アラトラン【1】
「思い出したくもない記憶だが、こうしてここにきてみれば懐かしいものだな」 黒髪の戦天使はかつての戦友たちの剣の前でひとりごちる。静かな古戦場で聞こえるのは、この地で流れた血のことなど知らぬ鳥の鳴き声だけ。彼の言葉は空中に霧散した。 |
アラトラン【2】
「あの頃の俺はまだ若かった。敵を倒せば、それでこの戦争が終わるのだと信じていた……」 かつての大戦でアラトランの魔法が穿った穴は、数十年の歴史を経た今でも、まだ残されていた。その傍らに転がる悪魔の骨が、その威力を物語っている。 |
アラトラン【3】
「あれからもう何十年経ったのか……天使と悪魔の戦いは未だに終わる気配を見せない。今は亡き戦友たちよ……俺たちは何のために戦ったんだ?」 戦火の炎は衰えることなく、未だに天使と悪魔を焼き続けている。誰が何のために戦い始めたのか、それを覚えているものはもういない。 |
アラトラン【4】
「もはやこの戦争の大義を覚えているものはいない。それならば、せめて戦友のために俺の焔の剣をふるおう」 かつての仲間のために戦うと決めたアラトラン。しかし、復讐は復讐を呼び、終わりを知らぬ怨嗟の鎖は絶ち切れないだろう。いかに彼の炎の剣が強力だったとしても。 |
アラトラン【魂極1】
アラトラン【1】と同じ
アラトラン【魂極2】
アラトラン【2】と同じ
アラトラン【魂極3】
アラトラン【3】と同じ
アラトラン【魂極4】
アラトラン【4】と同じ