【剣皇姫】ガラハド・レヴィ【1】
「魔獣ですか。詳しくお話を聞かせてください。」 ガラハドと妹のエリファスは強者捜しの旅を続けていた。ある日、立ち寄った町は数年前から魔獣に苦しめられているのだという。己の限界を超えるためガラハドは魔獣討伐に向かうのであった。 |
【剣皇姫】ガラハド・レヴィ【2】
「確かに魔獣の強さはわからないわ。だからこそ私は挑戦するのよ。」 強者探しの最中に魔獣を討伐することを決めてしまった姉に妹のエリファスは先を急ぐことを進言してきたが、ガラハドの瞳には魔獣しか見えていないようだ。 |
【剣皇姫】ガラハド・レヴィ【3】
「エリファス、あなたは自分の身を守ることに専念してね。」 ガラハドは妹のエリファスへそう指示をする。エリファスの使う魔法で対象を一瞬で灰にされては楽しめない。ガラハドは魔獣との命の奪い合いを楽しむためにエリファスを抑えるのであった。 |
【剣皇姫】ガラハド・レヴィ【4】
「お礼!?……それはこの町のために役立ててください。」 魔獣討伐は成功し、町に戻ると人々に囲まれ賞賛の声に包まれた。魔獣討伐の礼として町中で集めた金貨を町長が渡そうとしたが、ガラハドは受け取らず去っていった。町を救った英雄として語り継がれるだろう。 |