概要
ヤロー落ちやがった!とは、PS用ゲーム『DARK TALES FROM THE LOST SOUL』内のシナリオ『CAT&MOUSE』に登場する主人公(CV:大塚周夫)の台詞である。
元は主人公が攻撃した相手を「落としてやったぜ!」といったニュアンスのようだが、用語ではその点は特に関係なく使われる。
作中では字幕がなく、音声のみの台詞である。
本用語の表記は生放送当時のコメントや、がもうレオンさんの音声登録テキストに従った。
詳細
動画は『がもうレオンさんの DARK TALES FROM THE LOST SOUL【実況プレイ】』を参照。
開始早々、暗い夜道に浮かぶ謎の仮面と拳銃で交戦する主人公。
「ヤロー!」 (6:01)
銃弾を命中させるが、仮面は主人公を誘うかのように遊園地の方へと消えていく。
「ヤロー!」 (6:29)
主人公は定年退職間近の刑事で、連続怪奇殺人犯を追っているという話らしい。
ゲームのジャンルとしてはホラーのはずなのだが、主人公の喧嘩っ早い口調のおかげでホラー要素が薄れている感が既に出ていた。
「待て!このヤロー!」 (11:57)
「ヤロー・・・!」 (13:37)
「ヤロォ・・・」 (14:34)
「おい!ヤロー・・・!」 (15:23)
唐突に襲ってきたかと思えば、すぐ姿を眩ます「奴」に翻弄される主人公。
「どこだ!どこにいる!」「そっちかー!」 (17:04)
と、時には楽しげにも聞こえる声を張り上げながら「奴」を追い続ける。
「ヤロー・・・」 (17:36) ^日^「ヤローしか言ってないな・・・」 (17:44)
やがて主人公は誘導されてジェットコースター『TEMPEST』までやって来た。
そこには再びあの仮面の姿が・・・
「そこか!」「ヤロー今行くからそこを動くなよ!」 (19:26)
「行くぞーこのヤロー!」 (19:37)
そして山場らしき戦闘パートを抜けると、仮面は銃弾を受けた勢いのまま柵を越え、地面へと落ちていってしまう。 (21:57~)
この状況でも「ヤロー」語録で感嘆の声を上げる、ブレない主人公である。
ゲームタイトルの『DARK TALES』からは想像もつかないようなノリの良さだが、これは雰囲気が暗くなり過ぎないようにという配慮なのだろうか?
普通なら「奴め落ちやがった、ざまあ見ろ!」といった言い回しになりそうなところだが、「ヤロー落ちやがった」と妙に歯切れのよい台詞になっている。
字面だけ取り出すと「落ちたこと自体を非難している文句タイプの人」に見えなくもない。
そうした汎用性の高さもあってか、あっさり用語入りしてしまったようだ。
音声登録
発端の放送から約3週間後の枠にて、音声コメントとして実装済みであることが明らかになった。
参照:『やって ろワールド』 2018年8月15日(14日深夜)
さらにその後の放送では、「ヤロー落ちやがった!」直前の「落ちた!」の音声があることも確認された。
なお、録音の都合からその前の「落ちた・・・?」は実装しなかったとのこと。
用法
作中の登場人物が落下したときや、ゲーム機やPCの動作中にエラー落ちしたとき。
また、試験や抽選を通過できなかったときにも使えるかもしれない。
「あっ」に始まる落下語録の仲間といえる。
また、状況に合わせて「落ちる」を別の動詞に入れ替えて「ヤロー○○やがった!」とアレンジされることもある。