セリフ/【すべての空は繋がっている】

KHIII

最終盤で、マスター・ゼアノートが発したセリフ。
過去にポータルになったことがあるゼアノート自身をポータルとして利用することで別の世界へ飛ばし、キーブレード墓場に出現したキングダムハーツが開くのを防ごうとしたことに対する返答である。

マスター・ゼアノートをスカラ・アド・カエルムに移動させ、塔の屋上まで追い詰めたソラ達。
　
ソラ「おまえの計画はもう終わりだ」
ゼアノート「他の世界に飛ばしてしまえば──　計画を阻止できると思ったようだが──」
　　
ゼアノート、χブレードを顕現させ浮上。
　
ゼアノート「すべての空は繋がっている」
　
キングダムハーツが出現する。

　
過去作でもトラヴァースタウンの描写などで明かされている通り、星の大海と各ワールドは、それぞれ現実世界で言うところの宇宙と星に当たる。それは、世界がバラバラになった今でも、星の大海＝宇宙＝空を通じて世界は繋がっているということになる。
かつての世界がそうであったように、（ワールド間の壁はあるが）現在の世界もある意味隔たりはなく一つであり、一度出現したキングダムハーツ（とχブレード）はどのワールドでも出現させることができることを示している。

ちなみに、KHIIのカイリの手紙（KHIとKHIIのオープニングデモの文章）でも「この空がつなぐ世界で 辿り着く場所は一緒だと信じています」と書かれている。

• 確かにこの手紙自体デスティニーアイランドからはるばる闇の世界に流れ着いたので説得力はある。空ではなく海だが、むしろ海すら繋がっている…のかもしれない。

また、Daysのシークレットレポートで、シグバールが「世界はバラバラのようでいて、すべてひとつでつながっている」と書いていたり、BbSのエンディングで、幼い頃のリクが「空はどこまでもどんな世界でもつながっている」と言っていたりしている。