キャラクター/【ピーター・パン】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 12:06:40

ディズニー作品「ピーター・パン」の主人公。
夢の国、ネバーランドに住んでいる少年で、子供のまま永遠に年をとらない。
基本的に正義感が強い性格。面倒見もよく、子供達のリーダーのような役割もしている。
「金貨や宝石みたいなつまんないもの」と言うように、純粋な子供の様な価値観の持ち主。しかしそれ故か精神的には少々幼い部分もある様子。
フック船長には彼の左手を切り落としたことから目の敵にされているが、こちらはそこまで敵意識は持っておらず、自分の遊び相手や、からかいの対象ぐらいにしか見ていない。
 
CVは岩田光央(KHI、COM)→林勇(KHII、Re:COM、BbS)。

  • 岩田氏は原作映画のブエナビスタ版、林氏は続編「ピーター・パン2」の担当声優である。
  • フック船長含め、原作映画第一作のオリジナル吹き替えキャストでの「ピーター・パン」が楽しめるKHIは現在となってはかなり貴重。

FM版及び北米版における声優はクリストファー・スティール。


KHIでは素早い動きと多段ヒットする攻撃が特徴のパーティーメンバーとして参戦するが、KHIIでは召喚キャラクターに変わった。
BbSでは主人公全員とディメンションリンクできる。
武器はたんけん


KH

船の牢屋に閉じ込められて、ティンク(ティンカー・ベル)の助けを待っている途中に、リクに閉じ込められたソラたちと合流することになる。
彼の目的はフック船長に閉じ込められたウェンディの救出で、無事救出に成功した後はウェンディをロンドンの時計塔に送り届けるため一時的に離脱することになる。
が、その行動がティンクを怒らせてしまい、ティンクを放置した結果ティンクがフックに捕まってしまう。
その後、ティンクを人質に取られ、クロコダイルがスタンバっている海の中に飛び込まされそうになったソラを救出(厳密には「飛べ!」と声をかけた)、共にフックを倒すことになる。
最後には、時計塔でウェンディと別れる際、再びティンクが拗ねてしまったのでティンクをソラにしばらく預けることになる。


キャラ性能としては高速で連続突きを繰り出す「スラストラッシュ」が高火力で非常に頼りになるが、最大HPが非常に低いためかなり柔らかく、敵に集中攻撃されるとあっさりダウンする。アクセサリ装備枠が2つあるのである程度カバーしておきたいところ。
また、「ストップモーション」と「ウィンドフィールド」を使用できるが、共にMPコストが高く外しておいた方がアタッカーとしては使いやすいだろう。逆にサポートに徹しさせるならウィンドフィールドだけにしておくのが無難。ストップはソラが能動的に使う分にはともかく、不意に出されると攻撃を向けにくく困ることがある。

  • 実は攻撃力も低めの部類。しかしアビリティに3つも並ぶクリティカルアップがその攻撃力の低さを微塵も感じさせない。
    スラストラッシュは多段技のお約束として攻撃力にマイナス補正がかかる上にクリティカルヒットが出ないため、レベルが低く相手の防御力を上回れない場合は火力が出ない。バスターチェーンあたりで補強するか、思い切って外してしまうのもアリだろう。
    ちなみに、ソニックレイヴなどを使うと「だらしないなあ」という。
    リクに似ている。

COM

フックにさらわれたウェンディを助けるために海賊船に潜入し、そこでティンクに導かれたソラ達と出会う。
最初はソラ達を海賊だと思っていたが、船内で迷っている上に変な格好をしているという事で海賊ではないと理解し、共にウェンディを助けるために行動を共にする。

  • この時ドナルドは「失礼だな」と言っていた。

やがてウェンディを見つけ、船から脱出してネバーランドを永遠に楽しもうと言うが、ウェンディが「ロンドンに帰りたい」と言い出し、言い合いの末に癇癪を起こしてウェンディもソラ達も置いていってしまう。

  • この時のソラの感想は「勝手だなぁ…」。

しかし後に船の甲板にてフックに人質にされたウェンディを救い、ソラと共にフックを倒す。
事件解決後、ウェンディの気持ちはやはり変わらないと知り、人はやがて大人になってネバーランドのことも含め、様々な思い出を忘れてしまうんだと言う。
しかしソラから「大切な思い出は絶対消えない」と諭され、ソラやウェンディ達なら大人になっても自分達の事を覚えていてくれるだろうと思い、ウェンディを連れてソラ達と別れる。

最後にティンクを通して召喚カードをプレゼントした。

  • ドナルドに対してはモーグリを落として下敷きにした……。

ネバーランド限定のフレンドカードとしても登場。
使用技はスラストラッシュ
意外と威力が高く、フック戦では3枚ストックしてLv.3にまですると、あっさり2ゲージ程減る。

KHII

ポートロイヤルの船の墓場にある宝箱から「フェザーチャーム」を入手することにより、召喚キャラクターとして呼び出せるようになる。

  • 入手場所は海賊繋がりだろう。

 
ソラの攻撃に合わせて短剣で攻撃し、ティンクは5秒ごとに5ずつHPを回復する「リジェネ」とHPが0になったとき一度だけ復活できる「リレイズ」でサポートしてくれる。
ただしピーター・パンは常にソラの近くにいるため一緒にダメージを受けることが多く、気付けばサモンゲージが尽きていた、ということが多い。
連携技としてネバーランドが使え、使用中はソラが低空ながらも飛行可能になる。


サイクス戦で召喚して一緒に攻撃していると、バーサクゲージが満タンなのにバーサク状態にさせないことが可能。
短剣による追加攻撃はダメージこそ低いものの、敵を怯ませる能力がガードカウンター並みに高い。そのため上記のサイクスのように怯みを完全には無効化できない相手ならば一方的にボコれてしまう。
一緒にMPプライズも落とすのでなんだか面白い。

BbS

後の時系列でも世界の消滅とは無縁なこの世界で描かれるのは、彼らのネバーランドにおける日常でキーブレード使いはそれに関わっていくことになる。
ヴェントゥス編とテラ編は物語が交差しているため、まとめておく。

ディメンションリンク

三人全員がワールドクリア後にリンクできるようになる。
絵柄はピーター・パン(通常モード)とティンカー・ベル(強化モード)。


【アビリティ】

 
【バトルコマンド】

 
【フィニッシュコマンド】

ヴェントゥス編、テラ編

彼と最初に会ったのはヴェントゥス
ティンクに誘われて流れ星の元へ向かう彼らに「もっと面白いこと」として海賊のお宝を横取りしようと誘うが、ヴェンには断られ、ロストボーイズがついてくる。


ロストボーイズ達と共にドクロ岩でフック船長のお宝の横取りを実行しようとしたところ、フックから「ピーター・パンという少年から宝箱の中の光を守れ」と指示を受けていたテラと遭遇し、交戦する。

  • ちなみにこの時ピーター・パンはテラのことを「フックの新しい子分」と勘違いしていた。テラが子分のような扱いを受けたのはある意味事実だが、テラにとっては不本意極まりない勘違いである。

しかし、ロストボーイズが宝箱を落としたことでその中身が財宝であることが露呈し、テラがフックに騙されていた事に気づいたため和解した。

  • 事後の会話にて「大人がつく嘘は人をひどいめにあわせる。テラは騙されやすそうだから気をつけろよ。」と忠告した。この後のテラの行末を思うと、かなり的を得た忠告である。

その後、テラからフックが流れ星の落ちた場所に向かった事を聞かされて、ティンクの危険を察知し、単身彼女の元へ向かう。


その先でヴェンと再び会い、彼からすでにティンクがさらわれた事を聞かされて彼と一緒に人魚の入江へと向かう。
だがすでにティンクはテラによって解放されており人魚の入江で再会した。しかしその事を聞かされる前に海の向こうの海賊船から砲撃される。
フックを追うことをヴェンに任せて、自身は砲撃を止めるべく海賊船へ向かって砲撃を止め、ヴェンもフックとの一騎打ちに勝ったことによって一見落着。
ドクロ岩でロストボーイズがアンヴァースの大群に遭遇したことで宝箱の中身が空になってしまったが、ピーター・パンは「どうせ金貨や宝石のつまらないもの」と言う事で気にしてなかった。
ロストボーイズの提案で代わりに自分達の宝物をその宝箱に入れることに決める。

  • ロストボーイズがテラから提案されたことである

ヴェンの木剣も宝箱に納め、ティンクに星のカケラをヴェンに返させた。
その直後、ヴェンが星のカケラに導かれて飛んでいってしまった、だが「大丈夫さ」と微笑んでヴェンが飛ばされた空を見上げていた。


テラ編においてイベントバトルをすることになる。
ヴィラン以外の、それも味方・主人公サイドであるディズニーキャラクター相手にロックオンライブラONならHPゲージが表示されるその様子には過去作プレイヤーは驚くだろう。
FFのゲストキャラ達やコロシアムでヘラクレスと力比べをするという形での対戦は確かに過去にもあったが、イベントバトルとはいえボスのように扱われた非ヴィランのディズニーキャラクターは後のベイマックスを除いて、彼くらいなもの。

戦闘では、空を飛びながらすれ違い様に短剣で攻撃してくるのが主な戦法。フィニッシュを当てると吹っ飛ぶが、これを当て損ねると空高くに逃げた後、前述の攻撃の他に短剣による連続突きを繰り出してくる。
ある程度体力を減らすと戦闘が強制終了するので、完全に倒す事はできない。
しかし、ダークヘイズを使うことで彼のHPを0にできる。
決してテラは闇側の人ではない。
その後のストーリーにおけるピーターの感想は「久しぶりに手ごたえを感じて楽しかったからね」。キーブレード使い相手に、侮れない…。

  • シリーズ通して強敵であることが多いフック船長を軽くいなしているだけあり、おそらく戦闘能力は作中でも高いほうなのだろう。空を飛べるというアドバンテージがあるとはいえテラは結局勝ち切れていないし、XIII機関の1人や2人楽々倒せそうな気がする…。
    • ということはあのフックですらピーターからすれば歯ごたえを感じない相手という事なのか。
  • ロストボーイズのカビー曰く「ピーターにとってフックとの決闘はダンスを踊るようなもの」だそうだ。

アクア編

上記のフックとの騒動を終えた後、宝の地図を使って宝探しをすることを提案し、その宝探しのリーダーを決めるべくロストボーイズに競走させた。それは地面に置いてある宝の地図を先に拾った者が勝ちというもの。
しかしそこを偶然通りかかったアクアが何も知らずに地図を拾ってしまい、関わっていない者であるにもかかわらずルール通り彼女をリーダーに決めてしまう。

  • アクアが女の子であるため、ティンクには反対されていた。

アクアは当然、自分はこの事には無関係で宝探しはやらないと抗議したが、ピーターの強引さは厄介なもの。
その言葉をリーダーの指示として受け取り、宝探しを中止するということにしてしまう。
しかしアクアが落ち込むロストボーイズ達を見て少しだけ付き合うと承諾、彼女をリーダーにして共に宝さがしに出かける。