ワールド/【不思議な塔】

Last-modified: 2023-10-05 (木) 12:54:40
原作オリジナル
仲間キャラなし
通常BGMMagical Mystery
戦闘BGMWorking Together
登場作品KHIIBbSRe:coded3DKH0.2KHIIIMoM

不思議な空間の中に浮かぶ小さな大地に立っている塔。
狭間の世界に属する世界
キーブレードマスターであるイェン・シッドが住んでいる。

  • ただし、マーリンと違って基本的にイェン・シッドはムービー中でしか登場せず、塔を探索可能な作品では塔の住人は姿を消している。

3Dアルティマニアによると不思議な塔はいつも決まった場所に建っているわけではないらしい。
KHIIIにおけるロード画面に映ることがある王様の投稿によると、塔の内部も時々少し変化している様子。


かつて王様はキーブレードマスターになるため、ここで修業をしていた。
旅立ちの地がその機能を失った現在の時間軸では、イェン・シッドが光側の司令官的な立場となってキーブレード使い達に指示しているため、必然的にこのワールドがソラを始めとするキーブレード使い達の活動拠点となっている。

KHII以降なにかと出番の多いワールドだが、「不思議な塔に○○をしに行く」というシチュエーション自体はあまりなく、どちらかと言えば主人公たちのホームになる立ち位置なことから、自由に訪れることができないことが多い。


3Dで登場した、ディズニー作品「ファンタジア」のワールドであるシンフォニー・オブ・ソーサリー内にも不思議な塔が存在する。
元はこのワールドの一部だったのが独立でもしたのだろうか。

  • アルティマニアによるとシンフォニー・オブ・ソーサリーは不思議な塔に置いてある「楽譜の中の世界」を指した名称らしい。
    楽譜の世界が眠りに閉ざされた世界となったことで、それが置いてある世界とその住人まで再現されたのかもしれない。

登場キャラクター→キャラクター/不思議な塔


場所

塔の前の広場は「不思議な塔」という名前のエリアになっている。
KHIIFMでは、かの有名な運ゲーであるXIIIキノコNO.8がここにいる。

エントランス

塔に入ると一番最初に訪れるエリア。ここから螺旋階段を上って最上階への道を進んでいく。

階段の間

KHIIにのみ登場。エントランスから続く螺旋階段を遮るモヤからこのエリアに入る。
青い光が浮かび、底には黄金色の雲、遥か上空には青白い光と雲が渦巻く幻想的な空間が広がっており、この空間内を三つの階段が浮かんでいる。階段の先にはそれぞれ星の部屋、月の部屋、そして魔法使いの部屋がある。

星の部屋

階段の間から続く部屋の一つ。その名の通り、壁や天井に白や緑の光を放つ大小様々な星が散りばめられ、円形の部屋を取り囲むように星型の像が置かれている。

月の部屋

階段の間から続く部屋の一つ。基本的な部屋の構造は星の部屋と同じだが、こちらは部屋の隅に置かれている像が三日月の形をしている。また、壁には三日月以外にも小さな星が散りばめられ、天井には巨大な青い三日月がある。

魔法使いの部屋

不思議な塔の最上階に位置すると思われる部屋。イェン・シッドは基本的にはここにいる。
部屋の奥にある星や三日月の形に空いた穴から外の光景を眺める事ができる。
調べられる本の中には王様が過去にやらかしたイタズラを記録している本があったりする。

ドレスルーム

魔法使いの部屋の奥の扉からつながる部屋。BbSでは入ることができない。
KHIIではここでソラフォームチェンジ能力を手に入れることができ、室内の壁際に置かれた布で隠された鏡を調べることでそれぞれのフォームを示す内容の説明が見られる。

KHII

ソラ編開始から間もなく、トワイライトタウンから電車に乗って行くことになる。

  • 本作のみこの世界はシステム上はトワイライトタウンのワールドの一部として扱われており、トワイライトタウンに降りるときに選択できる。

最上階と思われる「魔法使いの部屋」で、王様の師匠であるイェン・シッドから新たな脅威であるノーバディ、それを統率するXIII機関について聞かされ、「ドレスルーム」で3人の妖精から新しい服を授けられた後、再び世界を巡る旅に出発する。
その後しばらく訪れることができなくなるが、再度訪れた時は最上階にも誰もおらず塔の中はノーバディの巣窟となっている。


初めてこの場所を訪れた時ドナルドに話しかけると「この塔は不思議だね」「ここはどこなんだろう」と言い、ピートとの会話では「イェン・シッド様がここに!?」と驚く様子を見せていた。しかしBbSでドナルドはこの塔を訪れており、イェン・シッドが住んでいることも知っているはずである。
最初のセリフは以前訪れた時と中の構造が異なるため不思議がっていたからとディレクターは発言しており、2個目のセリフも先述の通りこの塔はいつも同じ場所に建っているわけではないので、塔自体ではなく塔が建っている場所についての発言と考えれば矛盾はしない。ピートとの会話も「イェン・シッド様がここに(帰ってきている)!?」といった感じに解釈すれば筋が通るが、いずれもそこそこ苦しい解釈である。

  • 構造が変わっているから不思議がっていたという事は、昔訪れた不思議な塔と気付いていない可能性も少なからずある。

BbS

単独のワールドとしては初登場。直接上陸することになる。
KHIIで登場した際のマップ「星の部屋」、「月の部屋」、「階段の間」は存在せず、どういうわけかエントランスと「魔法使いの部屋」が直接つながっている。

  • KHIIの時はエントランスから登っていく階段の先にゲートのようなものが開いていたので、こちらが本来の構造なのだろう。

今作のイェン・シッドはたびたびキーブレード使いたちに助言しているほか、心が眠ってしまったヴェントゥスの体を一時的に安置させている。
ただし、キャラクターによっては登場するのはイベントシーンだけで、普通に訪れると魔法使いの部屋に誰もいないことがある。


塔の外にはアンヴァースが蔓延している。
セキュリティ面が心配される状況だったのはKHIIだけでなくこの頃からだったようである。

Re:coded

シークレットムービーに登場。
データの世界の冒険を通してヴェントゥスの心の居場所がつかめそうだと報告する王様に、イェン・シッドはマスター・ゼアノートの復活を予見し、ソラとリクマスター承認試験を行うことを決める。

3D

そのものと、眠りの世界の1つであるシンフォニー・オブ・ソーサリーの一部として登場。
現実世界の方ではソラとリクの承認試験からの帰りを待っていたが、事態が動き出してからはイェン・シッドと王様を中心とした光側の作戦本部の様相を呈している。
眠りの世界では、外部にナイトメアが現れるようになっていた。

KH0.2

現在パートであるプロローグとエピローグに登場。
王様が闇の世界アクアと再会した顛末が語られた後、各キーブレード使いはそれぞれの使命を持ってここから旅立っていった。

KHIII

イベントシーンにのみ登場。
プレイヤーが任意に訪れることはできないが、ストーリーの合間にここへ立ち寄り、イェン・シッドへの報告や王様・リクとの情報交換を行ったりしている。

  • ジャンプフェスタ2016のKH2.8&KHIIIのPVでは塔の前で戦闘している場面が登場していたが、製品版ではなくなっている。

決戦前夜には光の守護者が集結し、それぞれの再会や出会いを語らい合った。
その後、ヴェントゥスとアクアは旅立ちの地には戻らずに塔の入口で星空を見上げていた。


よく見ると部屋の黒板(?)に予知書のマークが描かれているのが確認できる。

MoM

ワールドトリップ及びエピローグに登場。
自身の記憶の調査を終えたカイリが報告に訪れ、ソラ探索のためにキーブレード使い達はさらなる指令をイェン・シッドより与えられる。