パーンダヴァ【1】
「強い者はしなやか。流れに逆らわず、力を受け流す」 踊る剣士とよばれるパーンダヴァ。彼女の剣技は華麗だ。その流れる動きの中には、殺意や野蛮さはなく、洗練された美しさがあるだけだ。 |
パーンダヴァ【2】
「剣に殺意を込めるから殺せない。剣に力を込めるから斬れない」 パーンダヴァは自然のすべてを味方にする。風の流れ、地面の傾き、芝生の葉の向き。そんな小さなすべての要素に逆らうことなく、流れるように戦うのだ。 |
パーンダヴァ【3】
「無駄がないことこそが最高の美。だから、私の剣は何よりも美しい」 パーンダヴァと対峙した相手は、時としてそのあまりにも美しい剣技に見惚れてしまう。舞うように戦う彼女の剣技には、独特の魅力があるのだ。 |
パーンダヴァ【4】
「きっとあなたは斬られたことにすら気づかない」 あらゆる力に逆らわず、無駄なく動き、静かに斬る。彼女に斬られた者は、痛みを感じないのだという。まるで風が吹き抜けたように、静かに、柔らかに、彼女の剣は人の四肢を斬り裂くのだ。 |