歌魔法

Last-modified: 2018-09-04 (火) 15:30:00

概要

歌魔法とは、黄昏のオードにおいて最大の特徴ともいえるシステム。


吟遊詩人である主人公リュッケルトのみが使えるもので、フィールド上や戦闘中に歌を歌うと魔法の力で様々な効果が発生し、冒険を助けてくれる。
行く先々で楽譜を手に入れると新しい歌を覚えることができる。
というRPGおなじみの魔法に近い要素ではあるが、歌発動時には実際にリュッケルトがリュートを奏でながらボイス付で歌ってくれるのが特徴。


さらに注目すべきは「ルーンソングシステム(歌魔法自動作曲システム)」である。
これは、元々用意されている歌詞をプレイヤーが自由に改変しても、それを歌にして読み上げてくれる画期的なシステムである(歌詞は最大7文字)


ただし50音それぞれに音階があらかじめ設定されていて変える事ができず、リズムも一定のまま。裏で鳴るリュートの音色もすべて固定されており、
それを雑につなぎ合わせて適当なメロディーラインを作ってるだけなので自動作曲とは言い難い。
誰がどう作っても(たとえデフォルトの歌詞でも)音痴な歌が出来上がるのでネタとして楽しむプレイヤーが殆どだと思われる。

おまけに読み上げる時の声が、美青年のリュッケルト(OPムービーを除く)からは想像しづらい野太いオペラ風ボイスであり、ネタ度が増している。

ナニフツウ氏による作詞

ナニフツウ氏が実況プレイをした際には以下のように歌詞が改変された。
なんとも形容し難い滑稽な旋律は、歌詞だけでは伝わらないので実際に聴いて確認して頂きたい。

入手したパート歌の名前元の歌詞改変された歌詞
その2落石の歌おおいわおちろよしといわ
炎の槍の歌ほのおよもえろべべべべべべべ
氷の矢の歌こおりのやうんこ
酒場の歌さけをのめばるべるべるべぼ
その4真空の歌しんくうまほおっっっ*1
その6謎の歌なぞなぞふしぎぎべぼ
その9蝶の歌ひらひらとんで(デフォルト)*2
その10子守歌いつかどこかでごうもん
手当ての歌かるいてあてさあ
その11治しの歌なおれよきずよずずず
氷の鎧の歌こおりのよろいいらない
その12炎の輪の歌ほのおのわのわ
死戻の歌せいなるひかりせいせいせいせ
その13神風の歌かみのかぜかみのかぜぜぜ
解呪の歌のろいよとけよのろ
その15精霊の歌せいれいをよべにひひ
その16虹の歌にじのうえにんんん
その17炎の玉の歌ほのおよおちろよしとよおちろ
その18毒の雨の歌どくどくあめだだめだ
その19死戻強の歌*3つちにかえれつちだ
その20炎の心の歌ほのおのこころ
その21坑道の歌あなをほれ(デフォルト)
その23石の壁の歌かたいいし(デフォルト)
その25凍結の歌あおいこおりあおのり
その27溶岩の歌ほえろようがんほえろよくした
その28熱風の歌あついかぜあついかぜぜぜ
その29浮遊の歌ふわふわうくふわふわたいむ
全手当の歌みんなのてあてみん
その30地震の歌だいちよさけよ(デフォルト)
その31炎爆発の歌かえんみだれろばばあ
その33幻惑の歌こおりのまほおこおりのまほべ
土の手の歌かみのていでよかみのていでべ
その34熱地獄の歌まぐまのいかりまぐまのっっべ
その35冷風の歌ぶるぶるさむいぶるっべっっべ
その36かわうその歌かわうそをよべねみじぢだぴぷ
その37氷河の歌はげしいふぶきはげしいべ
その40カリヨンかねがなるあさあべよしと

このようにナニフツウ氏は独自のセンスを用いて、基本的に直感で歌詞を決めている。(面倒でデフォルトにした所もあるが)
また、やけにテンションの高い「べ」の歌い方を好んでおり、所々使っている。

関連動画

ニコニコ動画内では、リュッケルトの歌を繋げてボーカロイドのように長めの曲を歌わせたり、喋らせたりしたものが「黄昏のオードロイド」などのタグでいくつか確認できる。



ナニフツウ氏が「その22」の冒頭で「幸せなら手をたたこう」と「ドンドンドン!」を組み合わせたネタをつぶやくと、
そのネタを基にした動画がケリー氏によって作られた。リュッケルトの歌が使われている。

関連用語


*1 リュッケルトは発声せずにリュートの音だけが流れるので、もはや歌ではない。ナニフツウ氏はこの歌詞を試すだけのつもりが操作ミスで決定してしまった。
*2 元の歌を聴いて「完璧だわ。弄り様がない」とのこと
*3 「死戻強」という単語があるわけではなく、「死戻の歌(強)」という意味だと思われる。イマイチ分かりづらい。