0で割ったらゼロ

Last-modified: 2022-04-29 (金) 13:04:15

糸井嘉男の発言に対する日刊スポーツ記者のツッコミ

概要

2020年1月9日、糸井は吉田正尚、西川遥輝、藤井淳志らと共に沖縄で合同自主トレを行っていたが、記者の取材で今年の抱負を聞かれ「吉田+西川割る0でいきます!」と意味不明な発言を残してしまう*1
これだけなら数ある糸井の宇宙人エピソードが1つ追加されるだけで終わったのだが、記者が「どれだけ良いものを足しても0で割ったらゼロ」という誤ったツッコミを入れたことでなんJは大盛り上がり。
まともなやつがゼロ」「記者の知能がゼロだろ」とむしろ記者の方が嘲笑され、ゼロ除算の定義が再確認される事態に至ったため、現在は修正されている(下記参照)。


なお、ゼロ除算の定義不能性については義務教育の範疇で教わる内容であることを示しておく*2

元記事

阪神糸井節「吉田+西川割る0でいきます」(リンク先の記事は修正済)
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202001090000881.html

修正前

順調な調整は糸井節にも表れた。合同自主トレにはオリックス吉田正ら例年のメンバーに加え、今回から日本ハム西川らも参加。「学ぶことしかない。プロ中のプロの技術を持っている部分もある」と刺激をもらっている。「(今年は)『吉田プラス西川割る0』でいきます!」だがどれだけ良いもの足しても0で割ったらゼロ。周囲から総ツッコミを受けると「0になるの?割ったらアカン、やめとこ。じゃあ『吉田プラス西川』でいきます!」と修正。「高いレベルを目指していかないと、成績も出ないと思う」。吉田正のパワープラス、西川の走力や守備力。後輩から惜しみなく取り込み、ハイブリッドな選手を目指す。

修正後

順調な調整は糸井節にも表れた。合同自主トレにはオリックス吉田正ら例年のメンバーに加え、今回から日本ハム西川らも参加。「学ぶことしかない。プロ中のプロの技術を持っている部分もある」と刺激をもらっている。「(今年は)『吉田プラス西川割る0』でいきます!」と独特の表現で糸井ワールド全開。「高いレベルを目指していかないと、成績も出ないと思う」。吉田正のパワープラス、西川の走力や守備力。後輩から惜しみなく取り込み、ハイブリッドな選手を目指す。

関連項目


*1 元記事にもある通り、「吉田と西川を足して2で割ったもの以上の選手を目指す」という意味合いで発言したと考えられる。
*2 α÷β=Ωとすると同時にβ×Ω=αが成立するが、β=0、α=0以外の整数、と仮定すると、0に何をかけても0であることから乗算式のα=0となってしまい、数式が成立しなくなる(不能)。ならばとα=0かつβ=0と仮定すれば、乗算式は0×Ω=0で成立することになるが、どんな数字を入れても乗算式が成立してしまうため、除算式(0÷0=Ω)もどんな数でも成立することになってしまい、0÷0の答えを決定できなくなる(不定)。どちらであっても論理体系と矛盾なく計算結果を表すことはできないため、現代数学においてゼロ除算は「値を定義し得ないため計算不可能」とされている。