乱破 清丸【1】
月が明るい晩は隠密など不可能、と考えるのは早計だ。 腕の立つ乱破であれば、小さな影の中に隠行することもできる。それは、影が濃い月夜の方が適しているのだ。 |
乱破 清丸【2】
一国の主であっても、前線の兵卒であっても、清丸の前では同じように無防備だ。 そして、侵入に気付くことなく冥界に送られるという点でも平等である。 |
乱破 清丸【3】
善悪という概念は、清丸の中には存在しない。 あるのは、与えられた任務の達成に有用か、そうでないかという区別だけである。 |
乱破 清丸【4】
見張りが気付く間もなく、清丸の投げた鎖鎌が額の正面から突き立てられた。 当たる刹那の小さな破裂音だけが闇の中にこだまし、残ったのは血の滴る音と風の音だけだった。 |
乱破 清丸【魂極1】
乱破 清丸【1】と同じ
乱破 清丸【魂極2】
乱破 清丸【2】と同じ
乱破 清丸【魂極3】
乱破 清丸【3】と同じ
乱破 清丸【魂極4】
乱破 清丸【4】と同じ