場所/【目覚めの部屋】

Last-modified: 2024-02-04 (日) 08:55:21

忘却の城に存在する隠された部屋。
ゼムナスが捜し求めている場所。

  • ゼムナスが部屋を探している理由に関してディレクターは「BbSとKHIのあいだに時間があるわけですから」と言葉を濁している。
    • 後述のように、ゼアノートヴェントゥスを捜しており、BbSとKHIの間の時間軸であるKH0.2のエピソード内でアクアから彼が目覚めの部屋で眠っていることを聞き出している。ディレクターの言っていることはこれを指すのだろう。
      ヴェンを探している理由は、彼がゼムナスの捜している古のキーブレード使いの一人だからである。

KHIIFM

追加イベント「眠りの部屋の真実」にて初めて名前が登場。
この部屋を見つけ出すことが忘却の城におけるゼムナスの隠された目的であるとシグバールは語っている。
さらに彼は「眠りの部屋と対をなす、もうひとつの墓場」と呼んでいて、そこにはゼムナスの「もう一人の友」がいると推測している。

Days

アクセルが忘却の城に派遣された理由の一つがこの部屋の捜索であったことが判明。
忘却の城から戻った後もアクセルは度々この部屋の捜索任務を出されていた。

  • 部屋の捜索自体はゼムナスの命令だが、捜索にアクセルが派遣されていた理由は、この部屋の秘密を探りゼムナスに対し優位に立とうというサイクスの思惑から。

しかしいくら捜索しても結局部屋を発見することはできなかった。
この理由はBbSにて判明する。

BbS

本作にてついに部屋の秘密が判明。
その正体は封印によって姿を変えた旅立ちの地の玉座であり、そこにはシグバールの推測通りもう一人の友の身体が安置されている。


ラストエピソードにて、心が眠ってしまったヴェントゥスの身体を安全な場所へ避難させるために不思議な塔をあとにするアクア。
ヴェントゥスが無意識に開いた異空の回廊を通ると辿り着いたのは崩壊した旅立ちの地だった。
師の言葉を思い出し、ヴェントゥスを玉座に座らせ、その背後に隠された鍵穴キーブレードをかざすと、城は姿を変え、玉座は真っ白な部屋となった。
アクアは「テラを連れて起こしに来る」とヴェントゥスに告げて部屋を出るがそれは叶わず、10年以上が経過してもこの部屋を訪れた者はいない。


部屋の構造は眠りの部屋に似ているが、壁にはエラクゥス一門のマークがいくつか付いていて、中央に白い立派な玉座がある。
この部屋へ入るためには、封印を施した本人の力が必要不可欠である。つまりアクアが居なければ入れない。

  • そのため、アクセルに捜索させても部屋が見つかるはずはなかった。

封印を施した本人、つまり現時点ではアクアが居なければ辿り着くことが出来ず入れない部屋となっているが、仮に中から出ようとした場合はどうなるのかは不明。

KH0.2

アクアと闇の世界で束の間の再会を果たしたテラの話からゼアノートがヴェントゥスを探していることが判明。
アクアはヴェンを安全な場所に隠していることを伝えるが、表出したゼアノートの人格にそれが目覚めの部屋であると明かしてしまう。

  • とはいえ結果的には何の問題もなくKHIIIで迎えに行くまでヴェントゥスの肉体は守られた。

KHIII

アクアによって旅立ちの地の封印が解かれた事で、この部屋も役目を終えて元の玉座に戻った。


封印が解ける様子を見ていたヴァニタスが「こういう仕掛けか」「これじゃ誰も見つけられない」と発言している。
恐らくゼアノートは「目覚めの部屋と呼ばれる隠し部屋」の存在は知っていてもその本質までは把握していなかったのだろう。正当後継者のみに引き継がれる秘密はきちんと機能していたようだ。