呪術師 ブレンダ【1】
「……さあ、行っておいで」 女性の声に合わせて鬼火が現れ、ゆらゆらと揺れる。一瞬炎が大きくなったかと思うと、次の瞬間には炎は消えていた。 |
呪術師 ブレンダ【2】
「呪いたいほど憎い相手、なんて怖いわねえ」 妖艶な笑みを唇に浮かべて、ブレンダは依頼者の目を見つめた。その目は、些細な心の動きも決して逃さない。 |
呪術師 ブレンダ【3】
「さて、と。今度は少し大物ね」 呪術師・ブレンダ。対象と離れていながら、標的を殺す力を持つ彼女は、報酬次第でどんな者の依頼でも受ける。 |
呪術師 ブレンダ【4】
「どこを見てるの? 死にたいなら止めないけど」 ブレンダの体は誰もが振り返る淫靡さだ。呪い殺されても相手をしたいと考えるのも無理はない。 |