【歌劇】ハマル【1】
「歌は人の心を動かします」 吟遊詩人ハマル。彼女は大陸の各地を渡り歩き、各地で起こった事件を歌う。辛く悲しい出来事が多い大陸の歴史を、彼女は切ない旋律で歌い継ぐ。 |
【歌劇】ハマル【2】
「悲しみの過去なんて、誰も思い出したくはない。だけど、伝えなくちゃいけないものがあるわ」 ハマルの歌は忌まわしい記憶や、悲惨な過去を思い出させる。だが、そんな歴史を繰り返さないために、ハマルは歌い続ける。 |
【歌劇】ハマル【3】
「私が歌ってきたどの歌よりも悲惨な戦いが、この大陸に近づいています」 吟遊詩人として大陸全土を放浪するハマルは気付いていた。これまでにないほど大きな戦乱が起ころうとしていることに。 |
【歌劇】ハマル【4】
「私ができることは歌うことくらいです。しかし、それだけできれば、未来を変えることもできます」 力をもって力を制する者がいる。知恵をもって戦いを御す者がいる。ハマルは信じていた。歌をもって、世界の未来を救えると。 |