風沙の騎士 ヘイズ【1】
「ふははは、俺の庭へようこそ!豚ども!」 その青年・ヘイズは軽口を叩き、敵を前にして余裕の表情を見せる。砂塵吹き荒れる荒野の戦いにおいて彼に右に出る騎士はいない。 |
風沙の騎士 ヘイズ【2】
「銃でも魔法でも何でも来いよ。俺を倒せるとは思えんがな」 ふてぶてしさは確固たる自信の裏付け。幻惑の術を用いるヘイズは剣を構えることもなく砂塵の中で10体以上に増えた。 |
風沙の騎士 ヘイズ【3】
「この砂と風が、俺を隠して貴様をなぶる。気づいた時にはオサラバよ」 |
風沙の騎士 ヘイズ【4】
「素浪人からの成り上がりってのも悪くないもんだな」 傭兵として数々の戦功を挙げたヘイズは、護衛騎士の一員として推挙された。彼の通り名が風沙の勇者となるのは、遠い未来の話ではない。 |