ジークフリート【1】
「邪龍を倒すには、この剣を鍛え直す必要がある」 ジークフリートは、折れているバルムンクを再び手に取り、より鋭い剣へと鍛え上げた。 |
ジークフリート【2】
「この剣さえあれば、邪龍の鱗を貫き通すことができるだろう」 ジークフリートはバルムンクを携え、邪龍が住む大河へと向かった。 |
ジークフリート【3】
「覚悟せよ、邪龍!」 バルムンクの鋭い切っ先が、何者をも跳ね返す鱗を貫き、邪龍の心臓まで届いた。邪龍は毒の瘴気をまき散らしながら、地響きを立てて倒れた。 |
ジークフリート【4】
「これは……人々から奪ったものか」 龍の住み処には、大量の財宝が隠されていた。ジークフリートの名声は、この邪龍討伐によって著しく上がった。 |