エキサイティングなGWになる

Last-modified: 2023-08-02 (水) 16:43:50

2019年4月25日に行われた横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース(横浜)の試合後、DeNA監督(当時)・アレックス・ラミレスが行った宣言。

【目次】


概要

7連敗中と波に乗れない中で臨んだこの日の阪神戦は8回まで3-2とリードしていたが、9回表に登板したクローザー・山崎康晃が阪神・近本光司から痛恨の逆転3ランを被弾。3-5で敗戦し、チームの連敗も8に伸びた。
それでも試合後のインタビューで、ラミレスはタイトル通り「エキサイティングなGWになる」と宣言。一部では過去の再現を期待するファンもいたのだが……


記事

【DeNA】守護神山崎がまさかの逆転被弾 8連敗で最下位転落もラミレス監督は「エキサイティングなGWになる」と巻き返しを予告
https://hochi.news/articles/20190425-OHT1T50248.html?page=1


 平成の最後に待っていた長いトンネル。ラミレス監督は「これも野球の一部。ベストを尽くした打たれたのだから仕方がない」と守護神をかばった。27日からは10連戦。「ポジティブに考えれば、昨日、今日と試合内容はよくなっている。連敗はすぐに止まる。エキサイティングな10連戦、エキサイティングなGWになるよ」と、平成最後&令和最初の白星ラッシュを予告した。


GW10連戦の結果

日程10連戦の勝敗数
4月5月
27日28日29日30日1日2日3日4日5日6日
対戦相手巨人ヤクルト阪神巨人370
対戦結果
各試合の詳細

各試合の詳細

…と、GWの10連戦の結果は3勝7敗と散々であり、自チームではなく相手チームのファンにエキサイティングなGWを提供してしまった。
試合後の会見では「これも野球の一つ」を繰り返すだけであり、謎采配なども変わらずチームも低迷状態のままだったためにファンからのヘイトをさらに溜めてしまった。


その後

ヤクルトが調子を大きく落とし中日も勝ち星に恵まれない展開が続いたことで、DeNAは4位に浮上。交流戦では順位こそ変わらなかったが10勝7敗1分と健闘し、巨人とDeNA以外のセ球団が負け越したことで首位と5.5ゲーム差まで詰める。代打采配の的中など随所で名采配もあり、間違いなくエキサイティングな交流戦になったとも言われた。
それ以降は広島阪神の低迷などもあり、阪神と同率2位で前半戦を折り返した。

後半戦では伊藤光宮崎敏郎スペンサー・パットンら主力選手の負傷離脱が相次ぎチームの調子が低下するが、外野手である筒香を5年ぶりに三塁手で起用したり、ルーキーの伊藤裕季也(現楽天)が頭角を表すなどで首位の巨人に0.5ゲーム差まで詰め寄った。
ところが9月に入りこれまで安定していた投手陣が軒並み調子を崩し、先発ローテの東や濱口遥大が離脱。9月21日の対巨人戦で目の前でリーグ優勝を決められてしまった。しかし主力の離脱が相次ぐ中でなんとか踏みとどまった結果*1、最終的にはチーム22年ぶり、DeNAとしては最高のセリーグ2位でレギュラーシーズンを終えた。なおCS


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*1 4位広島までたったの1ゲーム差、5位中日まででも3.5ゲーム差。