HPとMPを同時に回復するアイテム。
ただしポーションなどと異なり装備することができず、メニュー画面でしか使えない。
元ネタは上記のポーションなどと同様、FFシリーズの同名アイテム。
- 近年の作品ではセーブポイントに回復機能が備わっている為か登場していないとか。
ソラたち主人公一行がテントでキャンプをするシーンを想像すると和やかな気分になるが、使用する際には他の回復アイテムと同様に一瞬で回復するため、残念ながらそういったシーンが劇中で流れるといったことはない。
- キャンプメニューが開ける場所であればどこでもテントを張れる為、宿屋の部屋の中や敵の本拠地の目の前といった場所でも問題なく使える。
KH
パーティー全員のHPを全回復する。
上位アイテムにキャンプセットとコテージがある。
- 最初期から店売りされている。150マニー/250マニー(FM版)。ケアルを覚えていない初期の段階では役に立つ…のだが、ポーション3つより高い。
今作のポーションの回復量は固定なので序盤ではポーションで十分。ポーションは敵のドロップでポロポロ手に入るし…。回復がポーションで物足りなくなってくる時期には役に立つだろう。 - 敵はポットスパイダーがドロップする。
キャンプセット
パーティー全員のHPが全回復し、MPを3回復する。
テントの上位互換的なアイテム。
- アグラバーの鍵穴封印後にトラヴァースタウンのショップで販売される。
戦闘中に使用できない代わりに300マニー/500マニー(FM版)と全体HP/MP回復としては安く、特にFM版ではエーテル3つより安くなっている。攻略時にいくつか持ち込んでおくと安心。 - ポットスパイダーとバレルスパイダーがドロップする。
コテージ
パーティー全員のHPとMPが全回復する。
テント系アイテムの中で最も優れた性能のアイテム。
言ってしまえばメニュー画面限定で使えるラストエリクサーである。
- 非売品。入手先は合成、宝箱、ハガキ集め、バレルスパイダーのドロップのみ(ただし非常に低確率)。
合成素材はうるおいのかけら2個と燃え上がるかけら3個。
FM版では透きとおるかけらとうるおいのかけら1個ずつとなり、非常に合成しやすくなった。 - アイテムアトリエ解放~カイリ救出前の時期ならトラヴァースタウンをうろついているだけで素材が集まるため、キャンプセットを買う代わりに合成して常備しておくのもいいだろう。
特に長丁場となるくせにセーブポイントが非常に少ないホロウバスティオンやエンド・オブ・ザ・ワールド攻略時には持ち込んでおくと非常に楽になる。
KHII
同じくメニューからのみ使用出来るが、キャンプセットとコテージが無くなった影響で、パーティー全員のHP、MP全回復と性能が大幅にアップした。
本作ではMPチャージシステムによってMPを全消費しても時間経過でMPがMAXまで回復するため、敵がいない場所でケアルを使ってチャージが回復するまで待てば安全に進むことができる。
さらに前作と比べるとマップも全体的に小規模で短くなってセーブポイントの数も増加しており、グロウアビリティを揃えていれば敵をスルーできる機動力も充実するため、セーブポイントまでたどり着くのも戻るのも苦しい、という場面になることもまずなく、これにお世話になることはほとんどないだろう。
KHIIFM
XIIIキノコを満足させようとチャレンジを繰り返していれば、ドライヴリカバーや安らぎ系素材と共にしこたま手に入るので、わざわざショップで買う必要も無くなった。
KHIII
ショップで購入できる。KHIIと同じくテントのみ登場。
性能もKHIIとほぼ同じだが、それに加えてソラのフォーカスゲージも全回復する。
HPとMPに関してはケアルを使ってチャージが済むまで待てば良い点もKHIIと同様なので、戦闘終了後にフォーカスゲージを回復するのが主な用途になるだろう。
- 戦闘中にフォーカスゲージを回復できるアイテムは高価で、フォーカスプライズを拾うのとゲージが空の時にフォーカスアスピルを使ってMAXまで溜めるのは回復に時間がかかる上に煩わしいので、フォーカスゲージの回復は総合的にテントが一番楽。
- 前作と比べMPチャージを短縮する手段に乏しい上、マップが広大になりセーブポイントで代用するのも難しくなったため、MPの回復においてもそれなりの有用性を発揮するようになった。価格がエーテルの5分の1と非常に安いのもポイントが高い。