プリトウェン【1】
「私の盾はあらゆる邪悪を拒みます」 攻撃は最大の防御という言葉がある。しかし、プリトウェンはその言葉とまったく逆の格言を持っていた。すなわち、防御こそが最大の攻撃だということだ。 |
プリトウェン【2】
「守り続けることが大事なの。そうすれば敵は疲弊する。辛抱強く、徹底的に防御に徹する。これは敵にとって十分な脅威よ」 彼女の鉄壁の防御を切り崩すことは難しい。その完璧な守りを前にした敵は、まずは心を折られてしまうという。プリトウェンの防御は敵の精神への攻撃なのだ。 |
プリトウェン【3】
「諦めるまで待つ。それが防御において最上の策よ」 神の力を宿したプリトウェンの盾は、あらゆる邪悪を拒む。敵が魔力を使う限り、その盾を破るどころか、触れることすらできないだろう。やがて疲弊した敵は、大人しく彼女に敗北を認めるのだ。 |
プリトウェン【4】
「防御に徹している人間が攻撃をしてこないなんて、誰が決めたの?」 敵がプリトウェンへの攻撃をあきらめたとき、彼女にとって唯一の攻撃のチャンスが訪れる。聖なる力をまとった盾は槍となり、敵の体を裂く。防御から攻撃への転換で敵に隙をつくる。これがプリトウェンのいう、防御こそ最大の攻撃なのである。 |