鬼一法眼【1】
「私は剣術で、この義の国を守る! 命にかえても」 遥か彼方の小さな国に、気持ちを新たにする剣術の達人がいた。鬼の首を狩るかのような険しい形相で、両の手に刀を構え、いざ出陣! |
鬼一法眼【2】
「この刀さえあれば、決して屈することはないはずだ」 剣術の達人である彼が人生をともにしてきた二本の剣が輝きを見せた。それを一振りするだけで、周囲の空気は豹変し、戦いを優位にする。 |
鬼一法眼【3】
「師のためにも、己のためにも、後には引けぬのだ」 その男には戦う理由があった。自分を剣の道へと導いてくれた師匠のため、そして自らの未来のため。命をかけた戦いは、やがて決着を迎える。 |
鬼一法眼【4】
「落城はさせぬ。今こそ、私の奥義を炸裂させよう!」 背後で守るべき城が炎に包まれていた。だが、鬼一法眼は振り向くことはない。ここから起死回生の剣技を放つ。勝負は、まだこれからだ。 |