概要
SFC『ロックマン7』放送中のaisssyさんの発言。
「バグクエコンビの ロックマン7【実況プレイ】その10」として動画化。
(4:02~)
ワイリーステージ2面にて。
中ボスとして立ち塞がるスーパーフォルテを辛くも退けたaisssyさんだが、すでにロックマンは満身創痍。
残機0の状態でボス部屋には辿り着くもそこで敗北、ステージ頭からのリトライを強いられる。
苦戦を生温かく見守っていたシーガさんは、「アイス麺食べていいすか?」というコメント*1に触発されてか、アイスを持ってきて食べ始めた。
aisssy「シーガさん何のアイス食べてんの?」
シーガ「チョコモナカジャンボ~」
aisssy「チョコモナカジャンボか~いいね。私もモナカ食べたい」
いつかのアイスの話を彷彿とさせる流れにコメント欄が盛り上がる中、スーパーフォルテの待つ中ボス部屋へ到着。
後に控えるガメライザー戦に備えて最小限のダメージで突破するには、決まった動きに徹し敵の行動パターンを崩さない立ち回りが必要となる。
冷静さと集中力が求められるためか、パターンが安定し始めると、アイスについての雑談を再開した。
aisssy「シーガさん、私、あれ食べたいな。あの、あれ……ビスケットサンドって知ってる?」
シーガ「知らない」
aisssy「そういうアイスがあるんだよ。あれ美味しいんだよ」
おすすめのビスケットサンドを知らなかったシーガさんに向け、熱弁を重ねるaisssyさん。
aisssy「あれね、アイスクリームなんですよシーガさん」
シーガ「……うん?」
aisssy「安くてアイスクリームなんです」
シーガ「……ww 強くてニューゲーム*2を思い出した」
aisssy「違う、そういう意味じゃなくてアイスクリームなんですよ。
あのアイスミルクとか、あーい! じゃなくてアイスクリームなんです」
「アイスクリームなのに安い」などとすれば自然になるところを、強くてニューゲームよろしく全体が一単語かのように表した語感がインパクトを残した。
加えて、アイスクリームを一般名詞としてのアイス(後述)と同義と解釈した視聴者にとってはなおさら奇妙な表現に映り、アイスの話であることも相まって謎会話に似た空気感を味わわせることとなった。
肝心の戦いは、途中まで順調だったものの徐々にパターンが崩れていき惜しくも敗北。
雑談パワーを得られなかったと見るや、2戦目に入ると「もうアイスの話なんか知らん。集中します」と宣言。
以後は自身の行動を復唱する?実況スタイルに移り、アイスクリームの話題はそれっきりになった。
アイスの分類の話
「アイスクリーム」は、一般的にはクリーム状の氷菓を指す言葉として用いられているが、食品衛生法にもとづく厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」では、アイスクリームの定義が成分によって定められている。
分類 | 乳固形分 | うち乳脂肪分 | 主な該当商品 | |
---|---|---|---|---|
アイスクリーム類 | アイスクリーム | 15.0%以上 | 8.0%以上 | ビスケットサンド |
アイスミルク | 10.0%以上 | 3.0%以上 | チョコモナカジャンボ、ジャイアントコーン | |
ラクトアイス | 3.0%以上 | ヨーロピアンシュガーコーン*3 | ||
一般食品 | 氷菓*4 | あずきバー、かき氷 |
アイスクリーム類の中では、表の上にあるものほどミルクの風味が濃く栄養価に優れるが価格も高く、下のものほど安価であっさりとした味だが、植物油脂等を含むものが多く高カロリーの傾向がある。
「安くてアイスクリーム」とは『値段が安く、なおかつ上記分類の「アイスクリーム」である』という意味である。
濃厚な味が好みで健康志向ならば、安くてアイスクリームは重要なポイントになるだろう。
aisssyさんは「アイスの話」の際にも、上記の分類を乳成分量順に正しく把握し、シーガさんが挙げたグリコ・ジャイアントコーンがアイスミルクであることを即答しており、アイスへのこだわりの強さを窺わせる。
ちなみに、シーガさんが食べていたチョコモナカジャンボはアイスミルク。
ビスケットサンドとチョコモナカジャンボはどちらも森永製菓の製品で、希望小売価格も税別160円*5と共通している。
参考
使用例
値段の安いものや、アイスクリームを見かけたとき。
また、何かを形容する際に、「(形容詞の連用形)て+(名詞)」の形で表現する場合がある。