ペイサンドロス【1】
「私たちは弱い。病気にも老いにも勝てない。殴られても、斬られても死んでしまう。だから、武装するの」 ペイサンドロスは生まれつき病弱だった。そんな彼女が強くなるために選んだ手段は、多くの知識を身につけるというものだった。 |
ペイサンドロス【2】
「知恵は最強の武器になり、知識は鉄壁の防具となる。魔術の深遠なる世界をうかがい知ることができれば、きっと私だって強くなれる」 ペイサンドロスは来る日も来る日も魔術書を読んだ。そこに書かれているすべての知識を身に着けるために。 |
ペイサンドロス【3】
「強大な魔術が仕えることは、悪いことじゃない。だけど、強力な魔術を使うことだけが、強さの秘密じゃないの」 知識と知恵は、正しい判断力を養っていく。的確な状況で、適切な魔術を使用する。その判断力こそが彼女の最強の武器なのだ。 |
ペイサンドロス
「私は弱い。弱いことを知っている。だから、強い!」 ペイサンドロスは戦い方を知っている。それは、敵を知っているということ。自分自身を知っているということ。だから、彼女は常に適切な行動を選択し続ける。そこに彼女の強さの秘密がある。 |