ニコラ【1】
「我が祖国を守るためであれば、私は全身全霊を捧げる覚悟はできている」 ニコラ・ショーヴァンと呼ばれる優男は、誰の策謀かもわからぬ争いの中で剣を手に戦っていた。 |
ニコラ【2】
「なぜ、自分の愛した国を汚すことができる? 皆、何を求めて戦っているのだ?」 昼も夜も休まることなく続く争いに嫌気がさしていた。しかし、隙を見せるわけにはいかない。 |
ニコラ【3】
「何のために命を粗末にすることができる!? 目的なき戦いに栄光はないぞ!」 ニコラは無差別に剣を振るう愚か者と対峙し、徐々に殺戮への罪の意識が薄れていくのを実感していた……。 |
ニコラ【4】
「すっかり怖じ気づいたか? 臆病な反逆者たちの絆など乱れて当然だ!」 涙を流し怯む相手を目の前にし、容赦なく斬りかかる。もうニコラにとってモラルなど関係ない。殺戮が彼を魅了する! |