紅魔術師 クォリア【1】
「…あったわ。これが封印されている魔導書の在処ね」 クォリアは古い地図を片手に、飛び上がって喜んだ。彼女は常に新しい魔術を追い求めている。 |
紅魔術師 クォリア【2】
「あら、そこは…危ないって言ったじゃないの」 斬りかかろうとした亜人が、黒い影に取り込まれる。クォリアが、身を守るため常に用意している罠のひとつだ。 |
紅魔術師 クォリア【3】
「いいわ。剣と弓でどこまで戦えるのか、相手をしてあげる」 完全武装の敵軍に対峙するクォリア。その周囲には、微かに火花が散っているように見える。 |
紅魔術師 クォリア【4】
「燃え尽きなさい、灰すらも残らないくらいに!」 クォリアの放った巨大な火の玉は、周囲のあらゆる生物を焼き尽くし、自らのまとうローブすらも焦がした。 |