ビリー・ザ・キッド【1】
「俺は殺したいだけだ。金に興味はねえ」 早撃ちの殺し屋として名を馳せるビリー。天性のシリアルキラーは殺しそのものに愉悦を感じている。 |
ビリー・ザ・キッド【2】
「もっと笑えよ。その方が死に様が綺麗だぜ」 人懐こい顔で銃口を向け、背筋の凍る言葉を紡ぎだす。ビリーの顔を見て生きて帰った者は数少ない。 |
ビリー・ザ・キッド【3】
「神だろうが悪魔だろうが、止められるもんなら止めてみな」 愛銃のシリンダーを回し、ビリーはうそぶく。一瞬の刹那に全ての弾丸を吐き出す速さが彼の自信の源だ。 |
ビリー・ザ・キッド【4】
「敵を殺しつくしたら?その時考えるよ」 酒場の死体の山を背に、ビリーは酒を呷った。次の標的こそ自分を楽しませてくれると願うかのように。 |