技術/主砲/装弾筒付弾

Last-modified: 2018-05-23 (水) 23:05:51

装弾筒付弾(APDS)

  • 読みは、そうだんとうつきだん。Armor Piercing Discarding Sabotの略。
  • 装弾筒付徹甲弾のこと。

  • 射程と徹甲を重視した安定力重視の弾頭。
  • 運動エネルギー弾の中では射程が長く、距離2000が安定して交戦距離に入るのが最大の魅力。
  • 標準特性の装弾筒付は装甲を一部無視する効果。
    • 徹甲を強化する効果がつく弾頭も多く、高隠蔽のユニットが砲撃段階でダメージを蓄積させる戦術に向いている。
  • 偵察フェーズで上を行くことを意識しているなら、運動エネルギー弾ではベターな選択。

  • 技術ランク1につき、火力に5.5%、徹甲に10%のボーナスが入る。
    • ボーナスは、★2は初期・二期の積算、★3は初期・二期・三期の積算となる。
    • ランクアップに必要な素材等は、主砲を参照。

エキストラボーナス

ランク12345678910111213141516
Ex火力5%11%16%22%27%33%38%44%49%55%60%66%71%77%82%88%
Ex徹甲10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%110%120%130%140%150%160%

装備詳細

初期スペック
ランク名称口径火力徹甲TAR回避効果
1高速回転装弾筒付徹甲弾小口径1208010装弾筒付運動エネルギー安定化
2装弾筒付翼安定徹甲弾小口径11510015--
中口径14010015
大口径1709015
3超重量芯装弾筒付徹甲弾大口径31585重弾芯
4靱性芯装弾筒付徹甲弾小口径200125強靱化
中口径240120
大口径280110
5軽量弾殻装弾筒付徹甲弾中口径20016025遊撃
大口径24515025
6剛性硬芯装弾筒付徹甲弾小口径80230硬脆化
中口径125225
大口径170215
二期スペック
ランク名称口径火力徹甲TAR回避効果
1翼安定高速回転装弾筒付徹甲弾小口径42524540装弾筒付運動エネルギー安定化
2翼安定装弾筒付弾小口径35028055棒式被帽
中口径43526555
大口径52025555
3超重量芯翼装弾筒付弾大口径84521035重弾芯
4靱性翼装弾筒付弾小口径48529035強靱化
中口径58527035
大口径69025535
5軽量弾殻翼安定装弾筒付弾中口径45534050遊撃
大口径56032050
6剛性翼装弾筒付弾小口径17546540硬脆化
中口径26545040
大口径36043540
三期スペック
ランク名称口径火力徹甲TAR回避効果
1超重量翼翼安定弾大口径127531050装弾筒付・
棒式被帽
重弾芯
2靱性翼翼安定弾小口径71541555強靱化
中口径86539555
大口径102037055
3安定棒型リロード弾小口径935490リロード
4剛性翼翼安定弾小口径25565560硬脆化
中口径37563560
大口径51061560
5軽量弾殻翼安定弾中口径71052080遊撃
大口径87049580
6超長式翼安定装弾筒付弾小口径195755105超安定式・棒式被帽
中口径320730105
大口径460710105

史実

  • 装弾筒付(徹甲)弾は徹甲弾の種類の一つ。
    • 徹甲弾としての性能をより高めるために開発され、装弾筒付徹甲弾(APDS)装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)が開発された。
    • 特にAPFSDSは貫通力を求めたため弾体が細長く非常に高い貫通力を誇る。
  • 大きな特徴としては「装弾筒付」とあるように、細い弾体をサボットと呼ばれる筒が覆っていることである。
    • どんな物体でも速く飛ばすには空気抵抗の少ない槍のような形状が適している。
    • しかし砲弾の場合は火薬の爆発力で押し出されるため、小さな口径では火薬の量が制限されてしまい速度が出せない。
    • 口径だけを大きくしても伝わる圧力は少ないままなのでこれまた効率が悪い。
  • そこで出された一つの答えが「撃ち出す時だけ面積を多くとり、相手に当たる時には細くなっている」弾の開発だった。
    • 装弾筒付弾のサボットは火薬の爆発力を余すことなく受け止め、射出されたら少量の火薬の爆発によって素早く弾体から切り離される。
    • こうして弾体は細くとも多量のエネルギーを維持し目標に向かう。
  • 装弾筒付徹甲弾(APDS)の装甲破壊原理は従来の徹甲弾と何ら変わらない「質量と速度を兼ね備えた物体を敵の装甲に当てれば破壊できる」というものに基づいている。
    • そのため貫通力は高いものの口径が小さいために跳弾しやすいという欠点がある。

  • これに対し装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)の装甲破壊原理はより複雑なものであり、ほとんど跳弾を起こさない。
    • APFSDSが1,500m/sec前後で着弾すると装甲と侵徹体は狭い領域で高圧に圧縮されるために、それぞれが流体としてふるまい(塑性流動)、相互侵食を起こして機械的強度を無視し、装甲を貫徹する。
    • 侵徹体の先端はマッシュルーム状に広がりながら装甲にめり込み侵入する。byWiki
  • 要は「金属に滅茶苦茶な圧力をかけると液体みたいになるから、細い弾を高速で当てれば同じ事が起きんじゃね?ついでにそのまま弾が装甲貫通するんじゃね?(意訳)」ということである。
  • もう一つの特徴として、孔口付近に出た液状金属に安定翼が衝突するために、被弾した装甲表面には穴の周囲に十字などのAPFSDS特有のマークが残ることが挙げられる。
    • 因みにこのAPFSDSを対戦車ミサイルとして使用する予定もあった。1,500m/secの対戦車ミサイルとかどうよ。
    • なお「ただの徹甲弾のくせに高すぎ」となって捨てられた模様。アメリカ軍である。

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