概要
ナニフツウさんのスーパーロボット大戦Zのプレイ放送において、リーアが発言したセリフが元ネタ。
(13:51)
桂、マーイ、リーアの3人が小隊を組み、トライチャージ攻撃した際に発せられるセリフだが、なぜか音声の再生速度が極端に遅くなる現象が起きる。
その声がまるで、ブレンパワードに登場するバロン・マクシミリアンのように野太くなり、スパロボプレイヤーの中ではバロン化などと呼ばれている。
ナニフツウさんはスパロボMX放送の頃からこの現象を視聴者から聞いており、ついに その22にて聞くことが出来た。
その際の流れは以下のとおりである。
桂「ちゃんと飛ぶんだよ、お嬢ちゃん達」
マーイ「無理よ! オーガスについていくなんて!」
リーア「こうなったら意地でもひっついていくのだ!」
ナニフツウ「wwwwwwwwwwwww」
桂「遠慮はなしだ! 全弾、撃ち込む!!」
チラム兵「げ、限界だ!!」
ナニフツウ「wwwwww こんなやばいんですねwwwwww バロン、バロンがいたww やばいぞアレ……やばすぎでしょ!」
予想以上のバロン化に驚くナニフツウさん。現在ではこの3人組の小隊は解散してしまったが、その後も長い間、このボイスを披露することとなった。
ちなみに小隊の順番を桂、リーア、マーイにしてしまうとリーアとマーイのセリフが重なり、聞きづらくなってしまう。
じっくり聞きたい人は桂、マーイ、リーアの順で組むのがオススメ。
スパロボZにおける声バグとは
今回登場したものはリーアでのセリフだったが、スパロボZでは同様に声が低くなる不具合が多数発見されている。
バロン化と呼ばれるほどのものはリーアとディアナ(回避時のセリフで発生)くらいだが、ネオ、ジブリールやレイなど多くのキャラクターで発生している。
一般的に声バグ、音声バグなど呼ばれている現象だが、これはゲームプレイ時のバグにより再生速度が落ちてしまうのではなく、元々ゲームに収録されている音源そのものが遅い状態で格納されているのが原因のようだ。(がもうレオンさんからの情報による。)
特に、ネオなど子安武人氏の演じる全てのキャラクターは音声バグの影響を受けており*1、そちらは同氏の声質に聴き慣れていないと判別つかない物もある絶妙なピッチ変化が生じている。
また、検証動画によるとリーアは2倍速、ネオなどは1.088倍速で再生すると本来の声の高さになるとのこと。
この不具合について、開発元であるバンプレストや販売元のバンダイナムコゲームズからの公式見解はなく、サポートセンターには「仕様」と返答されている。
BEST版スパロボZおよびゲームアーカイブス版、そしてスペシャルディスクでは修正されているため再現不能。
つまりバロン化バグは初期ディスク限定の現象となっている。
アークザラッドⅢでも……
スパロボとは一切関係はないが、アークザラッドIIIでも似たような不具合がある。
トッシュの音声データの再生周波数が間違っており、本来より高くなってしまっている。
いずれナニフツウさんのプレイでも聴く機会があるかもしれない。
第二次αにおけるバロン・マクシミリアン
名前の由来であるバロンの活躍シーンは以下の動画から(バロンの正体について重大なネタバレがあるので注意)。
使用例
野太い声のキャラクターが出てきた時や、追いかけるシーンなど。
声の野太さがふくよかさを想起させるのか、牧原さんの顔文字が付記されることもある。ひどいよお。