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人属性/SSR/【咎剣】大剣使いサキ

Last-modified: 2018-03-24 (土) 16:32:03

【咎剣】大剣使いサキ【１】

「またこの戦場ね…!一体どれほどの人間を殺せば気が済むの!?」
数々の修羅をくぐり抜け、戦場にてその名を知らぬ者のいない孤高の大剣使い-サキ。神を屠り、魔を滅し、血と脂が染み込んだ大剣は、未だ些かも欠けてはいなかった。

「もう何匹目か忘れちゃったわ。ドラゴンだか蛇だかわからないけど」
表情に少女の面影は残したまま、少し憂いを秘めた美女に成長したサキ。今や背に担いだ大剣は小枝のように軽々と振られ、倒した敵の位階も頂を極めつつある。

「魔物はまず喉笛を…神はまず腕を…!」
さして知略を持たないサキが何故咎剣の称号を得るほどの大剣士となったか。答えは彼女の観察眼にある。初撃で瞬時に敵の攻撃を無力化し、次の強撃にて真っ二つにする。魔王すら二撃で倒す恐ろしき手練といえる。

「人間は空も飛べないし命も短い。でも！人間を侮辱するのは許さない！」
サキは地獄の一角でまた一人魔神の首を獲り、人間は救われた。今日もまた、生ける伝説となった彼女は新たなラグナロクの歴史を刻む。