回2役担当する。
・本国版のナレーターリンゴ・スター氏を模した作業員の人形が映っているシーンがある。
・フライング・キッパーが発車する場面で米国版で手信号を灯す車掌を『Guard』と呼称している*1
・改造前のヘンリーが高架橋を通過するシーンは、第7シーズンクリスマス・プディング』で使用される。
・ナレーターが「待避線に入るポイントが凍り付いていて、手前の信号が点かなかった。」と言っているが、本来信号が点いていない時は「徐行」を意味する。
・退避している車掌車は、壊れやすい様に作られている*2
・車掌車に追突する際、夜明けで見えにくいかもしれないが、左端にヘンリーの炭水車にスタッフの手*3が映っている。
・シリーズ初の衝突事故が起きると同時に、初めて脱線するヘンリー。
あの時のジェームスに続いて横倒しになるヘンリー*4
クレーン車、脱線事故現場へ2回目の出動。
・エドワードが救助作業に来ており、の後ろにフライング・キッパーが繋がれている*5
・この話の終盤でヘンリーの車体が新しくなる。
・ヘンリーが画面アップで映っているシーンで改造前の姿になっている*6
悪戯少年3人組次回が正式初登場となる。
・物語の終盤の映像でゴードンが貨物列車を牽引している。
・「罐の大きな機関車」に作り直されても「特別な石炭」との縁が切れず、使用されるエピソードが出て来る*7
・未公開シーンでは、ヘンリーがウェルスワース駅に入線するシーンや、ナップフォードバス車庫の近くを通るシーンが存在する。
・また、冒頭のヘンリーがティッドマス機関庫に入庫するシーンをスタジオごと撮影したメイキング画像が存在する。
・この話は次回の『きてきとクシャミ』に続く。
原作との相違点他鉄道の機関車の機関士達が休憩していた車両の名前は原作並びに英国版ではブレーキ車(Break van)であるのに対し、日本語版と米国版では車掌車(Caboose)と訳されている。
・原作ではヘンリーの機関助手が雪に突っ込んで足をバタバタさせる場面と、ココアをこぼした他鉄道の機関車の機関助手がヘンリーに文句を言う場面がある。
・ヘンリーの脱線事故の後始末をしに来た機関車は、人形劇ではエドワードとジェームスだが、原作絵本では誰なのか不明である。
英国版CVナレーターリンゴ・スター
米国版CVナレーターリンゴ・スター/ジョージ・カーリン
日本語版CVナレーター森本レオ
ヘンリー堀川亮
トップハム・ハット卿宮内幸平
ヘンリーの機関士/ジェームスの機関士遠藤武
SE&CRのディアグラム960PMV(ボギー車)/ジェームスの機関助手里内信夫
ジェームスの車掌森功至
本編(英国版)
loading...
本編(米国版)
loading...
シリーズ前回ヘンリーのせきたん
シリーズ次回きてきとクシャミ
原作前回ヘンリーと石炭
原作次回ゴードンのきてき
参照画像フライング・キッパー(お話)/未公開シーン

*1 本来、アメリカの鉄道の車掌は『Conductor』と呼称している。
*2 その為、屋根が若干浮いている。
*3 手で押し込んだ為と思われる。
*4 この出来事から数年後、ヘンリーは再び横倒しになる。
*5 然し、牽引したかどうかは不明。
*6 前回では逆の現象が起きていた。
*7 但し、ウェールズの石炭と同一かは不明。