フリームスルス【1】
「俺は争いが嫌いだ。のんびり暮らしていけりゃそれでいいんだ」 フリームスルスは思慮深い巨人で、激昂することなどまずありえない。それでも、自分よりもはるかに巨大なフリームスルスを前にした人間は、その恐ろしさに竦んでしまうという。 |
フリームスルス【2】
「人間が俺に怯えてくれるのはいいことだ。そうすりゃ、無駄な戦いは避けられる」 フリームスルスは人々に恐れられ、嫌われていた。しかし、それでも彼は構わなかった。無益な争いをするくらいならば、避けられていたほうがずっといいと考えていた。 |
フリームスルス【3】
「これは焼けた木のにおい……村の方からだ」 フリームスルスはこれまでにない胸騒ぎを感じていた。平和だった村で何かが起きている。そう確信すると、彼は走り出した。これまで人との関わりを拒絶してきた巨人とは思えない行動だった。 |
フリームスルス【4】
「俺は争いは嫌いだ。だが、それが必要な時もある!」 村を襲っていたのは凶悪で名をはせる山賊たちだった。彼らは狡知神ロキにそそのかされ、村々を襲いまわっているのだ。そんな悪党たちの前にフリームスルスが立ちはだかる。驚く山賊たちを次々と斬り倒し、フリームスルスは瞬く間に山賊をすべて撃退した。 そんなフリームスルスの姿を見た村人たちは考えを改め、強く優しい巨人を大切な隣人と考えるようになったという。 |
フリームスルス【魂極1】
フリームスルス【1】と同じ
フリームスルス【魂極2】
フリームスルス【2】と同じ
フリームスルス【魂極3】
フリームスルス【3】と同じ
フリームスルス【魂極4】
フリームスルス【4】と同じ