9連敗コール

Last-modified: 2024-04-29 (月) 23:34:30

2011年に福岡ソフトバンクホークス応援団の、広島東洋カープファンに対するコールのこと。ここでは、2019年に読売ジャイアンツファンが横浜DeNAベイスターズファンに対して行った「10連敗コール」についても述べる。

概要

2011年6月5日の交流戦・広島対ソフトバンク戦(マツダスタジアム)は、広島が敗れ9連敗を喫してしまう。
すると、連敗の継続から意気消沈で帰宅しようとするカープファンに対し、ビジター席のホークスファンから「9連敗!9連敗!」コールが起こった。
それはネット上ではなく球場の相手ファンへの、しかも長期連敗を積極的に煽っていくスタイルだった事から、普段は「ベリーグ」「横浜銀行」など借金まみれのチームを散々ネタにしているなんJ民やTwitterをメインとする野球民もドン引き。当時遊撃手のレギュラーだった川崎宗則やホークスの公式ツイッターアカウントが謝罪、ホークス応援団に注意を促すなど話題となった。

苦言その1

この事態を受け、川崎宗則*1がTwitter上でカープファンに対して謝罪コメントを残した。

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苦言その2

ホークス公式Twitterも、以下のようなコメントを残している。

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その後のホークスとカープ

翌2012年6月8日はホークスが8連敗した状況で同じく交流戦の同カードが行われ、カープの「9連敗返し」が期待されたものの投手戦の末に雨天コールドで引き分け。翌日はホークスが勝利して9連敗を免れた
なお2012年終了時点でカープはホークスに引き分けを挟み交流戦7連敗。翌年の交流戦で広島が連敗すれば「対ソフトバンク9連敗」の可能性もあったが、5月14日の対戦でカープが勝利し9連敗を回避する。

しかしカープは「ヤフオクドームでの連敗」が止まっておらず、2014年の交流戦終了時点で連敗は「8」に伸びていた。そして翌年6月12日に同球場で対戦が決定、カープが勝利したためまたしても9連敗を回避したのだった*2

10連敗コール

2019年4月28日の巨人-DeNA戦(東京ドーム)は巨人が7-2で勝利。その結果、DeNA中畑政権最終年の2015年以来の10連敗を喫してしまう。
すると、試合後の水道橋駅*3にて、巨人ファンがDeNAファンを「10連敗!10連敗!!」と煽り*4、それに過激派DeNAファンが反応、場外乱闘となる事案が発生。警察沙汰となった上、OBの高木豊がYouTube上で苦言を呈すなど波紋が広がった。

関連項目


*1 当日の試合で1番ショートでスタメン、決勝点のホームを踏んでいる。
*2 ちなみに日本シリーズではセリーグのチームが2011年の中日からヤフオクドームで12連敗を喫している模様。
*3 東京ドームの最寄り駅の一つ。
*4 動機として、前日の試合で坂本勇人が死球を受けていたこととの関連を指摘する声がある。