クルースニク【1】
「この剣と鞭の餌食になりたい奴は、かかってこい!」 左手に長剣、右手に革の鞭を手にした男が、死霊を相手に息巻いていた。その俊敏な動きには、一分の隙もなく、躍るように敵を倒していく。 |
クルースニク【2】
「なんだ、こんなものか!? 俺様に怖気づいたのか?」 剣と鞭を手にした男は、戦場を華麗に舞う。群がる死霊どもは、彼に指一本さえ触れることもできない。戦う前から、勝負はついていた。 |
クルースニク【3】
「ひょほぅ、たぎるぜ! 貴様らの攻撃など屁でもない!」 威勢のいい声が、死霊に囲まれた男の口から発せられる。彼が劣勢かというと、そんなことはない。炎をまとった剣が唸りを上げる。 |
クルースニク【4】
「今こそ、一族に課せられた宿命を払拭してくれよう!」 死霊との戦いでウォーミングアップをしたクルースニクは、代々伝わる大剣と棘の鞭を手に、燃えさかる戦場へと向かう。進撃の開始だ。 |