ヘッヘッヘッ。

Last-modified: 2024-03-09 (土) 19:19:29

原辰徳が第3次巨人監督時代(2019年~2023年)に度々発したコメント。

初出

2019年8月4日の対DeNA戦にて、2-3で敗戦後のインタビューにおける発言。

巨人・原監督、今季初5連敗に「ヘッヘッヘッ」不敵笑み 急失速でも「勝負はこれから」

2位DeNAとの直接対決。まさかの3タテを食らい、ついに0・5ゲーム差まで詰められた。今季ワーストの5連敗で首位陥落危機に立たされた巨人。それでも原監督は「ヘッヘッヘッ。(3連敗でも首位は)不思議といえば不思議かもしれないね。3ゲーム差になった時点で僕は五分だと思ってるから特に驚きはないけど、ジャイアンツは頑張りどきですよ」と不敵な笑みを浮かべ、振り返った。

背景

当年の巨人は一時2位に10.5ゲーム差(7月16日時点)をつけていたものの、後半戦突入とともに不可解な采配*1および怪我人の続出により失速。オールスター後~当カード開始前(8/1終了)時点で15戦中5勝に留まる。2位のDeNAが追い上げを見せ(同期間で16戦中11勝)、3.5ゲーム差で迎えた首位攻防3連戦にて守備の乱れも重なり上記記事の通り3タテを食らい、DeNAに0.5ゲーム差まで肉薄された状況を受けての発言であった。

しかしその後は再びDeNAを突き放し、終わってみれば巨人が5.5ゲーム差をつけて余裕の優勝を果たすことになる。

類例

2020年6月9日 対DeNA戦(練習試合)「へっへっへっ」再び

2020年6月9日 対DeNA戦(練習試合)「へっへっへっ」再び

8回に登板するも3失点を喫した澤村拓一に対するコメント。

巨人・沢村、大荒れ“戦慄”のマウンド 原監督あきれ気味「へっへっへっ

1軍での登板は3月14日の楽天とのオープン戦(東京ドーム)以来。だが、先頭打者にストレートの四球を与えると、続く柴田にも四球。4番・佐野には中堅バックスクリーン右に飛び込む3ランを被弾。最速154キロをマークした剛球は、ストライクゾーンに飛び込んだかと思えば、右打者の頭部スレスレを襲うなど、戦慄のマウンドが続いた。結局、沢村は2回を投げて2安打2四球1暴投で3失点と大荒れ。

ベンチで苦笑いを浮かべつつ登板を見届けた原辰徳監督(61)は「へっへっへっ」と一笑すると「リリーフの姿としては決してというか、あってはいけない姿でしょうな。四球、四球で4番打者にね…」とあきれ気味。

2020年7月16日 対広島戦 喜びの「ヘッヘッヘッ」

2020年7月16日 対広島戦 喜びの「ヘッヘッヘッ」

7月14日~16日の3連戦で9年ぶりのマツダスタジアム3タテを達成した際のコメント。
【巨人】原監督、マツダで9年ぶり3連戦3連勝に 手を2度たたいて「神様に感謝だね」

巨人がマツダスタジアムで同一カード3連戦3連勝は、2011年以来9年ぶり。原監督は試合後「3タテって久しぶりじゃない?2011年以来?(手をパンパンと2回たたいて)今のだね。神様に感謝だね。ヘッヘッヘッ。主導権を握られなかったっていうかね。先制中押しという形で得点できたのが良かった。チーム力でこの3連戦乗り切った。これはもう変わらないと思いますよ」と話した。

2021年5月13日 対DeNA戦 雨天中止で「へっへっへっへ」

2021年5月13日 対DeNA戦 雨天中止で「へっへっへっへ」

当時2位につけ、首位の阪神を追走する中で雨天中止が決まった際のコメント。坂本勇人菅野智之と投打の主軸2人が負傷離脱した状況下で予期せぬ試合延期を喜ぶ。

原監督「勇人も智之も喜んでいるかもしれない」中止もプラス思考/一問一答

-中止に関しての受け止めは

もう全てプラスですよ。全てプラスに受け止めてね、いい時間に使うということですね。休養も含めてね。勇人も智之も喜んでいるかもしれないよ。野戦病院に入っている連中が、へっへっへっへ

2021年10月13日 対阪神戦 低迷で乱心「えっへっへっ」

2021年10月13日 対阪神戦 低迷で乱心「えっへっへっ」

9月1日に貯金15で単独首位に立つも以降は失速し、貯金1、7連敗継続中で迎えた本試合。
2-2の9回裏、二死2,3塁と一打サヨナラのチャンスを作るも得点ならず引き分けに終わった際のコメント。

巨人10連敗 原監督が意味不明な発言を連発 番記者の間で流れる「情緒不安定説」(デイリー新潮)

(前略)
7連敗中で迎えた13日の阪神戦。2-2で引き分けた後
27年ぶりの8試合連続2点以下を更新したことを指摘され、原監督はおちゃらけてこう言った。
「まぁ~、でしょうね。ボク、初めてだもん」
その後、「えっへっへっ」と笑い出したのだ。
「いよいよ追い詰められて、おかしくなっちゃったのかと騒然としました。
各紙、オブラートに包んで笑ったくだりなどは省いて書いていますが
実際のところ、かなり異様な様子でした。今までこんな様子を見せたことがなかったのに……」(同前*2
(後略)


関連項目


*1 試合途中で何の前触れもなく小林誠司岸田行倫と交代させ、最後はその岸田のパスボールが決勝点となり敗戦したり、救援陣が悲惨なのに早めに先発を下ろして更に炎上して敗戦、などが代表例。
*2 巨人担当の番記者談とされている。