ロンゴミアント【1】
「余興としてもお見苦しいとは思いますが、王の命により舞わせていただきます」 いささか恥ずかしそうにロンゴミアントは舞い始めた。その言葉は社交辞令ではなく本心だ。最近、王は宴席になるといつも、一介の槍術士であるはずの彼女に舞いを命じる。 |
ロンゴミアント【2】
「本来は王と民を守るためだけの、武骨な槍さばきですので」 恥ずかしそうに言いつつ、槍を手にロンゴミアントは舞い踊る。言葉とは裏腹に、その舞は無駄がなく、しなやかで鋭い。その姿は、戦場における彼女の槍そのものだった。 |
ロンゴミアント【3】
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ロンゴミアント【4】
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