技術/主砲/成形炸薬弾

Last-modified: 2018-05-23 (水) 22:45:45

成形炸薬弾(HEAT)
- エキストラボーナス
- 装備詳細
史実
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成形炸薬弾(HEAT)

読みは、せいけいさくやくだん。High Explosive Anti Tankの略。
対戦車榴弾とも。
徹甲と火力のバランスに優れた炸薬弾。
標準特性の融解温度は燃焼ダメージを激増させる。
- 一度火を付けてしまえば重戦車だろうとおかまいなしに焼き尽くせる。
- HEATが撃てるだけで他の欠点に目を瞑れるレベルとさえ言われるくらい強い。複合装甲なんて無かったんや！
- ただし燃焼確率は徹甲と敵の装甲に関係するため、徹甲不足だといまいち燃えないので注意。
しかしこれも中盤までの話であり、終盤特に泥道街では、減少する徹甲を補える突撃効果が付いた徹甲弾系列が大きなライバルとなる。
技術ランク１につき、火力に8.5％、徹甲に7.5％のボーナスが入る。
ボーナスは、★2は初期・二期の積算、★3は初期・二期・三期の積算となる。
ランクアップに必要な素材等は、主砲を参照。

エキストラボーナス

ランク	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16
Ex火力	8%	17%	25%	34%	42%	51%	59%	68%	76%	85%	93%	102%	110%	119%	127%	136%
Ex徹甲	7%	15%	22%	30%	37%	45%	52%	60%	67%	75%	82%	90%	97%	105%	112%	120%

装備詳細

初期			スペック
ランク	名称	口径	火力	徹甲	TAR	隠蔽	効果
1	榴弾付成形炸薬弾	小口径	235	55			融解温度	重爆
		中口径	260	50
		大口径	290	45
2	低抵抗射程延長成形炸薬弾	中口径	175	85		50		射程延長
2	低抵抗射程延長成形炸薬弾	大口径	205	80		50		射程延長
3	回転安定成形炸薬弾	小口径	265	120	20			運動エネルギー安定化
3	回転安定成形炸薬弾	中口径	305	115	20			運動エネルギー安定化
4	曳光成形炸薬弾	小口径	270	125				指向
		中口径	315	115
		大口径	360	110
5	自己鍛造徹成形炸薬弾	中口径	345	180				桿状弾丸
5	自己鍛造徹成形炸薬弾	大口径	395	175				桿状弾丸
6	錐型ライナー成形炸薬弾	小口径	175	245				錐型ライナー
		中口径	230	235
		大口径	285	225

二期			スペック
ランク	名称	口径	火力	徹甲	TAR	隠蔽	効果
1	錐型ライナー成形炸薬弾	小口径	540	235	65		融解温度	指向
		中口径	630	225	65
		大口径	725	210	65
2	ベースブリード射程延長成形炸薬弾	中口径	770	240		70		射程延長
2	ベースブリード射程延長成形炸薬弾	大口径	870	225		70		射程延長
3	翼安定榴弾成形炸薬弾	小口径	950	190	75			重爆
		中口径	1060	170	75
		大口径	1175	155	75
4	自己鍛造末端感応性発射体	中口径	735	370	145			桿状弾丸
4	自己鍛造末端感応性発射体	大口径	845	355	145			桿状弾丸
5	タンデム弾頭成形炸薬弾	小口径	845	355				ジャミング・分散弾頭
5	タンデム弾頭成形炸薬弾	中口径	965	340				ジャミング・分散弾頭
6	翼安定錐型成形炸薬弾	小口径	375	490	90			錐型ライナー
		中口径	485	475	90
		大口径	600	455	90

三期			スペック
ランク	名称	口径	火力	徹甲	TAR	隠蔽	効果
1	シリンダー翼安定曳光成形炸薬弾	小口径	930	440	110		融解温度	指向
		中口径	1085	420	110
		大口径	1245	395	110
2	ロケットアシスト射程延長成形炸薬弾	中口径	1605	390		95		射程延長
2	ロケットアシスト射程延長成形炸薬弾	大口径	1780	365		95		射程延長
3	シリンダー翼安定榴弾成形炸薬弾	小口径	1775	300	120			重爆
		中口径	1955	275	120
		大口径	2145	245	120
4	シリンダー翼安定タンデム弾頭成形炸薬弾	小口径	1265	525	50			ジャミング・分散弾頭
	シリンダー翼安定タンデム弾頭成形炸薬弾	中口径	1445	500	50			ジャミング・分散弾頭
	双錐高エネルギー成形炸薬型ミサイル	大口径	1630	475	50			精密攻撃
5	安定走査末端感応性発射体	中口径	1210	595	230			桿状弾丸
5	安定走査末端感応性発射体	大口径	1395	570	230			桿状弾丸
6	シリンダー翼安定錐型成形炸薬弾	小口径	575	740	130			錐型ライナー
		中口径	745	715	130
		大口径	920	690	130

2-1はおそらく「翼安定曳光成形炸薬弾」だと思われる。翻訳の際のミス。

史実

成形炸薬弾(HEAT)とは、成形炸薬を用いた榴弾のことである。
モンロー/ノイマン効果により一定の厚さ以下の装甲の素材強度を無視できる。
- 成形炸薬弾は、円柱状の炸薬の片側を漏斗状にへこませ、そこに同様な形状の金属板(ライナー)を装着している。
- へこませた側と反対側から起爆させることで発生した爆轟波によりライナーは動的超高圧になり崩壊する。
- 金属のような固体でもユゴニオ弾性限界を超える圧力に曝される場合、液体に近似した挙動を示す。
- この結果、爆轟波の進行に伴い漏斗中心に発生したスタグネーションポイント（圧力凝集点）によって
  底部から先端まで絞りだされるように液体金属の超高速噴流（メタルジェット）が起こる。
- これがモンロー/ノイマン効果であるbyWiki。
…と、長ったらしく書いたが、要は「金属に滅茶苦茶な圧力をかければ液体みたいになるから、
その液体金属で相手の装甲も同じようにして穴あけたら効率的に破壊できんじゃね？」ということである。
- 単に今まで徹甲弾のしていた働きをメタルジェット~~とかいう中二病患者が名付けた液体金属~~に置き換えただけの話。
- 非常に貫通力が高く乗員への加害能力も破片効果のみの徹甲弾に比べれば高いが、
  肝心のメタルジェットの有効範囲が数十cmのため''柵や鎖のカーテン、果てはただの空間である空間装甲(複合装甲)によって著しく威力をそがれてしまう。
- ''特に複合装甲のセラミックはユゴニオ弾性限界が非常に高く、メタルジェットではこれを超えることができないため現在ではかなり可哀想なことに…。
- それでも簡易な発射装置で使えるため歩兵にとって重要な対戦車兵器であることに変わりはない。