ギルガメシュ【1】
「ほほう、面白い。俺と戦おうというのか」 ギルガメシュは、突如目の前に現れた巨躯の戦士に目を向けた。その力はギルガメシュすら凌駕するだろう。 |
ギルガメシュ【2】
「……まさか俺と互角とはな。気に入ったぞ」 長い戦いの末、二人はようやく拳を下ろした。ギルガメシュの心には、この戦士・エンキドゥに対する敬意が産まれていた。 |
ギルガメシュ【3】
「怪物など怖くはない。怖いのは、宝を諦めてしまう自分自身だ」 そう公言し、ギルガメシュはエンキドゥと共に、まだ見ぬ神の植物を探す旅に出る。 |
ギルガメシュ【4】
「怪物風情が、舐めた真似を!」 ギルガメシュの繰り出した剣先が、怪物の腹をとらえる。耳をつんざく鳴き声と共に、怪物は地に伏した。 |